女性史研究ほっかいどう 3号(2008年10月)
☆巻頭言…第3号の発行にあたって
☆北からの女性史30年
・自治体史編集事業と女性史――『新札幌市史』は女性史をどう書いてきたか(海保洋子)
・ニコライ堂で学んだ柏村郁(柏村知子)
・王子製紙争議五十周年――王子争議をうたごえ運動とともに(岸伸子)
・心は常に"今"にある――祖母・斉藤ハクの歴史(最終回)(斉藤道子)
・ささやかな安堵感――『心は常に今にある』刊行
・私と札幌女性史研究会〈コラム〉(川口みゆき)
・19世紀末――20世紀初頭ミス・ルーシー・ペインの北インドと北海道における宣教の軌跡(中村一枝)
・札幌商工学校学友会誌『商工』に巡り合う――『長兄のこと』その後(本田明子)
聞書き二題
・首切りだって勇気をくれた――札幌東部に八〇年――猫塚静江さん
・昭和の教育――生徒として教師として――叶美智子さん
☆聞書き・林恒子
・「幻冬舎、フジテレビ共催 感動ノンフィクション大賞」を受賞して(吉川千鶴)
【寄稿】~各地からの風~
・草の根かきわけて地域女性史四二年(愛知女性史研究会・伊藤康子)
・橋浦一族と北海道(総合女性史研究会・折井美耶子)
・当事者性によってつながれた女たちの活動 女性の人権ネットワーク事務所「女のスペース・おん」の一五年(代表理事・近藤恵子)
・すぎこし方いきいきと――家庭科教育と女性史と(帯広・十勝女性史研究会・齋藤節子)
・「一枚の写真」から函館婦人矯風会草創期を思う(道南女性史研究会・酒井嘉子)
・北海道の教育現場とジェンダー(札幌女性問題研究会・笹谷春美)
・ひとすじの道へ(室蘭女性史研究会・菅原揖子)
・「北の女性史」に魅せられて(「岩見澤の女性史」編纂代表・長井二三子)
・私の女性史研究――公娼制度を中心にして――(総合女性史研究会・星玲子)
・平和・婦人運動の原点――東京大空襲と八月十五日――(前北海道平和婦人会会長・三浦章子)
・国内植民地の「遺産」サハリン・シンポジュウムで考えたこと(今西一)
・戦時下の女学生 学徒勤労動員と女子挺身隊の記録~〈工場・事業場〉編(西田・秀子)
・札幌女性史の三〇年――北海道の女性史研究の中で(札幌女性史研究会代表・林恒子)
・札幌女性史研究会規約
・会誌創刊号、二号の目次紹介
☆編集後記
・執筆者一覧