雑誌コドモ ノ セイキ 100037768

子供の世紀 復刻版 第10巻 第14巻第9号-第15巻第10号(昭和11年9月~昭和12年10月)

サブタイトル
著者名
出版者
六花出版
出版年月
2017年(平成29年)5月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
368p
NDC(分類)
369.4
請求記号
369.4/Ko21/10
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

一四巻九号 一九三六・九
新時代の育兒法號
題字(吉村忠夫)
輝く秋の園(表紙)(高木保之助)
目次の扉及カツト(松田三郎)
カツト(佐野友章)
口繪
光榮ある歷史を有する北市民館と兒童齒科診療室
お孃さんのお供をする高木保之助畫伯の御一家
明朗な若き母性は波の如く押し寄せてくる-東京朝日新聞社撮影-
審査は慈愛と嚴密とを生命とす(第八回全東京乳幼兒審査會にて)
本文
金持は慾が深過ぎる(卷頭言)
母性の知識(一)(醫學博士・生地憲)
上総の海(短歌)(平澤壽子)
疫痢とは?(醫學博士・谷口淸一)
新時代の育兒讀本(醫學博士・\t前田伊三次郎)
初生兒期 發育生理 榮養 看護の注意
言付けに反いたら藥は利かぬ(眞島義次郎)
敎育と健康
サーカス式敎育法(塚田喜太郎)
危險な遊び場(與謝野晶子)
愛と敎育(賀川豐彦)
童話と實話
神話と童話(沖野岩三郎)
わくら葉(短歌)(荻野美夫)
忘れがちな臍の存在(島崎義明)
泥棒さんの話(醫學博士・川上漸)
傳記小説 高橋是清(十二)(小杉健太郎)
母性の再敎育
母としての敎育(文學博士・下田次郎)
綠林の撫子(短歌)(納秀子)
娘の素振を母性愛で見直せ(新堀哲岳)
子供の不器用は母親の責任(高橋千代三郎)
消費税を婦人の立場から見る(市川房枝)
女中を使ふには氣持を酌め(大和俊子)
古くから藥に使はれた昆虫(赤木健)
持つている感のお話(醫學博士・川上漸)
街頭醫學
乳兒脚氣の話(醫學博士・生地憲)
急性傳染病(高橋ミチ子)
嗜眠性腦炎の話(醫學博士・生地憲)
みづ虫を警戒せよ(醫學博士・阪上虎彌太)
ニンニクは酷い貧血を起す(慶應内科・武見太郎)
納豆はチフス菌を撲滅する(醫學博士・松村勉)
夏の弱り切つた胃腸に(醫學博士・原實)
結核性腹膜炎の治療(醫學博士・芦田光二)
編輯後記(伊藤悌二)

一四巻一〇号 一九三六・一〇
人間性の發見號
題字(吉村忠夫)
輝く秋の園(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
坂間大阪市長三つ兒を祝福さる
二十年後の日本に備ふる我等の審査會-第十四回全大阪乳兒審査會-
東京の海國赤ちやん寫眞大會の優良兒
海國赤ちやん大會の審査委員會-東京高島屋に於て-
本文
大阪の審査會
生みの親育ての親(卷頭言)
第十四回全大阪乳幼兒審査會(伊藤悌二)
大阪全市各新聞紙の我等が審査會觀
三つ兒の健康兒(大阪朝日新聞)
赤ん坊審査會は三越にて(大阪毎日新聞)
三つ兒の赤ちやんは男兒ばかり(大阪毎日新聞)
市長さんに抱かれて大威張り(大阪時事新聞)
赤ちやんの健康審査會(夕刊大阪新聞)
坂間市長赤ん坊審査會へ(關西日報)
新育兒讀本
新時代の育兒讀本(醫學博士・前田伊三次郎)
急性傳染病(高橋ミチ子)
血族結婚者と其の子供(醫學博士・宇留野勝彌)
よく噛め(奈良女高師敎授・桑野久任)
童話と實話
はなのはなし(醫學博士・川上漸)
傳記小説 高橋是清(十三)(小杉健太郎)
神話と童話(二)(沖野岩三郎)
唄の碑除幕式-大島初渡航-(須藤鐘一)
人間性の發見
愛と敎育(二)(賀川豐彦)
子の養育(文學博士・下田次郎)
婦人の勞働とその保護
病床より白名氏を悼む(村島歸之)
子供の世界もこれでは地獄だ!\t
東京優良兒母の會趣旨(幹事・矢形豐)
疫痢の豫防(醫學博士・佐野寅一)
血族同士の結婚を恐れるな(優良結婚相談所・池見猛)
子供の喧嘩裁き方が大切
編輯後記(伊藤悌二)

