音楽評論　第１０巻第１号（昭和１６年１月）

音樂の素地（長廣敏雄）
新體制下樂壇の組織と音樂政策を語る（出席者・野村光一／山根銀二／辻莊一／大木正夫／淸瀨保二／小森宗太郞／山本直忠／鈴木鎭一／岩田重雄）（座談會）
新春隨想
年頭寸感（網代榮三）
領事に扮して（永田絃次郞）
邦樂隨想（雨田光平）
ギター音樂（小原安正）
ふたつの故鄕（原信子）
國民音樂に就いて
國民音樂の要望（守田正義）
國民音樂としての洋樂（尾高尚忠）
佛蘭西國民音樂運動（園部三郞）
寫眞隨想　國民歌劇（山田耕筰）
創作歌劇（夜明け）（久保田公平）
音樂敎育に就いて（陸軍防空學校長・菰田中將）
勞務者と歌（協調會・三隅達郞）
新體制下のピアノ敎科書（平田義宗）
音樂會評
石橋君子獨唱會（久保田公平）
倉田高獨奏會（金子登）
ブラームスとクララ・シューマンの書簡（原田光子編譯）
◇紀元二千六百年奉祝曲發表演奏會感想（ハガキ回答）
◇樂壇ニュース
◇海外樂信
レコードの文化的使命（關淸武）
洋樂盤はどうあるべきか（山根銀二）
演奏家に訊く（葉書回答）
音樂史第五輯・近代樂篇を聽く（井上賴豐）
シュトロッス・クヮルテット（松本善三）
◇テレフンケンの家庭音樂篇・第二輯（水野忠恂）
試聽記
ワルター指揮の「幻想交響曲」（野村光一）
シューベルトの三重奏曲（井口基成）
ザウァーの彈くリストの協奏曲（服部正）
山本直忠氏の「日本幻想曲」に就て（山田和男）
◇アルゼンチン・タンゴ・アルバム（河野隆次）
一月新盤批評（山根銀二）
輕音樂月評（藁科雅美）
スイングその他（河野隆次）
◇世界の耳（外誌のレコード評）（寺西春雄）
海外新盤紹介（藁科雅美）
レコード界ニュース（Ｍ・Ｗ生）
編輯後記