雑誌PRIME 100038444

PRIME 第46号(2023年3月)

サブタイトル
戦争から逃げる、戦争から逃げられない
著者名
出版者
明治学院大学国際平和研究所
出版年月
2023年(令和5年)3月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
163p
NDC(分類)
051
請求記号
051/P93/46
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

巻頭言
積極的平和への誓い(阿部浩己)

特集・戦争から逃げる、戦争から逃げられない
導入文
特集にあたって(鄭栄桓)
PRIMEインタビュー
無力感に抗い、戦争のない世界をつくりだすために―ウクライナ危機のただなかで(高原孝生/聞き手・鄭栄桓/阿部浩己/長谷部美佳/土井智義)
論文
ヨーロッパ問題としてのロシア・ウクライナ戦争―戦争の社会化とナショナリズム(鵜飼哲)
市民的不服従とウクライナ戦争(寺島俊穂)
暴力に抗って―ロシア・フェミニストたちの反戦運動(高柳聡子)
逃げた人たち、逃げなかった人たち、逃げる人たち、逃げられない人たち―パレスチナ難民のこと―(田中好子)
ウクライナ情勢をめぐる中国の立場と「アメリカ問題」(浅井基文)
詩の解題
「逃げる人」「逃げられない人」の分断:フクシマの関久雄氏の詩から(平山恵)
書評エッセイ
田中祐介編『無数のひとりが紡ぐ歴史 日記文化から近現代日本を照射する』(文学通信、2022)(勝俣誠)

投稿論文
論文
朝鮮戦争勃発前後の平和擁護運動における署名獲得方法の変化
 ストックホルム・アピール署名運動からベルリン・アピール署名運動へ(長島祐基)

追悼・武者小路公秀元所長
エッセイ
追悼文:武者小路公秀先生を偲ぶ―その生き方を伝えるために(上村英明)
書評
フィリップ・サンズ著、園部哲訳『ニュルンベルク合流:「ジェノサイド」と「人道に対する罪」の起源』(白水社、2018)(東澤靖)
川口隆行『広島抗いの詩学―原爆文学と戦後文化運動―』(琥珀書房、2022)(柴田優呼)
蘭信三・石原俊・一ノ瀬俊也・佐藤文香・西村明・野上元・福間良明編『シリーズ戦争と社会3総力戦・帝国崩壊・占領』(岩波書店、2022)(土井智義)
金耿昊『積み重なる差別と貧困:在日朝鮮人と生活保護』(法政大学出版局、2022)(宮﨑理)
鄭栄桓『歴史のなかの朝鮮籍』(以文社、2022)(鄭祐宗)

所員・研究員の書籍紹介
『国際人権法講義』(信山社、2022)(東澤靖)
キャロル・ヘルストスキー著、小田原琳・秦泉寺友紀・山手昌樹訳『イタリア料理の誕生』(人文書院、2022)(小田原琳)
『越境する出雲学―浮かび上がるもうひとつの日本』(筑摩選書、2022)(岡本雅享)
『当たり前の日常を手に入れるために―性搾取社会を生きる私たちの闘い』(影書房、2022)(仁藤夢乃)
『いとうたけひこ選集:新しい地平を拓く心理学』(風間書房、2022)(いとうたけひこ)
『米国の沖縄統治と「外国人」管理―強制送還の系譜』(法政大学出版局、2022)(土井智義)

新任PRIME研究員紹介

プロジェクト報告
年度報告
<開発>経験の環境史(猪瀬浩平)
「向こう岸」からみた朝鮮戦争:朝鮮民主主義人民共和国・中華人民共和国での経験から(鄭栄桓)
予備研究報告
分極化の時代のマイノリティ文化(浪岡新太郎)
地域のレジリエンスを高めることによる市民の平和貢献(平山恵)
2021年度 国際平和研究所(PRIME)活動報告