わだつみのこえ 第92号-第97号(平成3年11月~5年11月)
No.92 欠号
No.93 -日中戦争60年、パールハーバー50年特集ー
特集1 アジア侵略への半生とわだつみの思想
わだつみ会と不戦の誓いの思想ー「良心的兵役拒否」私史(高田哲夫)
教科書からみたアジア・太平洋戦争(越田稜)
植民地時代回顧(田中艸太郎)
特集2 「不戦」を誓ってー私たちは訴える
Ⅰ 私にとってのパール・ハーバー(森馨子、田口裕史、森章博、星野鋭次)
Ⅱ 湾岸戦争と平和憲法(神津直次、土子隆輝、三輪佳子、島川雅史、萩原卓、
木邨健三、和田喜太郎)
Ⅲ アジアに対する戦争責任と戦後責任(泉涼子、西原若菜、梅靖三)
特集3 亡友を憶う
自画像ーレイテに消えた友へー(長田三郎)
木村久夫の遺言の問題提起(五十嵐顕)
それぞれの死(2)岸少尉の死所を追って(鈴木均)
それぞれの死(3)純粋一途だった友・文太郎(鈴木均)
インタビュー 韓国の旧日本軍学徒兵に聞く(聞き手・大島孝一)
国際貢献を考えるー自衛隊を国連軍に編入させよう(沢口進)
映画評 「アンボンで何が裁かれたか」と「殉国七士廟」
-今、戦争責任の風化と憲法の空洞化が進む中で(内田雅敏)
「戦争と青春」を観て(高橋生四郎)
8・15集会の記録
「戦争の否定、軍備の廃絶」の思想とその伝統(中村克郎)
「湾岸」後の平和の原理(吉川勇一)
日独平和フォーラム・ドイツ代表を迎えて
わだつみ会に寄せるメッセージ(ヒルデ・シュラム)
懇話会ードイツ代表をかこんで
わだつみ懇話会報告(田口裕史)
12・1不戦の集いのご案内、新会員紹介、編集後記
No.94
イタリアにおける兵役義務の良心的拒否(マルコ・ズバラグリ)
特集1 木村久夫とBC級戦犯裁判
木村久夫の遺言における「全日本国民の遠い責任」(五十嵐顕)
手記の伝達(永野仁)
木村久夫の手記とBC級戦犯問題の今日(田口裕史)
インタビュー 小田切秀雄さんに聞く
反戦と抵抗の半生を生きて(聞き手・田口裕史)
「国連軍日本駐留部隊」構想に異議あり(梅靖三)
朱さんのこと(内田雅敏)
亡友を憶う
幼友達(詩)(長田三郎)
知られざる非業の死(鈴木均)
総会に寄せられたご意見から
第一次わだつみ会機関紙の復刊に寄せて
青春かけた平和の実践記録(井上敦)
小史への個人的補遺(岡田裕之)
「立命館国際平和ミュージアム」開館(中村克郎)
書評
「私説 あヽノモンハン」「あれは何だったのか」(久米茂)
「憲法第九条の時代」(中村猛夫)
「決死の世代と遺書」(尾形憲)
「記録・天皇の死」(藤田親継)
12・1「不戦の集い」の記録
戦争責任論の現在(吉田裕)
世界史の中の真珠湾50年(荒井信一)
8・15集会のご案内、新会員紹介、編集後記
No.95
自衛隊海外派兵に抗議するわだつみ会声明
”それでも行ってはならない”(わだつみ会)
”DESPITE EVERYTHING,YOU SHOHLDN'T GO”(わだつみ会)
新・復初の説(神島二郎)
復刊された「良心的兵役拒否の思想」のこと(高橋武智)
小特集 国連の実態
国連人脈と兵器産業の接点(広瀬隆)
国連による「多国籍企業行動基準」の行方(野村かつ子)
在日韓国・朝鮮人の戦後補償を求めて(小椋千鶴子)
インタビュー 千田是也さんに聞く
舞台こそわが本懐(聞き手・久米茂、高橋武智)
「即位の礼・大嘗祭」と大学生の意識(島川雅史)
「学徒出陣」落ちこぼれ「遺書」(広川正夫)
「学徒出陣の記録」(中央公論社刊)の思いちがい(久米茂)
死者の<こえ>に聴け(森馨子)
松岡欣平の遺稿
立命館国際平和ミュージアム」開館(中村克郎)
書評 「派兵時代の反戦思想」(山下肇)
「戦争と美術」(岡安茂祐)
劇評 生きつづける戦争ー夏に観た演劇から(谷栄)
