雑誌ワダツミ ノ コエ 160000312

わだつみのこえ 第105号-第111号(平成9年4月~11年11月)

サブタイトル
著者名
出版者
日本戦没学生記念会
出版年月
1997年(平成9年)4月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
319
請求記号
319/W12/105
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

№105
日本国憲法五十年 消された戦争責任
12.1集会の記録
講演「元<学徒兵>から若いあなたへ」(熊谷直孝)
「日米安保と天皇制」(古関彰一)
■沖縄を通して本土の戦後のありようを考える
(内田雅敏)
■日本近代史像の見なおし(安川寿之輔)
-福沢諭吉のアジア蔑視と侵略思想-
■死者の記憶と平和の思想(高橋武智)
■「平和への遺書展」(1964年)の回想(山下肇)
-小林敦美氏近著『展覧会の壁の穴』に寄せて-
■心の叫び-知覧-(中嶋由香理)
■わだつみ記念室だより
ただに耐へこし命を-北川智「遺歌集」について-
(井室美代子)
■会への来信
『きけ わだつみのこえ』を読んで(島崎直美)
出会えてよかった『PIACE!PIACE!PIACE!』
(中山和美)
■朝鮮人・台湾人学徒兵調査委員会から(藤本治)
■知覧十二首(大杉喜久男)
■関西わだつみ会「不戦の集い」報告(里上譲衛)
■「日の丸・君が代」職員会議録スミ消し
訴訟に勝利して(沢口進)
■『私は貝になりたい』を私はどう見たか(中田道孝)
■本の紹介
『戦後世代の戦争責任』(藤田たかし)
『日露戦役従軍記』(石井茂)
『「わだつみのこえ」を聴く』(高野邦夫)
■劇評:体験の継承ということ
-『巨匠』を観る-(岡安茂祐)
■『きけわだつみの声』感想文募集のお知らせ
■記念館委員会から
■編集後記

№106
■8・15集会の記録
・挨拶『わだつみ』の原点から歴史認識の共有を
求めて(高橋武智)
・講演「15年戦争と皇民化政策」(駒込武)
「戦争と女性の人権-アジアと日本-」(松井弥生)
■おくれてきた世代から-妹尾河童『少年H』を読む-
(山住正己)
■戦没画学生の作品のある「無言館」訪問記(石井茂)
『きけわだつみのこえ』読後感想文入賞者発表と選評
(永野仁)
・一般の部 入選・平良宗潤
佳作・小池長壽 吉野典子
・大学の部 入選・小竹広子
・高校の部 佳作・高橋朋奈 引田涼子 矢作明日香
山中めぐみ
・中学の部 入選・朽名英明
佳作・池田健 龍田佐保 中野祐仁
■資料・大学生の戦争責任観-『木村久夫展』より
(田中宏)
■記念室から-「ひたすらに真理を-中尾武徳氏遺稿集」
(井室美代子)
■-本・ほん-
・『日本の近代化と戦争責任』『大学とアジア太平洋戦争』
(岡田裕之)
・『二つの紅白旗 インドネシア人が語る日本占領時代』
(大村哲夫)
・『朝鮮人学徒出陣 もう一つのわだつみのこえ』
(田口祐史)
・『鎮魂への道』(沢口進)
・『中学生マジに近現代史』(黒川陽子)
■劇評『戦争とは…97』ほか(谷栄 井室美代子)
■記念館委員会から
■編集後記
■12・1集会のお知らせ

№107
■日米安保体制のなかの新ガイドラインの意味(我部政明)
■アジア太平洋時代に向けて-ハワイと沖縄を旅して-
(一瀬智司)
■日本軍慰安婦問題と市民の連帯
-平和に向かい、生き方を変えるために-(伊貞玉)
故人ゆかりの方々からの「戦没学生への手紙」
・良隆兄さん 生きて帰る約束ではなかったのか
(安藤隆ニ)
・田辺利宏先生の思い出(世良和之)
・中尾武徳君へ(森一作)
・亡き友 網干陽平君を偲ぶ(荻野達)
・叔父・西村秀八-詩心に生きたその死-(津田麗伊志)
・戦没級友・平井聖への手紙(針生一郎)
■短歌「ランズマンの『SHOAH』を観て」
(大杉喜久男)
■12・1「不戦の集い」の記録
テーマ 歴史認識の共有を-アジアの民衆と共に-
・挨拶「不戦の集いにあたり、新ガイドラインに反対する」
(高橋武智)
・講演「偏狭なナショナリズムを越えて」(藤沢法暎)
・質疑応答
柳田陽一-遺稿・遺品展寸景
■戦時体験を検証する-関西わだつみ講演記録
「日本植民地朝鮮における軍需社会の一面」
(アベ・トクジ)
「中小企業にとって軍需産業とは
-エスペランチストとして」(宝木武則)
・関西わだつみ会活動報告
■総会報告
・新役員紹介・挨拶
・事業計画(活動方針)
■記念室から「戦没学徒兵の思いを明日へ」(井室美代子)
■映画「プライド」を観て(谷栄)
■本の紹介
・山岸重治「13才の関東軍兵士」(石井茂)
・岡田裕之「冷戦から世界経済再統合へ」(高橋武智)
■編集後記
■8・15集会のご案内

