主婦と生活 第6巻第2号 附録(昭和26年2月)
処女篇(愛育医院產婦人科医長医学博士 伊達玄)
月経の話
正常に発育した処女の標準
処女時代のは婦人病と手当
娘時代にかゝりやすい病氣
結婚前に知っておきたい性病
結婚前に治しておきたい病氣
結婚をあきらめなくてはならない病氣
結婚篇(愛育医院產婦人科医長医学博士 伊逹玄)
結婚の資格
結婚の年齢
夫との年齢の差
遺傳
血族結婚
計画出產
結婚と肺結核
夫が性病にかゝったら
不感症はどうすれば治るか
不妊症の原因と治療法
結婚前後にこんな変調があったら
夫に愛されるにはこんな衛生を
人工妊娠中絶法と優生保護法
妊娠篇(横浜医科大学產婦人科部長医学博士 森山豊)
妊娠一ヵ月
妊娠によって起る母体の変化、妊娠を早期に診断する方法、胎兒の男女性別はどうしてきまるか、季莭と妊娠の注意、妊產婦のいる家庭の人人の注意、妊娠一ヵ月末の母体と胎兒の発育
妊娠二ヵ月
母体と胎兒の発育、つわりの手当、骨盤の大きさ、医師や助產婦に診てもらう時期と儉査事項、妊婦の体溫と体重、妊娠の届出と母子手帳、医師と助産婦とどちらをえらぷべきか
妊娠三ヵ月
母体と胎兒の発育、高年初産婦の注意、双胎妊娠、骨盤位と横位、子宮外妊娠、葡萄狀鬼胎、人工流産しなくてはならない場合
妊娠四ヵ月
母体と胎兒の発育、流產早產死産の原因と予防、妊娠初期の流產の兆候と処置、妊娠中の尿と便秘と下痢、分泌物の処理、妊娠中の日常生活、妊娠中の旅行、労慟基準法と妊產婦の休養
妊娠五ヵ月
母体と胎兒の発育、胎動、腹帶、妊娠中の衣服、睡眠、妊娠中の夫婦生活、乳房の手当、歯と口腔の衛生、妊娠中の予防注射と藥剤、分娩予定日の計算法、胎敎
妊毀六ヵ月
母体と胎兒の発育、都市に住む妊產婦の攝生、職業を持つ妊產婦の攝生、農山村の妊產婦の攝生、妊娠中の異常の兆候
妊娠七ヵ月
母体と胎兒の発育、妊娠中の栄養、赤ちゃん用品の準備、羊水過多症
妊娠八ヵ月
母体と胎兒の発育、妊娠中に注意すべき病氣、静脈瘤の手当
妊飯九ヵ月
母体と胎兒の発育、前置胎盤、妊娠中毒症、妊娠後半期の流早產、胎兒死亡の自己診断、分娩に必要な品、病院でお產するときの注意
妊娠十ヵ月
母体と胎兒の発育、妊娠末期の注意、產室の準備、若い初產婦のお產の心得、人手の少い家庭の注意、早期破水の手当、胎兒の性別の判断、分娩予定日前後の心得
出産篇(横浜医科大学產婦人科部長医学博士 森山豊)
分娩の近づいたしるし
分娩のはじまったしるし
分娩となってからの注意
分娩の経過
分娩時の產婦の注意
後產期
異常分娩
出產直後の手当
無痛分娩
新生兒の狀態
產褥中の攝生
產褥中にかゝりやすい病氣
育兒篇(日本赤十字新宿病院小兒科部長医学博士 原弘毅)
子供の身体の特徴
新生兒の育て方(一日―十日まで)
乳兒の育て方(一ヵ月―誕生まで)
人工栄養乳
離乳
幼兒の育て方
特殊兒の栄養
主な子供の病氣と應急手当
ふだんとちがっている様子、熱のある病氣、呼吸困難を起す病氣、咽吐を起す病氣、下痢を起す病氣、血便を出す病氣、便秘する病氣、腹痛をともなう病氣、尿に異常のある病氣、むくみ
の現れる病氣、ひきつけを起す病氣、顔色が悪くなる病氣、出血のある病氣、頸が肺れる病氣、急に立べなくなっ大とき、急に眠らなくなったとき、発疹の出る病氣、子供の傳染病その他
子供の病氣を早く見つけるにには
應急手当
看護の仕方
予防注射
(かこみ)
栄養の知識
妊振中の美容
赤ちゃんの玩具
表紙・玉井カ三 口絵・長谷川露二
玄