雑誌ベッサツ レキシ ドクホン 160000525

別冊歴史読本 第18巻第14号 = 第202号(平成5年5月)

サブタイトル
地獄の戦場飢餓戦
著者名
出版者
新人物往来社
出版年月
1993年(平成5年)5月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
257p
NDC(分類)
210
請求記号
210/B39/18-14
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

特別インタビュー日本を敗北に追いやったのは誰か
撃墜王・坂井三郎が語る

戦跡紀行、戦士よ、安らかに眠れ
ガダルカナル・ニューギニア・ビルマ・インパール

第1部 ガダルカナル、なぜ「餓島」と化したか
総論・飢餓地獄は不可避だったのか(生田惇)
検証・ガ島戦、敗惨の本質(前原透)
ガダルカナル島派遣部隊を襲った飢餓地獄
米の本格的反攻を見過ごした日本軍
敵兵二万を二千と過小評価
自動小銃乱射に潰えた夜襲
第二師団投入したが、二日で壊滅
“手ぶら部隊”の“持久戦”始まる
餓死寸前の“撤退作戦”
ガダルカナル作戦・生還兵の証言
第11設営隊が迎えた米軍上陸の朝、艦砲射撃に大仰天(増田実・岡谷捷夫)
精鋭「第二師団」が体験したはじめての飢餓戦場(渡辺三郎)
「火砲一門・1日五発」を限度のヘンダーソン飛行場攻撃(矢吹朗)

第2部 ニューギニア、死の山脈越え
検証・挫折したポートモレスビー作戦(御田重宝)
写真は語る、ニューギニア惨敗の実態
ポートモレスビーを目指した南海支隊の悲運
「米八升で二十日間」の無謀命令
凄惨な熱帯ジャングルの進撃
遺棄食糧に群がり食らう
兵の飯盒を覗いて撤退決意
飢えと疫病でフラフラ退却行
飯がなくても彼らは戦い続けた
ニューギニア作戦・生還兵の証言
一ヶ月間にもおよんだ死のフィニステル山系縦断断行(梶塚喜久雄)
三日で七千名の戦友を失ったアイタペの敵陣攻撃(賀来啓次)

第3部 彷徨の軍団、ビルマ、インパール
検証・なぜインパール作戦は行われたか(桑田悦)
写真は語る、ビルマ・インパールの惨状
インパールに進撃した三個師団の怨嗟
強行された補給なし作戦
牛を追ってアラカン越えよ
連合軍のワナにはまった
ビシェンプールとコヒマの戦い
犠牲増やした遅すぎた退却命令
インパール作戦・生還兵の証言
軍旗を奉じて前線に赴いた連隊旗手の誇りと怒り(磯部卓男)
「すまない!」と詫びながら斃れたせン有の声
(座談会)亀山工作・元井圭二・古田中勝彦

巻末3大特集・目で見る戦史
服装で見る海軍陸戦隊の軌跡(柳生悦子)
戦時切手に見る南方作戦(内藤陽介)
日本軍の「伝単」作戦(太平洋戦争研究会)

埋もれた戦史 もう一つのビルマ作戦
シッタンに散った日赤看護婦(秦邦彦)