一四巻一一号 一九三六・一一
人間愛と保健號
題字(吉村忠夫)
輝く秋の園(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
坂間大阪市長の前に誇らしげな双生兒、三つ兒の親たち
靖國神社に審査決定の御禮參り
熱誠溢るる谷口、生地、一色三博士の審査-第十四回全大阪赤ん坊審査會-
第十四回全大阪赤ん坊審査會奉仕者の記念撮影
本文
兩親の覺醒
平生文部大臣の祝辭
怖ろしい惡性ヂフテリアの話(醫學博士・\t宇留野勝彌)
生れてからの一年(三)(醫學博士・前田伊三次郎)
酒・煙草のまぬ决心を起させよ(醫學博士・岡田道一)
子供と違はぬ年寄りの心理(橘覺勝)
愛と藝術(賀川豐彦)
保健の原理究明(醫學博士・石川光昭)
日本學校衞生の特色(醫學博士・竹村一)
秋の心(短歌)(納秀子)
蘭秋隨感
血止の話(醫學博士・川上漸)
柿二題(醫學博士・)
郷土に聞く(一)(塚田喜太郎)
傳記小説 高橋是清(十四)(小杉健太郎)
痩せたいと望む人々に(醫學博士・岡田道一)
主婦の知識
母性の知識(二)(醫學博士・生地憲)
蒲團の手入れを始めませう(安東てい)
感心せぬ四種の母親(細井次郎)
子の養育(文學博士・下田次郎)
國民性と童話(沖野岩三郎)
街頭醫學
遅れては大變赤ちやんの離乳(醫學博士・太田孝之)
寢つきの惡い子は丈夫に育たない(愛育會・山下俊郎)
おやつは子供には榮養上必要(醫學博士・田村均)
骨骼が丈夫だと近視眼にならぬ(醫學博士・坂原愛治)
いぼは傳染するか(醫學博士・渡邊一郎)
編輯後記(伊藤悌二)

一四巻一二号 一九三六・一二
母性への警告號
題字(吉村忠夫)
輝く秋の園(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
全世界に魁したる乳幼児審査會創始滿十五年を記念して-永井柳太郎先生の書-
東京海國赤ちやん寫眞大會の優良兒-日本兒童愛護聯盟後援-
慈愛と壯麗に輝く第八回全東京乳幼兒審査會表彰式-昭和十一年十月二十五日高島屋大ホールに於て-
「健康日本」を表象する優良兒代表への祝福-廣井審査會長の表彰狀授與-
本文
母性への警告
日本優良兒母の會宣言(卷頭言)
世の女性・母性に告ぐ 怒れよ、淋疾!子宮外姙娠!(本圖晴之助)
全東京乳幼兒審査會表彰式祝辭(高島屋理事・村松善次郎)
夫婦愛と親子愛(平林たい子)
子供の躾け方-いたづらや遊びに餘り干渉せぬこと-(岸部福雄)
一輪の山茶花(短歌)(納秀子)\t\t\t
母性の知識(三)離乳食後の食物と其の榮養上の注意(醫學博士・生地憲)
育兒知識
人工榮養兒、離乳期以後にぜひ欲しいその成分(醫學博士・中鉢不二郎)
失明の原因は親の因果(醫學博士・瀬戸絆)
小兒の腦膜炎の話(醫學博士・宇留野勝彌)
夫を幸福にする妻(岡本かの子)
慢性傳染病 結核初期の症状、初期結核の處置(高橋ミチ子)
愛し子の叱り方を注意せよ(大和村幼稚園・坂内ミツ)
主婦の敎養
國民性と童話(二)(沖野岩三郎)
烏羽玉(短歌)(山中歌津秋)
壽命の短い近頃の普通住宅(早大敎授・十代田三郎)
小波翁と先代菊五郎(高尾亮雄)
食盬の選擇に就て(專賣局技師・鈴木寛)
火事の大半は主婦の手落ちから(警視廳消防部長・重田忠保)
今年生れの赤ちやんに寒さの訪れ(醫學博士・千葉俊夫)
家庭衞生
母と子(子の敎育篇)(文學博士・下田次郎)
百日咳の家庭衞生 咳の發作の時、百日咳の治療に就て、その豫防(醫學博士・中鉢不二郎)
筋肉の扉(醫學博士・川上漸)
街頭醫學
赤ちやんの便と健康(赤十字社病院・押田草子)
牛乳で子供を育てる時の注意(醫學博士・平澤精藏)
異食癖の子供は必ず神經質(醫學博士・靑木義作)
霜やけひびの豫防(醫學博士・寺田廉)
蜜柑の榮養(東京市衞生試驗所・高木和男)
風邪よけの食物(醫學博士・杉本好一)
銀峯錦野
旅に拾ふ題二つ(醫學博士・竹村一)
郷土に聞く(二)(塚田喜太郎)
傳記小説 高橋是清(十五)(小杉健太郎)
十和田湖遊記(短歌)(伊藤悌二)
第十四卷の編輯を終りて(後記)(伊藤悌二)

