雑誌目録ブンゲイ
          資料番号:100036440
            
        文藝 第11巻第1号(昭和29年1月)
- サブタイトル
 
- 著者名
 
- 出版者
 - 河出書房
 
- 出版年月
 - 1954年(昭和29年)1月
 
- 大きさ(縦×横)cm
 - 21×
 
- ページ
 - 152p
 
- NDC(分類)
 - 051
 
- 請求記号
 - 051/B89/11-1
 
- 保管場所
 - 閉架雑誌
 
- 内容注記
 
- 昭和館デジタルアーカイブ
 
                和書
                                                              
            目次
              ◇新年小説特集◇
小春日 結婚前の女性の、微妙な心理のヒダを、こころ憎いほど鮮やかに描きあげた名品。巨匠川端康成の嚴しい眼光の奧底に奏でられる澄麗な抒情歌。(川端康成)
馬鹿一と或女 底拔けのお人よし、名著でおなじみの「馬鹿一」のところへ、とつぜん得體の知れぬ中年の美人が出現した。その女性と馬鹿一との交渉は、世間的な常識からいうなら、まるで現實とは思われない…だがそれは、誰の心にも潜むもの。(武者小路實篤)
三等車 停車場…哀愁の雰圍氣が何處よりも濃く漂う場所。小さな所帶をいっぱい詰め込んだような三等車の一小景から、作者の庶民への愛情が果てしなく擴ってゆく、見榮を忘れて生きる人々への愛情が…。(佐多稻子)
冬への案内人 戀人をアルプスに奪われた遠縁の娘を、五十歳の彼は養女に迎えたかった。その熱心さにひそむ淡い戀心を、人間の善意と善意の交流のなかに美しく謳った好短篇。(澤野久雄)
村のエトランジェ ユーモアとエスプリに溢れた輕妙な筆で、戰時中の疎開村の出來事、田園の匂い、それに作者の所謂「凄い女」の白粉の香りが、明るく鼻をつく、ちょっと類のない味の作品。(小沼丹)
評論家の小説
小説のゆくへ(吉田健一)
文化人(百枚)(亀井勝一郎)
批評家(青野季吉)
小説に描かれた青春像
トニオ・クレーゲル(高橋義孝)
ノーベル文學賞とチャーチル首相(浦松佐美太郞)
座談会 ソ聯・中共よもやま話(米川正夫/岸田國士/荒垣秀雄/中島健藏/神西清)
明治四十五年の正月(久保田万太郞)
三日ぢごく(室生犀星)
十のお正月(阿部艶子)
昭和廿八年度主要小説家執筆一覧表
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