記録と史料 第26号(平成28年3月)
■特集・戦後70年 アーカイブの取組み
特集にあたって(広報・広聴委員会)
沖縄県公文書館における戦争関連記録の保存と継承―開館20年の蓄積―(沖縄県公文書館・仲本和彦)
徳島県立文書館による戦後70年に伴う企画事業(徳島県立文書館・金原祐樹)
自治会文書にみる銃後の記録―戦後70年を機にした展示と翻刻―(寒川文書館・鳥養圭美)
「第2回全国大学史展 学生たちの戦前・戦中・戦後」の開催(全国大学史資料協議会東日本部会 第2回大学史展実行委員会)
震災の経験と教訓を未来に伝えるための阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターの取組み(阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター・深井美貴)
記録の媒体・材料・方法からみた戦後70年―歴史学・古文書学と資料保存の視点から―(東京大学大学院経済学研究科・小島浩之)
■研究
MLA連携における学芸員の役割―小田原市立図書館での実務経験から―(小田原城天守閣・鈴木一史)
■世界の窓
第12回EASTICA総会・セミナー(福岡市)に参加して(岡山県立記録資料館・定兼学)
守りつつ、攻める―イタリアで垣間見る歴史とアーカイブズ― (人間文化研究機構 国文学研究資料館・湯上良)
米国公文書館・図書館訪問記―カリフォルニア州サクラメントに渡った移民の調査事例について―(東京都公文書館・淺野真知)
■アーカイブズ・ネットワーク -南から北から-
ホームページ「福島県双葉町の東日本大震災関係資料を将来へ残す」開設(筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター・白井哲哉)
常総市公文書レスキュー緊急報告(茨城県立歴史館・永井博)
武蔵野ふるさと歴史館開館によせて(武蔵野ふるさと歴史館・田川良太/栗原一浩/高尾善希)
高松市公文書館開館(高松市公文書館・三好久美子)
大島漁協文庫設立へのあゆみ(神奈川大学日本常民文化研究所・窪田涼子)
■書評と紹介
久保亨・瀬畑源著『国家と秘密 隠される公文書』
安藤正人・吉田裕・久保亨編『歴史学が問う 公文書の管理と情報公開』(株式会社データ・キーピング・サービス・渡邊 健)
上島有著『中世アーカイブズ学序説』(新潟市歴史文化課歴史資料整備室・長谷川伸)
国文学研究資料館編『幕藩政アーカイブズの総合的研究』(株式会社ワンビシアーカイブズ・青木祐一)
木部暢子編『災害に学ぶ 文化資源の保全と再生』(阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター・石原凌河)
日本図書館情報学会研究委員会編『情報の評価とコレクション形成』(京都大学大学文書館・坂口貴弘)
■会員刊行物情報
■全史料協この1年
■全史料協会則、投稿規程、執筆要領
■編集後記