一五巻一号 一九三七・一
創刊第十五周年記念號
題字(吉村忠夫)
早春の花(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
吉村・高木兩畫伯の名作-招待展の「燈籠大臣」と三越展の「冬」-
会長坂間市長代理中井助役最優良兒を表彰さる-昭和十一年十二月一日・大阪三越ホールに於て-
光榮に輝く第十四回全大阪赤ん坊審査會表彰式
朝野諸名家の祝福をうけた全東京乳幼兒審査會表彰式-昭和十一年十月二十五日・東京高島屋ホールに於て-
本文
新春の特輯
昭和十二年を迎へて(魁堂・余田忠吾)
田家雪(短歌)(山中歌津秋)
赤ん坊の不平(醫學博士・佐野寅一)
疳蟲と手當法(醫學博士・西川爲雄)
東北地方の子供(其の一)(醫學博士・宇留野勝彌)
寢る子はよく育つ(醫學博士・窪川經廣)
或時の子供五人(日本女子大學敎授・氏家壽子)
我等の審査會
大阪審査會表彰式々辞(會長大阪市長・坂間棟治)
大阪審査會表彰式祝辞(大阪府知事・安井英二)
あかんぼ審査會優良兒表彰式(大阪市保健月報)
第八回全東京優良乳幼兒表彰式(生活と趣味)
東京赤ん坊審査會の成績發表(社會事業彙報)
母親のメンタルテスト(一)(東京審査會の)(伊藤悌二)
本社推薦の三ツ兒が相變らず大人氣(大阪時事新報)
赤ちやん審査會の皮肉(禁酒家の子供)(大阪朝日新聞)
「子供の世紀」創刊第十五周年を祝して(五十四名家)
創業のころ(短歌)(伊藤悌二)
新母性讀本
母と子(子の敎育篇)(文學博士・下田次郎)
まつ赤な海綿(醫學博士・川上漸)
お調べなさい赤ちやんの榮養相(醫學博士・泉田知武)
新春の歌(短歌)(納秀子)
慢性傳染病(高橋ミチ子)
自力で玩具を作らせませう(氏家壽子)
主婦の知識
住宅と室内裝飾(一)(角尾篤彦/岡田孝男)
六大都市乳兒死亡率統計その他(大阪市保健部)
幼児の健康がすぐ判る標準體重表(醫學博士・磯田仙太郎)
「虛栗」及「續虛栗」より-兒童に關する俳句評釋(七)-(岡本松濱)
傳記小説 高橋是清(十六)(小杉健太郎)
大事なお乳の衞生(醫學博士・小林種樹)
第十四回大阪赤ん坊審査會最優良兒中の大阪市賞受領者
街頭醫學
正しいおしめのあて方(醫學博士・平澤精藏)
齒は赤ん坊の時から磨くこと(齒科醫・石木綱夫)
有効な吸入濕布と含嗽の仕方(醫學博士・田村弘隆)
冷え性の方への注意(醫學博士・戸田クニ子)
人間に一番適した風呂の溫度は?(溫泉相談所)
本誌第十五周年(後記)(伊藤悌二)