№108
一人の戦争体験(小林昇)
今、なぜノモンハン事件か
-昭和戦前期のノモンハン事件の歴史認識とその位置付け-
(楠祐次)
「戦後責任」を再考する(高橋哲哉)
私の平和論-北部ルソン戦から周辺事態法まで-
(水島朝穂)
読書ノート
大学と戦争責任、体験と世代間の伝達、そして平和へ
『青山学院と平和へのメッセージ-史的検討と未来展望-』
(渡瀬嘉郎)
学徒出陣世代が読んだ『学徒出陣』
-蜷川壽恵著『学徒出陣』-(高畠平)
〔新刊紹介〕
パトリック・モディアノ著・白井成雄訳
『1941年。パリの尋ね人』(大島孝一)
竹内浩三著『愚の旗』(老平)
■追悼 鈴木均さんのこと(石井茂)
桜隊-二つの集いから-(谷栄)
緊急報告
『きけわだつみのこえ』出版差止請求事件の経緯と
会の立場
■8・15集会盛会に終わる
集会報告
理事長挨拶(水田洋)
講師紹介
■わだつみ記念館募金委員会の結成に関する敬意と協力
■会機関誌バックナンバー
■編集後記

№109
巻頭言「わだつみ訴訟について」(水田洋)
特集 戦争の傷跡をのりこえて その罪と責任の意識
罪の意識と「悲しむ力」(野田正彰)
「集団埋没」型民族の戦後「処理」(渡瀬嘉郎)
-戦争体験から我々は何を学んだか-
日本軍「慰安婦」問題が問うもの(鈴木裕子)
「慰安婦」(性奴隷制)問題の10年
最近の「従軍慰安婦」問題論争について(松浦勉)
■新ガイドラインと自衛隊(高野邦夫)
■読書ノート
日本とはいかなる将来を聞き得るのか、それとも
延々として下降し取り残され、滅び行くのか
『おじいちゃん、戦争のことを教えて』
『なぜ日本は没落するのか』(高畠平)
1998年「わだつみ会12・1不戦の集い」報告
理事長挨拶(水田洋)
集いでの質疑応答の記録
■ご遺族からの便り(伊藤治江)
■沖縄会員より
■入会へのお誘い
108号の訂正とお詫び
会機関誌・バックナンバー
■編集後記

№110
巻頭言「内憂外患」(水田洋)
特集 死者は、今に生きるものに何を語りかけるか
死者と生者の戦争責任
戦地から<戦没学生の手記『小さい時間』より>
(酒井正平)
残念な兄の死(田邉正忠)
兄の死をめぐって(白井成雄)
死者への信頼と残されたものの役目
国民の戦争責任再論(安川寿之助)
人類史的展望に立った平和教育・社会科教育の模倣
(目良誠二郎)
<ご遺族からの便り>
思い出すこと 昭和17年(柳田静江)
上原良司遺稿集『ああ祖国よ恋人よ』再販される
(上原清子)
■「昭和館」嘆 昭和館を訪ねて(谷栄)
■徴兵反対からガイドライン戦争法まで
-第1次わだつみ会の回想-(高木勝勇)
■お知らせ〔戦争の記憶のために〕
桜隊原爆忌の会、演劇・朗読劇の紹介
■わだつみ会入会案内
会機関誌・バックナンバー紹介
1999年 わだつみ会8・15集会のご案内
■編集後記

№111
巻頭言「日の丸・君が代・核武装」
8・15集会宣言採択
特集 戦争への流れと人間形成
今は戦後か、戦前か
あいさつ(水田洋)
戦前から戦中へ(弓削達)
-暗転した牧歌的な時代-
「銃後の女を生み出したもの」(加納実紀代)
大阪商大事件と私(平井都士夫)
ジャーナリズム・マスメディアからの視点(塚本三夫)
「十六才で戦死した兄」を持つ短大教師の立場から
(米田佐代子)
8・15集会の記録(松浦勉)
敗戦忌(後藤弘)
■前途を断ち切られた経済学者 戸谷敏之の遺稿
(解説・岡田裕之)
《北海道の会員から》
従軍慰安婦論争からわたしの課題・知的障害者問題へ
(鈴木健二)
■長谷川信の石碑を訪ねて(谷栄)
■読書ノート
沖縄から南洋群島を考える(和田華子)
-鹿野政直「歴史を学ぶこと」を読んで-
■わだつみ会入会案内
緊急掲載 神津氏書簡と渡瀬氏の反論
上原良司遺稿集『ああ祖国よ恋人よ』再販される
■編集後記