鎮魂歌ーシベリアの月下美人(大杉喜久男)
8・15集会の記録
日本はアジアの友人かー昨日、今日そして明日
8・15は解放の碑ー今日までつづく問題(林博史)
日本の聖と賎(Ⅰ)-アジアにおける日本人の源流(沖浦和光)
12・1不戦の集いのご案内、新会員紹介、編集後記
No.96
「学徒出陣」50周年に寄せて
声明ーわだつみのこえは今なにを求めるか(わだつみ会)
アピールー派兵時代の今こそわだつみのこえに聴こう(わだつみ会)
座談会/わだつみの声遠く、未だ戦火止まず。生き残ったわれら何をなすべきか
(大塚雅彦、加納守、鈴木均、鈴木一郎、吉岡達一、水原孝、中村泰次)
奴隷兵士(長田三郎)
インタビュー 石田雄さんに聞く
「前事不忘 后事之師」(聞き手・尾形憲)
壮行会に参加したときのことー新会員からの手紙(井室美代子)
戦中派が持ちつづける震洋痕(鈴木茂)
ドキュメント・「国際貢献とPKO」(小澤一彦)
第一次大戦時のイギリスの良心的兵役拒否者たち(山本恒)
着工目前の「戦没者追悼平和祈念館」(岡安茂祐)
若い世代からの発言ーわだつみ50年目の学生として(清水久美子)
コメンタール 皇室典範(星野安三郎)
”敵前逃亡罪”を考える(中田道孝)
旧ユーゴの最期(アンドレイ・べケシュ)
書評 「異議却下ーイギリスの良心的兵役拒否運動」(安岡寿之輔)
「戦没教師の手紙」(大塚雅彦)
「孫たちへの証言」(尾形憲)
映画評 「月光の夏」を観て(谷栄)
運動者として、思想家としての平井啓之さん(高橋武智)
志は千里にあり(岡田裕之)
<年表>徴兵制
12・1不戦の集いの記録
自衛隊海外派兵のこのときに
なぜ許してしまったのか自衛隊の海外出動(中嶋通子)
軍事大国は国民を幸福にしない(中村克郎)
8・15集会のご案内、おしらせ、新会員紹介、編集後記
No.97
1993年夏、戦争記念行事を考える
「きけわだつみのこえ」読後感想文入選、佳作者名と講評
高校の部(中山解子)
大学の部(大石聡子)
一般の部(増田郁子)
一般の部(戸田隆)
特集1 「PKO,国際貢献、憲法第9条」
第九条は日本人の国際公約(陸培春)
日本とドイツの現在(伊藤成彦)
現代の戦争(岩崎駿介)
国の交戦権はこれを認めない(ダグラス ラミス)
平和憲法を世界に拡げよう(庄幸司郎)
自衛隊と女性(加納実紀代)
平和憲法・PKO/国連改革(山内敏弘)
日本的転機としての1993年(いいだもも)
憲法第九条にこだわる(杉原泰雄)
小沢一郎「日本改造計画」の危険性(星野安三郎)
インタビュー 住井すゑさんに聞く
「部落差別・天皇・軍隊」之師」(聞き手・編集部)
特集2 「学徒出陣」50周年
雨中の壮行会、そして今(久米茂)
非業の死 修正(鈴木均)
学徒兵の思い出 秘話(横内亮)
ある日の墓参(小畑道子)
わだつみのこえ・沖縄と下関より(芳村光輝)
「松岡欣平の遺稿」について(森馨子)
再論「死者の<こえ>を聴け」(平野英雄)
「きけわだつみのこえ」のテクストについて(わだつみ会)
短歌(長田三郎)
短歌「風の道」-学徒出陣50年目の夏(大杉喜久男)
若い世代からの発言「旅を通して」(斉藤浩子)
書評 「ドキュメント昭和天皇」(全8巻)(尾形憲)
「30代が読んだ「わだつみ」」(島川雅史)
「戦争を語り伝えるために」(大島孝一)
8・15集会の記録
挨拶(山下肇)
歴史を学んでほしい(大塚雅彦)
あの日から50年 今思うこと(井室美代子)
植民地出身地のとってのあの戦争(李仁夏)
再び若い命を散らせないために(関千枝子)
1943年の学徒と1933年の学徒(鈴木のぞみ)
私たち自身が語るべきこと(田口裕史)
朗読劇「きけわだつみのこえ」より、を観て(谷栄)
12・1集会のご案内、行事報告・行事案内、新会員紹介、編集後記