一五巻二号 一九三七・二
小兒保健衛生號
題字(吉村忠夫)
早春の花(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(故松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
永井聯盟名譽會長の表彰式に於ける告辭-第八回全東京乳幼兒審査會表彰式-
福島縣勝常寺の國寶(日光菩薩・雨降地藏)
童心は踊る(佐藤勝輔、岡崎白信兩氏の名作)-昭和十一年文部省美術展覽會出品-
優良兒は健かに發育成長する(画報其の一)
本文
世紀の特輯
全日本優良児兒母の會の躍進(卷頭言)
名作曲家の列傳(一)-ヨハン・セバステアン・バツハ-(東北學院敎授・秋保孝藏)
忘れられた敎育(一)-敬稱敬語の敎育-(塚田喜太郎)
野口英世博士母子(神近市子)
年齢によつてお菓子のやり方を考へよ(醫學博士・中鉢不二郎)
齒がうごく(安藤蝸雲)
主婦の知識
東北地方の小供(其の二)(醫學博士・宇留野勝彌)
神經系統疾患-腦膜炎、腦水腫、癲癇-(高橋ミチ子)
子守は親自身が最上(青木誠四郎)
結婚前の男女の童貞と處女(醫學博士・白石義夫)
母と子(子の敎育篇)(文學博士・下田次郎)
エバンゼリン・ブース女史(山室民子)
誰が一番偉いですか(幼稚園兒への質問)
新母性講座
讃岐富士-弘法と日蓮の面影-(醫學博士・竹村一)
蛔蟲の話(醫學博士・川上漸)
小兒保健衞生-第一章 序論-(醫學博士・柿本保)
お乳の出ぬ時の處置と心得(水野清司)
住宅と室内裝飾(二)-造作、裝備、美術品-(角尾篤彦/岡田孝男)
嚏、湯ざめ等冬の生理學(醫學博士・富田恒男)
子供に惡い添ひ寢の習慣(山下俊郎)
街頭醫學
赤ちやんの人工榮養に就て(水野清司)
赤ん坊にねんねこ决して害はない(水町四郎)
ナゼ子供たちは風の子か?(醫學博士・浦本敎授)
子供の寢小便の原因(醫學博士・千葉俊夫)
老人や子供の熟睡によいゆたんぽ(醫學博士・柳澤賛治)
幼い子のカゼは胃腸をやられる(醫學博士・和泉成之)
眠り病の謎解かる
乳兒榮養の障碍食餌療法(醫學博士・杉野龍藏)
錦峯銀野
傳記小説 高橋是清(十七)-見込まれてペルー行き-(小杉健太郎)
『小弓俳諧集』-兒童に關する俳句評釈(八)-(岡本松濱)
母親のメンタルテスト(二)(東京審査會の)(伊藤悌二)
みちのくの旅(短歌)(伊藤悌二)
編輯後記(伊藤悌二)
\t\t\t\t
一五巻三号 一九三七・三
春の健康覺醒號
題字(吉村忠夫)
早春の花(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(故松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
秩父宮同妃兩殿下・北市民館に台臨遊ばさる
德冨蘆花先生をしのびて―武藏野なる先生の墓と粕谷御殿
豪華・東京優良兒母の會の餘興のかづかづ―東京アサノ兒童劇生徒諸君の兒童劇その他
會員一千五百名が參加した母の會の盛況ぶり―講師天野雉彦、伊藤悌二、富引幸藏の三先生
本文
春寒の警醒
秩父宮兩殿下・北市民館に成らせ給ふ(巻頭言)
子供の傳染病と結核(本圖晴之助)
子供が罹り易い春寒の病気(醫學博士・谷口清一)
清新な子供(岡本かの子)
神経系統疾患(高橋ミチ子)
兒童國民教育
娑婆の味(醫學博士・川上漸)
子の教育(文學博士・下田次郎)
盗癖のある子供の扱ひ方(霜田靜志)
無軌道女学生(神近市子)
忘れられた教育(二)言語教育(塚田喜太郎)
兒童國民の演劇教育(淺野歳郎)
初めて成る國民体力調査
緑丘靜話
多幸なる生江孝之先生(相田良雄)
德冨蘆花夫人と語る(伊藤悌二)
春の沙丘に(短歌)(納秀子)
友情無限
樫ノ浦西泊便り(沖本重虎)
白虎隊士伊東悌次郎伝(大川清太郎)
姉と妹とのお伴旅行(大川清太郎)
離乳の問題等
離乳に就いて(醫學博士・廣島英夫)
離乳の準備期と完成期(醫學博士・小西正孝)
東北地方の子供(其の三)(醫學博士・宇留野勝彌)
子供の教養と酒煙草(醫學博士・岡田道一)
母親のメンタルテスト(三)(東京審査會の)(伊藤悌二)
お産の日を知る新らしい計算法(醫學博士・山田尚允)
育児知識
子供の遊ばせ方(十ケ月頃から四五歳頃迄)(關寛之)
子供は誰とでも遊ばせよ(泰明小學校長・久保田亀藏)
玩具選擇の標準(山下俊郎)
大流行のぬり繪の問題(法政大學教授・波多野完治)
傳記小説 高橋是清(十八)(小杉健太郎)
名作曲家の列傳(二)ジヨーヂ・フレデリック・ヘンデル(東北學院教授・秋保孝藏)
本聯盟十五年間の實施事業要目
編輯後記(伊藤悌二)

