雑誌ベッサツ レキシ ドクホン 160000523

別冊歴史読本 第18巻第25号 = 第213号(平成5年8月)

サブタイトル
戦争裁判処刑者一千 戦記シリーズ no.23
著者名
出版者
新人物往来社
出版年月
1993年(平成5年)8月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
230p
NDC(分類)
210
請求記号
210/B39/18-25
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

総論
BC級戦犯はいかに裁かれたか(重松一義)
戦犯裁判の法的正当性を問う(茶園義男)
市ヶ谷台1号館と東京裁判(富士信夫)

特集・勝者は敗者をいかに裁いたか
横浜法廷①「三人処刑」に41人死刑宣告(通事孝作)
横浜法廷②俘虜監視から戦争犯罪人へ(茶園義男)
シンガポール法廷①チャンギー刑務所の実態(編集部)
シンガポール法廷②否定できない多くの犠牲(阿部宏)
ラングーン法廷取り調べ伍長が身代わりで絞首刑(茶園義男)
マニラ法廷フィリピン軍による戦犯裁判(伊藤正康)
マカッサル法廷「員数揃え」死刑判決の疑念(栗栖弘臣)
アンボン法廷命令実行者のみ処罰された(禾晴道)
ラバウル法廷絞首刑宣告百八人の背景(森山康平)
グアム法廷報復の暴虐と不合理な裁判(平塚柾緒)
山下、本間将軍の早過ぎた処刑(村尾国士)
正義に欠けた汚名を拒絶す(大隈光彦)
「戦犯」を拒否して逃亡潜行七年(渡辺大助)
愛ゆえに逃避行三千キロ(江口義明)
朝鮮人戦犯はなぜ生まれたか(田口裕史)
修道院で“勝利”を迎えた140人(紺野滋)
最後の日を語る(井手憲兵准尉手記)

捕虜収容所は報復の檻だったのか
特別手記・三人の焼身自殺者を出したビカネール捕虜収容所(水井一)
検証敗者・日本将兵が味わった屈辱と報復の暴虐(小林峻一)
戦犯死刑囚667人の苦悩(松尾博志)

巻末特別読物
『私は貝になりたい』始末記(茶園義男)
『アンボンで何が裁かれたか』余話(遠藤雅子)
戦時郵便に見る皇民化政策(内藤陽介)

巻末特別資料 戦争裁判[A級・BC級]刑死者一覧(茶園義男)