わだつみのこえ 第84号-第91号(昭和62年~平成2年)
№85、87、88欠号
№84
〈アジアからの告発〉
悪夢としか思えぬ地獄の日々
(マリア・フェリア=フィリピン)
日本の未来のためにあえて語る
(陸培春=シンガポール)
〈加害者としての立場から〉
名古屋大学「平和憲章」と戦争責任問題(安川寿之助)
現時点で考える戦争責任(高橋武智)
〈インタビュー〉
日米のファシズムとたたかって
―石垣綾子氏に聞く(編集部)
天皇の棄民(高橋生四郎)
続・残留孤児の背景(楠祐次)
「『わだつみ』を贈る会」について(田口祐史)
思い出―渡辺清さんのこと(小熊宗克)
〈安田武氏追悼〉中村克郎 鈴木均 後藤弘
〈12・1不戦の集いと記録〉
死すとも黙せじ(中村克郎)
朝鮮人と天皇(鄭敬謨)
天皇とナカソネ86年体制(いいだもも)
№86
特集1 “今、天皇制を問う”フォーラム
統帥権者としての天皇の責任(吉田裕)
第二分科会の報告と討論(要旨)
特集2 箕面忠魂碑違憲訴訟
私の訴訟の根にあるもの(古川佳子)
反動する司法との粘り強い闘い(神坂玲子)
それぞれの場からの報告
元日本軍・台湾人将兵遺族の疼き(載国●)
続々・身の周りの皇室指向(河合潜ニ)
〈インタビュー〉大竹一燈子
母九津見房子・ゾルゲ事件のことども(加納実紀代)
〈書評〉
黒田清著『新聞が衰退するとき』
澤地久枝著『雪は汚れていた』
網野他『日本王権論』
写真集『戦争に反対する戦争』
林えいだい『朝鮮海峡』
〈1987・12・1 不戦の集いの記録〉
人の世の旅人(中村克郎)
幻の名画の名付け親として(高木俊朗)
大元帥の戦前と戦後(田中伸尚)
№89
特集1 明仁天皇と大嘗祭
アキヒト発言の検討(大河原礼三)
明仁夫妻の記者会見に思う(梅靖三)
大嘗祭を考える(佐治孝典)
特集2 天皇の戦争責任
ナガサキ 歴史の反逆(鎌田定夫)
天皇の戦争責任問題の体系化を
―長崎市長への反対意見を読んで―(西平正喜)
天皇美化の真相を洗う(いまい・げんじ)
特集3 横浜事件
権力犯罪としての横浜事件(内田剛弘)
〔インタビュー〕木村享氏に聞く(青木安弘、日原章介)
それぞれの場からの報告(平井啓之 穂鷹守)
「妹たちのかがり火」にこたえて(山下肇)
8・15記念集会の記録〈天皇制と自衛隊〉
奥村御用掛の文書について(中村克郎)
君主制と軍隊(星野安三郎)
わだつみ会へのメッセージ(ヴィルフリー・ディーター)
結合深める天皇と自衛隊(藤井治夫)
№90
原爆の子をめぐりて(長田三郎)
特集1「日の丸・君が代」反対運動
“さわやかな入学式ありがとう”(黒田正則)
「日の丸・君が代」にこだわり続けて(上村徳子)
「日の丸」「君が代」拒否の思想(内田雅敏)
特集2 教育現場で『わだつみ』がどのように
教えられているか
英文「きけ、わだつみのこえ」を
教養英語教材としてつかってみて(多湖正紀)
沈黙に学ぶ(酒井敏行)
映画『きけ、わだつみの声』を観て(永野仁)
インタビュー
平和運動に献身する江津萩枝さん(久米茂・谷栄)
南方熊楠の神社合祀反対運動と近代天皇制(長谷川興蔵)
戦没学生の手記より―「若ものありて」(森聲子)
12・1不戦の集いの記録
天皇制ある限りアジアに平和なしと(中村克郎)
「即位の礼」と大嘗祭について(中島三千男)
国際政治からみた自衛隊(山川暁夫)
№91
即位の礼・大嘗祭への抗議の訴え
国連平和協力法制定に関するわだつみ会声明
わだつみ会40周年記念
書イタモノハ残ル、サレド…(高橋武智)
平和運動における孤立と普及(岡田裕之)
特集1 わだつみ会とわたくし(小田切秀雄他)
特集2 天皇制について(押切忍他)
特集3 戦争責任について(森章博)
特集4 平和への願いと提言(本田方子他)
〈インタビュー〉
わが来し方と天皇制(南博)
自由民権家 千葉卓三郎の生涯(相沢源七)
回天之碑を仰いで(久米茂)
花いちもんめ(谷栄)
8・15記念集会の記録
朕ガ忠勇ナル陸海将兵ハ(中村克郎)
私は最敬礼!の号令をかけた(大島孝一)
わだつみ会に寄せる言葉(ハンス=ペーター・リヒター)
教育の危機と戦争への道(安川寿之輔)