一五巻四号 一九三七・四
愛兒の訓育號
題字(吉村忠夫)
早春の花(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(故松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
第九回全東京乳幼兒審査會總裁山崎農林大臣閣下
我が國社會事業の父・生江孝之先生と令孫靖子樣
濠洲の審査會に表彰された優良兒(濠洲母子保健協會主催)
母君の慈愛に育まるる三人の優良兒-下田醫學士令息、西山哲一君、江原民友君と母君たち
本文
育児知識
山崎農林大臣を我等の總裁に(巻頭言)
東北地方の子供(其の四)(醫學博士・宇留野勝彌)
母性の希ふもの(丸岡秀子)
痲疹の豫防と手當(醫學博士・西川爲雄)
淑子の追憶(短歌)(本圖晴之助)
新入學兒童と靴の問題(文部省學校衞生官・大西永次郎)
父親の酒量と身體發育との關係(生地憲/伊藤悌二)
同情と雅量
子の教育(文學博士・下田次郎)
私生兒に男兒が少い理由(醫學博士・岡徹)
眞暗な部屋にあるお琴(醫學博士・川上漸)
娘の愛生活を指導せよ(三輪田元道)
泌尿生殖器病(高橋ミチ子)
我等の使命
兒童愛護事業の最近の動向―大阪兒童愛護聯盟の業績(日本女子大學教授・生江孝之)
崇高なる母の曲型(東洋大學教授・廣井辰太郎)
第八回全東京乳幼兒審査會に於ける母親のメンタルテスト(四)(伊藤悌二)
『伊達衣』と『いつを昔』―兒童に關する俳句評釋(岡本松濱)
新母性講座
名作曲家の列傳(三)クリストフ・ヴィリバルド・グルック(秋保孝藏)
傳記小説 高橋是清(十九)(小杉健太郎)
或る夫婦たち(石原清子)
結婚と法律(塚崎真義)
お産の科學(平林たい子)
街頭醫學
婦人科醫の立場から花嫁さんへ(醫學博士・山田尚允)
姙娠中の禁食には出鱈目が多い(東京府技師・桑原丙午生)
姙娠中一番危險な腎臓炎(醫學博士・竹内茂代)
月足らずの兒を科學的に育てる(醫學博士・柴山幸一)
初産にボロはどれ程要る?(横川つる)
赤ん坊の眠りを妨げるな(日大教授・平澤精藏)
恐ろしい子供の丹毒(醫學博士・金子榮壽)
南洋生物採集行脚より歸りて(山村八重子)
乳兒の榮養とママーゲン(醫學士・山田貢)
第十一回全國兒童愛護週間實施要綱
三月の日記(後記)(伊藤悌二)

一五巻五号 一九三七・五
國民體位の向上號
題字(吉村忠夫)
燎爛の夏園(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(故松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
羽田飛行場にて(撮影・醫學博士・大槻正路)
九年前の最優良兒の桃太郎姿(米澤史朗)
帝都の先輩に迎へられた郷土の見學生―星宮城縣金山小學校長に引率された二少年たち
輝く母性愛(東京・島田義子樣御母子)
本文
國民體位の向上
祭りよりも憐みを勵め(巻頭言)
我が國民體位の趨勢(文部省體育課長・醫學博士・岩原拓)
少年工の問題(山川菊栄)
不良兒の溫床は多くは家庭(日本少年保護協會・森山武一郎)
母子の教育
子の教育(文學博士・下田次郎)
忘れられた教育(三)女性教育(塚田喜太郎)
防風を採る(短歌)(納秀子)
主婦と日常科學への警鐘(醫學博士・岡田道一)
娘をもつ母への性教育(醫學博士・赤須文男)
泌尿生殖器病―腎孟膀胱炎、夜尿症 (高橋ミチ子)
育児知識
子供澤山(醫學博士・赤司和嘉)
ビタミンに就て(一)(醫學博士・芳山龍)
東北地方の子供(其の五)(醫學博士・宇留野勝彌)
赤ちやんになるまで(醫學博士・川上漸)
新母性講座
名作曲家の列傳(四)ヨセフ・ハイドン(秋保孝藏)
「人気とり屋」や「見榮坊」の子(子供の村・霜田靜志)
草刈笛より―兒童に關する俳句評釋(一〇)(岡本松濱)
情死と殺人(式場隆三郎)
雷さん(試作童話)(間淑子)
五月の太陽
東京の審査會に於ける母親のメンタルテスト(五)(伊藤悌二)
傳記小説 高橋是清(二十)(小杉健太郎)
帝都見學の記(金山小學校長・星泰三郎)
小山義孝君の墓前に(短歌)(伊藤悌二)
三月の日記(後記)(伊藤悌二)

