婦人画報　第６０８号（昭和３０年４月）

敎養知識
★グラフと色刷
尼寺の記（カメラ・佐伯義勝）
サルデイニア島の手工芸（亀倉雄策）
修善寺物語（オペラ）（田沼武能）
版画風土記――四国・島でのくらし（大田耕士）
春の花　連載いけばな講座（小原豊雲）
芸能ページ
マアロン・ブランド（南俊子）
ジョン・フォード（双葉十三郎）
浮雲への疑問（津村秀夫）
フランス映画通信
今月の映画
オペラブームの底流
版画をつくる子どもら（カメラ・朝倉隆）
★本文
世界の動き（蠟山芳郎）
詩人の手帖――デイジー（春山行夫）
日々断想――ふたつポン（幸田文）
現代を生きぬく女性の生活力
美しさと強さを生む生活力（石垣綾子）
世の中を楽しくする力（佐多稲子）
手記
ニコニコまんじゅう経営記（本田幸子）
パラダイス・ロスト（松村雅子）
バレエとバアとママの間で（近藤玲子）
フエアプレイに生きる（桜庭貴美子）
新しい職場に出る貴方におくる
働く若い人々におくるアンケート（川喜多かしこ／西田孝雄／代田三郎）
座談会――今日の職場での私たちの話（原田千枝子／山川幸子／上村昌子／石田敦子）
働きながら通える学校
選挙が終ったそして私たちは　座談会（松岡洋子／中村哲／他３名）
目白三平のゴルフ（中村武志）
ジェン・エアの作者を繞る人々（工藤直太郎）
新しい住宅を語る――丹下助教授と語る（宮城音弥）
生きること、愛すること、教えること（阿部知二）

生活技術
★グラフ
世界人形めぐり――スコットランドの青年と娘（竹内菊代）
新しい感覚をもった若い人のきもの（伊東茂平）
マダムＨとマドモアゼルＨ――ツィードのハーモニー（伊東茂平／伊東孝）
袖つけ――デザイン教室（伊藤すま子）
無地と縞――マンスリフアイブ（田中千代）
脇縫いのないきもの（大塚末子）
男ものの軽快な変りチヨッキ（石津謙介）
若い人のヴオーグ（マダム・マサコ）
あみもの――花と共に（高木とみ子）
美しいヤングレデイへ　美容服飾特集
①個性美に輝く容姿を創るには（梅沢文雄）
②お化粧第一課（小野光子）
③家庭内で出来る姿勢美を作る美容体操（山本鈴子）
④眼鏡と顔（山本鈴子）
ボテイタイプに合せた装いの研究（南部あき）
美しいヤングレデイへ（山野愛子／マヤ片岡／メイ牛山／牛山喜久子）
手芸のあるきもの
①プレーンなシルエットに染色と手芸のテクニックを（諸岡美津子／佐田栄子）
②レースあみのあるきもの（長野久／野村静枝）
（男の服飾
★本文
よい子をつくる家と社会
①離乳困難、百日咳、自家中毒症（木田文夫）
②子供の喧嘩といぢわるをどうする（平井信義）
男もの教室・替ズボンとホームスパン（松野幾）
流行のとり入れ方（マダム・マサコ）
今月の料理
色刷・かまぼこのカナッペ（江上とみ）
かまぼこの西洋料理（江上とみ）
苺のおやつ二種（米津千恵）
関西の味（大久保恒次）
家族づれのピクニックに（柳原敏雄）
野遊びのお弁当（柳原千代子）
ハムを利用した料理三種（米津千恵）
ふるさとの銘菓（中村汀女）
今月の研究室
風俗人形――スコットランドの青年と娘（竹内菊代）
マダムＨとマドモアゼルＨ（伊東孝）
ブラウスを染める（栗原孝二）
花模様のある毛糸ブラウス（高木とみ子）
手芸のあるきもの（諸岡美津子）
若い人の手芸的アクセサリー（佐田栄子）
すまいのまわり・４　座敷水屋をつくる（横村木人）

文藝
花いかだ（連載第八回）（小山いと子／絵・森田元子）
女の海（連載第四回）（芹沢光治良／絵・佐野繁次郎）
宮本百合子（女流文学者読本）（網野菊／絵・佐藤忠良）
富士を見に〈短篇）（田宮虎彦／カメラ・土門拳）
読者文芸（佐藤佐太郎／星野立子／壺井栄）