空襲通信 第20号(平成30年8月)
第1部 特輯硫黄島からの空襲
硫黄島から日本本土を攻撃した第7戦闘機集団について(工藤洋三)
市部瀬の惨劇――P-51戦闘機による列車銃撃――(澤久子)
空襲犠牲者記念像の設立(校條善夫)
亀山列車銃撃事件(1945年8月2日三重県)の調査と継承(岩脇彰)
中央本線419列車空襲――空襲の実態把握と慰霊行事の37年――(齊藤勉)
1945年8月5日のP-51行動記録(楢崎茂彌)
記録に残されなかった阪南市の空襲――P-51による銃撃――(辻本久)
『名鉄電車空襲被害事件』について(松原勝己)
第2部 米軍資料編
昭和20年7月15日に北海道の日本海側に墜ちた5機(田中まこと)
The New York Timesが語る太平洋戦争末期の様子――米マスコミがとらえたフィナーレ爆撃の意図――(藤本文昭)
梅雨期の米軍の1トン爆撃攻撃――1945年6月の大阪空襲から――(松本泉)
台湾空襲の概要(新妻博子)
第3部 空襲記録・記録のあり方
おカミの”無為無策”ぶりが富山大空襲の死者を増やした――富山大空襲の死者はなぜあんなに多かったのか――(和田雄二郎)
ドイツ・ヴュルツブルグの空襲慰霊祭――2017年3月の調査結果報告――(柳原伸洋)
中島飛行機武蔵野製作所と空襲,戦後の跡地利用に関する大型説明板ができました!――都立武蔵野中央公園拡張エリア・「爆撃照準点」に近接――(牛田守彦)
気象観測原簿にみる空襲記録(山本竜也)
第4部 各地の会の報告
第33回戦災・空襲記録づくり東海交流会(寺脇正治)
半田空襲と戦争を記録する会活動報告(2017年4月~2018年3月)(佐藤明夫)
戦時下の小田原地方を記録する会・活動報告(2017年4月~2018年3月)(井上弘)
「富山大空襲を語り継ぐ会」の活動(2017年6月~2018年5月)(和田雄二郎)
岐阜空襲を記録する会2017年活動報告(篠﨑喜樹)
「静岡平和資料館をつくる会――静岡平和資料センターの活動――」(2017年4月~2018年5月)(土居和江/寺島敦子)
ゆきのした史料館の活動報告(2017年6月~2018年5月)(田島伸浩)
神戸空襲を記録する会の1年(中田政子/小城智子)
岡崎空襲を記録する会の活動(香村克己)
武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会の活動(秋山昌文)
第4回空襲・戦災・戦争遺跡を考える九州・山口地区交流会の報告(工藤洋三)
東京大空襲・戦災資料センターの2017年度(山辺昌彦)
横浜の空襲を記録する会・一年の報告(藤井厚)
千葉市空襲を語り継ぐ最近の行動(伊藤章夫)
「今治戦災の実態」と米軍の作戦任務報告からみた空襲(新居田大作)
国家無答責理論と戦災犠牲者名簿の調査(今村修)
『空襲通信』への投稿について
編集後記