一五巻六号 一九三七・六
結婚生活の準備號
題字(吉村忠夫)
燎爛の夏園(表紙)(高木保之助)
目次の扉・カツト(故松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
海軍大將永野修身閣下と御二男誠樣
頬笑ましい吉村忠夫畫伯の御愛兒たちの近影-長男惇君、次男明君、三男衞君
故郷の山故郷の川(撮影・醫學博士・大槻正路)
仰ぐ風水害の吉岡先生の輝ける銅像
本文
世紀特輯
六月の言葉(巻頭言)
各國ヘルス・センター概況(醫學博士・南崎雄七)
結婚の醫學的條件(一)(醫學博士・土肥衞)
小兒と寄生虫(醫學博士・廣島英夫)
姙娠の心得(醫學博士・野須新一)
雲高気靜
母子保護法に就て(社会局)
或る夫婦たち(石原淸子)
聖女ケラー女史の悲慘な幼少時代
育兒知識
鼻はいばりやさん(醫學博士・川上漸)
母の乳が大切です(京大講師・米田正生)
ビタミンに就て(二)(醫學博士・芳山龍)
東京審査會に於ける母親のメンタルテスト(六)(伊藤悌二)
母子の救濟(文學博士・下田次郎)
翠苔緣芝
名作曲家の列傳(五の一)ヴルフガンク・モツアルト(秋保孝藏)
傳記 小説高橋是清(廾一)-地獄で佛篇-(小杉健太郎)
中等學生の不正乘車(藤岡愼一郎)
健康の里の建設(大阪府衞生會/大阪結核豫防協會)
街頭醫學
體位非常時(稻原勝治)
人工榮養の場合大切な問題(醫學博士・平澤精藏)
小さい小供は何故水を欲しがるか(醫學博士・吉原リユウ)
子供の寄生虫の豫防法(醫學博士・石井信太郎)
子寶のない淋しい親達へ(醫學博士・鈴木甚吉)
なかなか効果の多い灸(醫學博士・伊藤是)
蕁痳疹の正體(醫學博士・木村儀作)
大島遊草(短歌)(本圖晴之助)
紙芝居(詩)(平竹辰)
間違つてゐる赤ん坊のあやし方(咸城學園・細井次郎)
子供はナゼ動物園が好きか(上野動物園長・古賀忠道)
若き女性の惱み『ふき出もの』(田村一)
五月の日記(後記)(伊藤悌二)

一五巻七号 一九三七・七
乳幼兒の衞生問題號
題字(吉村忠夫)
燎爛の夏園(表紙)(高木保之助)
目次の扉及カツト(松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
日本兒童愛護聯盟全東京乳幼兒審査會名譽會長永井遞信大臣御一家の團樂
令孫の敎育に熱心な望月圭介翁\t
海軍機關少佐加藤武夫氏の愛兒と諒子夫人――東京柿ノ木坂夫人實家の庭前にて――
十六年前・有馬賴寧伯を圍んだ大阪舊友達――社會問題研究に寧日なき伯の面目躍如――
本文
世紀特輯
林間學校の再吟味(卷頭言)(伊藤悌二)
通學兒童の榮養辯當(本圖晴之助)
誕生日(實話)(住田睦風)
各國ヘルス・センター概況(醫學博士・南崎雄七)
大阪の審査會に於ける母親のメンタルテスト(一)(伊藤悌二)
早く生長するには男と女か(理學博士・篠遠喜人)
年少者の犯罪(神近市子)
乳幼兒の衞生
幼稚園の衞生問題に就て(一)\t(文部省敎育官・大西永次郎)
新生兒哺育法について(醫學博士・岡田春樹)
劣等兒の多くは環境と肉體の影響(柳田重久)
お産前後の注意(醫學博士・野須新一)
都會の子供(谷川多喜子)
結婚の醫學的條件――結婚が動機となつて新體を弱め易い――(醫學博士・土肥衞)
翠苔綠芝
常春の父母(短歌)(納秀子)
名作曲家の列傳(五ノ二)――ヴルフガンク・モツアルト――(秋保孝藏)
「菊の香」と「渡鳥集」――兒童に關する俳句評釋(一一)――(岡本松濱)
傳記小説 高橋是清(廿二)(小杉健太郎)
新母性讀本
忘れられた敎育(四)――性敎育――(塚田喜太郎)
東京珍風景 經堂にて(桐野葉子)
太陽をつかむ(醫學博士・川上漸)
疫痢の話(醫學博士・鈴木孝二)
ママーゲンの臨床實驗に就て(ドクトル・黒須馦)
育兒知識
小兒結核に就いて(醫學博士・芳山龍)
お乳の出をよくするには?(醫學博士・中山榮之助)
乳兒脚氣の手當(聖路加病院・長尾貞一)
幼兒の正しい間食の與へ方(醫學博士・田村均)
百日咳の豫防と早期診斷(醫學博士・平野忠七)
公衆衞生官と黴毒の撲滅(講演・ジヨセフ・イー・モーレ/抄譯・武谷等太郎)
編輯後記(伊藤悌二)

