野球界 第31巻第18号(昭和16年8月)
社説 學生野球選手に與ふ
大村一藏 小島六郞 〝學生野球の現狀と打開策〟對談
六大學野球の再檢討 早大に望む精神力の鍊磨・用兵作戰に心すべき慶應・明大は藤本の健鬪に報いよ・法大に欲しい大剛の風格・立敎は勝利への新活路を見出せ・帝大に期待さるる今後の飛躍
學生野球監督論(三原修)
首位打者の今昔(鷺田成男)
秋に登場する新人群像(杉立宣夫)
敢鬪の投手殊勳錄(若宮三郞)
都市對抗野球雜記(小川正太郞)
我等の心身鍛鍊報告書(小川武)
富士に鍛へる(川崎隆章)
ラジオ體操よもやま座談会 御大典記念に生る・アイヌや乞食までも・支那事變を契機として・認識不足な都會人・江木氏へ感謝の聯盟・隣組と體操の關係・山手の邸街は駄目・出征に備へて始む・四十三で體力檢定・子供の指導に就いて・將來はどう行くべきか・
偉大なラジオの功績・眞の幸運は健康から(苫米地貢/栗本義彦/中谷重治/酒井淸作/門山廣尚/内藤炫三/山本敏一/金崎彦太郞/水谷爲吉/眞壁幹豐)
滿洲國に於ける夏季戰の覇權は?(金子家基)
建設の試鍊を克服して(南海軍監督・三谷八郞)
我が鍊成訓 毛利元就の故事に學ぶ(朝日軍監督・竹内愛一)
關西球談(石崎龍)
近代野球戰術(五)(鈴木惣太郞)
土俵に生きる二十年(元阿久津川・佐渡ヶ嶽高一郞)
滿鮮旅の覺え書(笠置山勝一)
☆續・滿鮮汗だより(大須猛三)
照國のことども(千賀ノ浦邦七郞)
照國の優秀さ(生澤朗)
相撲道を擔ふ人々 歷史を築く者(双葉山) 鬪ひ取るもの(羽黑山) 近代的感覺(安藝ノ海) 滿々たる氣魄(前田山) 生れついた力士(照國) 悲運の大關(五ッ島) 艱難玉と化す(玉ノ海) 正直一代男(名寄岩) 變幻の妙味(笠置山) 近世相撲の極致(綾昇)
新鋭の先陣(佐賀ノ花) 角界の電擊王(櫻錦)
☆井筒部屋(武内紅子)
新番附豫想雜記(須賀茂)
鎖夏相撲夜話(藤井猪勢治)
隨筆 橫綱稻妻雷五郞傳(增島白圭)
大震災當時の相撲(加藤也穆)
☆質疑應答
☆編輯後記
心身鍛鍊 徒歩旅行案内(小島六郞/長島春雄 共著)