婦人画報　第５９９号（昭和２９年７月）

生活技術
★グラフと色刷
夏の働くきもの（桑沢洋子）
夏の陽に映える４つのシルエット（伊東茂平）
コットン・プリントの新しいビーチ・ウエア（大西チエ／浅野よし子／原のぶ子）
海の用品
一九五四年のシルエット――マンスリー・ファイヴ（田中千代）
色のトリミングを愉しむ無地のリネン（山脇敏子／原あやめ）
ワンピース・ルックのブラウスとスカート（国方澄子／横谷節／鈴木宏子）
斜陽（伊東茂平）
夏のきれと外出着（伊東茂平／横山とき子）
テーブルクロスにもなる海浜用バッグ（藤沼陽子）
アクセサリーにもなるなるしゃれた工具掛け（ＫＡＫデザイン・グループ）
ビニール・マネキン――洋裁家の商品学（藤川延子）
夏のたのしいバーベキユー・デイナー（藤田富貴）
ベーシング・スーツ（高木とみ子）
くらしのなかの花（小原豊雲）
夏の生活から生れた新しいキモノ（大塚末子）
海に入らない夏の生活（マダム・マサコ）
夏にふさわしいローブ・ド・シュミジェ（伊藤すま子）
★本文
紗と絽――日本趣味のヴォーグ（本吉春三郎）
自然が貴女を美しく――全身美容（川端愛浩）
素人が大工する（横村木人）
夏の生地と色（マダム・マサコ）
子供の健康を守る１２ヵ月――子供の結核（木田文夫）
靴（松木幾）
料理
バーベキュー・デイナーの献立と作り方（藤田富貴）
バーベキューについて（相羽有）
ふるさとの銘菓（中村汀女）
料理歳時記（柳原敏雄）
鮎料理（山下茂）
関西の味（大久保恒次）
今月の服装研究室
口絵・グラビヤ頁の作り方
★ベーシング・スーツのつくり方（高木とみ子）
★夏の働くきもの（桑沢洋子）
★色のトリミングを愉しむ無地のリネン（山脇敏子／原あやめ）
★ワンピース・ルックのブラウスとスカート（国方澄子／横谷節）
★コットン・プリントの新しい海浜着（大西チエ／浅野よし子）

敎養知識
★グラフ
俳優座劇場（カメラ・田村茂）
ボーリング――矢野直子さん（大竹省二）
最上川（カメラ・渡部雄吉）
★本文
民謡紀行――最上川を下る（服部竜太郎）
愛情の終着駅（渡辺直子）
ニューヨークの小市民（岡田実）
この不安な日本を生きるには
★座談会　黙っていられない日本女性――蠟山政道氏を囲んで
★対談　世界と共にゆれる日本（大内兵衛／山川菊栄）
わが半生記――フイルムの世界に生きて（英百合子）
現代作家論――アースキン・コールドウエル素描（竜口直太郎）
生きる意味をもとめる人々――社会生活学校（石垣綾子）
ニッポン文化レポート
＊アジアの叡智であること（メール・エ・エダルベラム）
＊簡素な佳い方を（ノエミ・レイモンド）
＊キモノか洋裝か（エリゼ・グリイリイ）
＊よい歌い手となる道（アクレヴィ・福沢）
癌を追跡する（石垣純二）
世界の動き――レマン湖の五人男（伊藤昇）
スズメの歌――思い出の車掌さん（石井桃子）
働く人のサンマーライフ事典（近藤宏二／黒田初子／高橋義孝）
季節の動物たち――五百助トビ（斐多猪之介）
暮しから・社会から（宮城音弥）
サラリーマン・目白三平の生活（中村武志）
詩人の手帖（春山行夫）
カラア・セクション
今月の映画　女の獄舎・波止場・地獄と高潮・あの手この手・昨日と明日の間・晩菊
Ｑの眼（津村秀夫）
名脇役の横顔（双葉十三郎）
現代監督論（飯島正）
文芸ものの映画化について（十返肇／植草甚一）
二つの顏（南俊子）

文藝
花自ら教あり（連載第七回）（高見順／え・朝倉摂）
燃ゆる限り（連載第十二回）（佐多稲子／え・佐藤泰治）
頸飾り（世界名作短篇）（モーパッサン／訳・丸山熊雄）
読書文芸（選者・佐藤佐太郎／星野立子／壺井栄）
婦人画報五十年記念デザイン・コンテスト入選発表