一五巻八号 一九三七・八
全東京乳幼兒審査會記念號
題字(吉村忠夫)
燎爛の夏園(表紙)(高木保之助)
目次の扉及カツト(松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
第二國民を祝福さるる我等の永井遞信大臣
山中湖から眺めた富士の英姿(撮影・大槻醫學博士)
山崎總裁・永井名誉會長を迎へたる日の光景――昭和十二年七月二十六日――
本會は常に審査會創始者としての権威を保持す――體重、身長、座高、頭圍、胸圍の測定部――
本文
恒久國防
全國民反省懺悔の秋(卷頭言)(伊藤悌二)
恒久國防・國民體位向上を目標とする第九回全東京乳幼兒審査會(伊藤悌二)
實行は大雄辯に優る
恒久國防のための乳幼兒愛護運動
永井遞信大臣・山崎前農林大臣の御臨場
久留島・岸邊・小原三顧問の御好意
各紙の審査會報
大滿悦の永井遞信大臣(東京朝日新聞)
恒久國防の第一線(東京日日新聞)
永井名譽會長や山崎總裁大童(讀賣新聞)
未來の兵隊さん・非常時赤ちやん(都新聞)
赤ちやんコンクール(報知新聞)
未來の勇士達人生最初の競技會(中外商業新聞)
今後二十年の成長を見守る(國民新聞)
二十年後を目指して(やまと新聞)
會場も割れるやうな泣聲(東京毎夕新聞)
永井遞信大臣も臨場されて(二六新聞)
冷房裝置も吹き飛ばす喧しさ(帝國夕刊新聞)
猛夏と愛兒
赤ちやん局の要望(金子しげり)
夏休み中の子供の保健(醫學博士・鎭目専之助)
赤ん坊に對する注意(醫學博士・野須新一)
不良な夏の街の飲み物(警視廳・三雲隆三郎)
子の爲めに優生学的な結婚を(醫學博士・安藤畫一)
買食ひをやめさせよ(子供の村・平田のぶ)
恩寵の慈雨
忘れられた敎育(五)――幼兒敎育――(塚田喜太郎)
名作曲家の列傳(六)――ルウドウイヒ・フアン・ベエトオフエン――(秋保孝藏)
經堂閑話(桐野葉子)
「そこの花」と「江鮭子」と補遺――兒童に關する俳句評釋(一二)――(岡本松濱)
蟬(俳文)(天王寺市民館長・前田夢一)
小さい蚋の話(ロシアお伽噺)(譯・尾崎邦子)
幼稚園の衞生
幼稚園の衞生問題に就て(二)(文部省體育官・大西永次郎)
日本人は何故小さい?(醫學博士・鈴木梅太郎)
夏の山登り心得帳
虛弱兒と海水浴(醫學博士・前田伊三次郎)
疫痢の豫防は買食ひの嚴禁が第一(醫學博士・落合明)
御婦人と海水浴の効能(醫學博士・巴陵祐)
どうすれば夏は安産が出來るか?(醫學博士・余田忠吾)
小兒結核に就いて(二)(醫學博士・芳山龍)
審査會前記(編輯後記)(伊藤悌二)

