別冊一億人の昭和史 1981年7月
空と海のレクイエム
死にゆく青春の賦-神風特別攻撃隊出撃図
生命ここに残れり
●予科練の一日-まず海軍軍人として
入隊・総員起こし・課業・体操・相撲・巡検・消灯
休暇・外出
予科練第1期生(浮田信家)
富士山登山の記
酒保に出入りした紅一点(星富美枝)
広野村での入湯上陸(遠藤紫一)
予科練日記(住川泰男)
海軍ことばの裏〓し
七つのボタン始末記(大西貞明)
●予科練の訓練-大空への道程
カッター・陸戦演習・通信・整備・艦務実習
乗艦初日の陸奥大爆発(五十嵐久四郎)
最後の予科練-飛行機なき飛行兵・甲飛第16期(津田隆)
若鷲の古巣-予科練の学舎 予科練所在地図・系統図
流星の光茫引いて(安倉昭夫)
とっちゃん予科練(今泉利光)
予科練制度十五年の変遷(高橋重男)
●飛練教程-碧空へのはばたき
操縦訓練・偵察・射撃・飛練卒業
予科練の搭乗機・母艦
バッターと雑炊(小西利雄)
●予科練の戦歴-わだつみの彼方・雲流るる果てに
予科練の初陣-日中戦争・渡洋爆撃・南昌空爆
太平洋戦争-真珠湾奇襲・マレー沖開戦・珊瑚海海戦・
ガダルカナル・ミッドウェー・マリアナ沖海戦・ラバウル・
特別攻撃隊出陣・人間爆弾“桜花”特攻
還らぬ戦友-遺族にあてた戦死報告・特攻隊員の遺書
零戦で“桜花”訓練(山田伊三郎)
秘密基地“野辺山農場”で(菊池稔)
私にとっての同期の桜(斎藤忠彦)
出撃前夜(長峯良斎)
“死出の旅”への発進役(室原知末)
●翼なき予科練-水上・水中特攻へ
震洋 奇想天外の新兵器(荒井志朗)
残された唯一の道(岡野利男)
自力回航記(越智元一)
回天 黒木・仁科に続け(松田均)
連合艦隊なきあと先頭に(河崎春美)
海龍 血書志願・衷心熱望(石井武二)
俺の棺オケ17万円(角田益男)
艦長・艇付を指導して(難波昴二)
まぼろしの出撃(河合洸)
蚊龍 海底で聞いた怪電波(黄金舟)
望郷の歌(浦和和夫)
伏龍 海底の夜光虫と(川野秀之)
土龍 もぐら予科練記(石井三郎)
ある特攻基地の面会人(足立通正)
●特別企画
特年兵-太平洋の“白虎隊”
リトル・ネービー・海兵団生活・軍事教練・艦隊勤務
野外行軍・修行・退団
先輩に続いた入団(中村忠)
救国の一念で志願して(小塙清春)
無言の帰還(仙名敏子)
もうひとつの特年兵(竹内伊三郎)
戦艦「武蔵」の最後(塚田義明)
感想録残して第一線へ-第一期特年兵を送り出すまで(福島貞二)
予備練習生-知られざる飛行機搭乗員
逓信省航空機乗員養成所・12才の少年パイロット(菊池稔)
戦った“平和の翼”(大橋誠)
バッター・カッター・前支え 海軍罰直集(今出秀三)
戦後の“予科練志願”(篠原央憲)
生命永らえて(村上令)
私の実感としての予科練(佐藤忠男)
予科練記念館
入隊・戦没者総数
軍歌
編集後記
資料提供・協力者