新女苑 第2巻第7号(昭和13年7月)
母(土方與志母堂の話)(村田義光)
七月詩畫譜
女性(アート寫眞)
若い律動(グラビア)
映畫と歌劇(グラビア)
知多半島師崎(窪田空穗)
夏日點淸(衣卷省三)
夏の旅にて(喜志邦三)
海へ(正富汪洋)
手(築地藤子)
名作繪物語 母性の勝利(ボリス・ピリニヤーク/米川正夫)
柚子の花の咲くころ(吉田絃二郞)
帽子(吉屋信子)
座談會・日本を狙ふスパイ群
長篇小説
實いまだ熟せず(畫・岩田專太郞/橫光利一)
靑春の書(畫・林唯一/丹羽文雄)
石の枕を立てて(畫・富永謙太郞/賀川豐彦)
花紋(畫・猪熊弦一郞/大佛次郞)
詩
雲の幻想(西條八十)
麗人ヘレナの歌(日夏耿之介)
我等はかく戰へり(ゲルトルド・エ・キュックリヒ)
敎養と趣味
鷗外小説の究竟頂(日夏耿之介)
パール・バック印象記(市河晴子)
女二題(東鄕靑兒)
季節の花いろいろ(靑木茂)
隣近所の話
隣人今昔記(片岡鐵兵)
向ふ三軒兩隣り(武田麟太郞)
戸塚から落合へ(窪川稻子)
處女戒律(杉山平助)
短篇小説
山脈(畫・田代光/武田麟太郞)
雪溪(畫・吉邨二郞/藤澤桓夫)
月見草(畫・嶺田弘/田島準子)
六本指の海賊(畫・松野一夫/渡邊啓助)
男の性格を解剖する
生物的に(深尾須磨子)
男の性格(藤川榮子)
男性についての感想さまざま(村岡花子)
女の友情は信じられるか
未開の友情(深尾須磨子)
所詮は境遇で支配される(柳原煠子)
將來は信じられる(中本たか子)
☆女中より女醫へ(奧田榮)
或る不思議な話(林芙美子)
FILM・REVIEWS
とびら
戀の挽歌(飯田心美)
路傍の石(大黑東洋士)
氷上亂舞(野口久光)
母と子
海と山・夏のユーモア(橫井福次郞/石川義夫/ナカムラ・トク/村山しげる/淸水崑/杉浦幸雄)
卷頭言
大相撲夏場所ユーモア見物(丘文子)
春日野八千代に近況を訊く(A・B・C)
戰戦の人間愛(中村政雄)
ホームセクション
新女苑ボーグ(松野一夫擔當)
生花の服飾(中原淳一)
お部屋拜見(山本安英/山岸しづ江)
七月の髮(朝)(資生堂美容室)
七月の髮(夕)(芝山みよか)
私の化粧と服裝のポイント(高峰三枝子)
初夏の若々しいドレスは(田中千代)
お孃さんのお小遣調べ(諸孃囘答)
ピクニック・ア・ラ・モード(黑田初子)
こんな症狀に氣をつけよ(井出ひろ子)
竹の皮のハンドバック(緖方須磨子)
衣食物の値上りに關聯して(下松桂馬)
若い人のデザイン(太田通子/佐藤きくよ)
讀者文藝
コント(片岡鐵兵選)
詩(深尾須磨子選)
日記(編輯局選)
短歌(窪田空穗選)
ペンルーム
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編輯後記
啄木から愛妻への手紙(𠮷田孤羊)