画報近代百年史 第1集(昭和28年11月)
口絵 アメリカ軍艦サスケハナ号(色刷)
一八五〇年=東亞に警鐘は響く
砲火に開かれた中国=アヘン戦爭
タイクンの国=太平の世相
天保の世相=混乱の世の中
新しい学問の芽生え=先駆者たち
長崎出島のオランダ屋敷=鎖国の窓
革命の嵐と黄金の潮=一八四八年のヨーロッパとアメリカ
ペリー艦隊の航跡=ノーフォークから沖繩まで
沖繩と小笠原=この時も沖繩が根據地となった
太平のねむりをさます蒸汽船=黑船来る
ペリー再び来る=黑船は江戸湾にまで入ってきた
日米交歓(1)=国粹の精華を見せはしたものの
日米交歓(2)
米国大統領のプレゼント=西洋文明に圧倒される日本人
神奈川條約=ペリー去る
華南の一角からあがった反満ののろし=太平天国の乱
ロシアの使節=オロシャの船で長崎港は大さわぎ
京阪地方も大さわぎ=大阪湾に現われたロシア軍艦
日本製外国船第一号=つなみで沈んで日本で造船
安政の世相(1)=地震・雷・火事・コレラ
安政の世相(2)
ハリス来る=飜る最初の領事館旗
ハリスの江戸登城=中国の情勢を利用して通商條約を結ぶ
アロー号事件=ふみつけられたユニオン・ジャック
そのころのインド=ガンジス河を赤く染めたインド人の血
尊攘志士に示されたもの=いわゆる安政仮條約
ヨコハマの開港=先ず遊廓の設置から
ヨコハマの繁榮(色刷)
井伊直弼の登場=赤鬼が現われて大いに独裁者ぶりを発揮した
安政の大獄=赤鬼大いに彈圧す
櫻田門外の変=雛の節句に雪が降り
はじめて外国に使した人々=遺米使節
まかり通る遺米使節
咸臨丸の試練=太平洋橫断に成功
プロシヤ使節の見た日本と中国
プロシヤ使節の見た日本=「プロシヤの東方アジア遠征記」より(色刷)
やぶにらみはごめん=遺欧使節
嫌々ながらのお輿入=和宮降嫁
首はあるなどと供方自慢をし=坂下事件
足軽・仲間の失業=幕政改革
異国情調=開港場の夷人風俗
物価は上る=国民を窮乏させた外国貿易
外人殺傷事件(1)=犯人地下にもぐってつかまらず
外人殺傷事件(2)
生麦事件=大名行列をおかす「夷狄」は
激派粛正の上意打ち=寺田屋事件
天誅=荒れくるうテロリズム
將軍上洛=前代未聞! 將軍天皇の許に出向く
攘夷祈願=これまた前代未聞! 天皇が御所の外に出る
―年表―