一五巻九号 一九三七・九
銃後の健康躍進譜號
題字(吉村忠夫)
天平時代の秋(表紙)(文展審査長・吉村忠夫)
目次の扉及カツト(松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
銃後の國民保健運動に光榮あれ!!――輝く第九回全東京乳幼兒審査會――
姫百合の咲く頃(昨年表彰された優良兒・豐中市山崎良子孃)
國防充實は母子の健康から――永井遞信大臣・山崎前農林大臣の本會御統裁――
兒童愛護戰線に異狀なし――岡田春樹博士の總評とライオン兒童齒科院の總動員――
本文
兒童愛護戰線
指導者は昏睡狀態(卷頭言)(伊藤悌二)
第九回全東京乳幼兒審査會(伊藤悌二)
各方面の參觀と應援
秩序整然たる獨特の審査
新興東京は新市から
國防色會場に横溢す
健康者は夏も強健である
無意識な尊い慈愛
普遍的文化運動――七月二十六日より三十一日まで
主婦が中心となる家庭防火群
碧空爽談
忘れられた敎育(六)――國際親善敎育――(塚田喜太郎)
各國ヘルス・センター概況(三)(南崎雄七)
「皮籠摺」と「一幅半」――兒童に關する俳句評釋(一三)(岡本松濱)
鳳仙花の咲く朝(桐野葉子)
名作曲家の列傳(七)――カアル・マリア・フオン・ヴエバー――
(秋保孝藏)
主婦の知識
公衆衞生官と黴毒の撲滅(二)(講演・ジヨセフ・イー・モーレ/抄譯・武谷等太郎)
人生の大試煉・夫婦の倦怠期(石井滿)
傳記小説 高橋是清(廿三)(小杉健太郎)
春草會詠草(兼題)盛夏雑題(即題)砂丘
大阪の審査會に於ける母親のメンタルテスト(二)(伊藤悌二)
育兒特別講座
赤ん坊に対する注意(醫學博士・野須新一)
乳兒の榮養障害(一)(醫學博士・芳山龍)
支那を覗く(一)――上海の春を歷遊して――(塚田喜太郎)
婦人と保健の問題(丸岡秀子)
子供の部屋は質素であれ(細井次郎)
五歳まで母の愛・後は父の訓へ(橋本勝太郎)
女子の勞働が月經にどう響く(桐原葆見)
全東京乳幼兒審査會奉仕委員とその日割
コドモ優良必需品出品者一覽表
東京審査會後記(伊藤悌二)

一五巻一〇号 一九三七・一〇
非常時下の乳幼兒保護號
題字(吉村忠夫)
天平時代の秋(表紙)(文展審査員・吉村忠夫)
目次の扉及カツト(松田三郎)
カット(佐野友章)
口繪
我等の會長坂間大阪市長の會場巡視――第十五回記念大阪乳幼兒審査會に際し――
秋草の彼方に映ゆる護國の富嶽(撮影・大槻醫學博士)
非常時下海國赤ちやん寫眞大會の優良兒
海國赤ちやん大會の審査委員會(第五回)――東京高島屋に於て――
本文
我等の使命
非常時と兒童の體位向上(卷頭言)(醫學博士・植野晃德)
赤ん坊に對する注意(二)(醫學博士・野須新一)
離乳期の食べ物(醫學博士・中鉢不二郎)
乳兒榮養の話(醫學士・山田讓)
巨人の列傳
傳記小説 高橋是清(廿四)(小杉健太郎)
名作曲家の列傳(八)――フランツ・シユーベルト――(秋保孝藏)
世間話(一)ツカダと云ふ男(ツカダ・キタロウ)
童話「金の大黑さん」(間淑子)
新母性讀本
赤ちやんの齒を護る(岡本清纓)
乳兒の榮養障害(二)(醫學博士・芳山龍)
赤ちやんの本能を温く見守れ(醫學博士・古澤平作)
大阪の審査會に於ける母親のメンタルテスト(三)(伊藤悌二)
おたまじやくし(童話)(山田春男)
碧空爽話
郷土は語る(塚田喜太郎)
鳳仙花の咲く朝(桐野葉子)
春草會詠草
支那を覗く(二)(ツカダキタロウ)
特別講座
各國ヘルス・センター概況(四)(南崎雄七)
銃後の衞生と市民の覺悟(醫學博士・藤原久十郎)
毅然としてたつ者(村岡花子)
編輯後記(伊藤悌二)