画報近代百年史 第9集(昭和29年9月)
口絵 〝現代流行雙六〟=五十代のママさんたちに捧ぐ(色刷)
大逆事件=〝恐るべき憎むべき陰謀〟の開幕
判決下る!=十二名を絞首台上に送った〝でっちあげ〟
大逆事件の反響=屈折した良心
海と空=明るいニュース・暗いニュース
〝冬の時代〟の思想善導=南北正閏論・その他
悪魔の美しさ=耽美派(デカダンス)文学
日比谷に出現した白聖の大劇場=帝劇開場
武漢の烽火=辛亥革命起る
孫文臨時大総統=中華民国生る
清朝最後の日=袁世凱革命を奪う
自我にめざめた女性たち=〝新しい女〟
〝オールド・ニッポン〟の衝撃=市電のストと石川啄木
明治の終焉=明治天皇崩御
〝武士道〟日本=乃木大将殉死
詔勅を弾丸として政敵を撃つ=大正政変(1)
満都騒〓=大正政変(2)
長閥に代る薩閥=大正政変(3)
次第に悪化する日米関係=アメリカの排日問題
シーメンス事件=帝国海軍の汚職
人気をさらった目玉の松っちゃん=初期日活時代
官展に反抗ののろし上る=二科会成立
サライェヴォの銃声=第一次世界大戦勃発す
英独世界政変の対立=大戦の前夜
二正面作戦挫折す=一九一四年のヨーロッパ戦線と日本の参戦
〝うしろ禿山、まえは海〟=青島攻略
南十字星の下に=日本艦隊の南洋占領とエムデンの活躍
カチューシャかわいや、別れのつらさ=新しい演劇への苦闘
トピックさまざま
戦争とポスター=銃火にかわるもの(色刷)
戦争第二年の苛烈さ=前線銃後をとわず
火事泥的強引戦法=二十一ヵ条の対中国要求
泰平日本=即位大礼前後
勝敗はいずれに=ヴェルダン総攻撃とユトランド大海戦
タンクの初登場=ソンムの会戦
デモクラシーの昻揚と新理想主義の哲学=デカルト・カント・ショーペンハウエル
人類の意志を信じよう=白樺派の文学
世界的水準=自然科学界の諸業績
この年の話題
ビリケン超然内閣=多難なる福の神