富士 第13巻第12号(昭和15年11月)
▲表紙 〇開發(撮影・梅本忠男/着色・松下正)
▲多色口繪 〇人馬一體(畫・倉垣辰夫)〇小春日の畑(撮影・梅本忠男)
(グラビヤ寫眞)
◇新體制
◇朝
冨士グラフ
△馬は生きた兵器だ
△大陸明朗通信
△世界注視の蘭印
△獨逸少年少女の勤勞奉仕
△銃後の話題
◎新體制の發足について
◎前線將兵の勞苦と銃後國民の奉公(本庄繁)
壯絶!死の盲目飛行、泣いて綴つた從軍報告 重慶爆撃行(棟田博)
種痘は如何にして普及されたか、先覺者の歩んだ道 科學日本人(貴司山治)
一女宣撫官が、抗日青年を目覺めさせた血の記録 匪襲の夜(木村莊十)
こゝに時代の新しき商人道德が示された! 越えて行く道(今井達夫)
銃後に人あり
◎誠ゆゑに(富安龍男)
◎眞心の贈物(豊田耕三)
◎任侠銃後に咲く(宮下文作)
事業報國 職工社長(野澤純)
軍國秘話 薫る白梅(服部明二)
現代小説 純愛の記(横山美智子)
映畫小説 再生の船出(岩田英文)
講談 清水ヶ岡(寶井馬琴)
新作落語 金、金、金(翁亭桂馬)
陸の荒鷲 魂の歸還(山村邦利)
海の荒鷲 鐵橋爆破(湊邦三)
◎稻穗を眺めて(詩)(西條八十)
◎模型飛行機(詩)(サトウ・ハチロー)
將棋と碁
筋の發見(七段・瀨越)
勘所の摑み方(八段・花田)
▲映畫界噂話
▲笑話倶樂部
▲川柳漫畫(谷脇素文)
▲お勝手天下(川原久仁於)
▲時局あれこれ集(富田幸夫)
▲銃後美談原稿懸賞募集
▲懸賞寫眞募集
傑作コント集
◎海底の寶石(耶止説夫)
◎輕騎兵と百姓娘(ウエンワス・ハイセ)
◎舞踏會の夜の出來事(馬島俊積)
◎贅言無用!!(松浦泉三郎)
時局早わかり 世界に金が通用しなくなつたらどうなるか(丸山幹治)
◆アメリカを警戒せよ ◆ソ聯の肚はどこにあるか
◇乃木將軍ち名馬(木村毅)
◇戰費と國債(今村武雄)
◎新體制の推進力 星野企畫院總裁(藤村肇)
◎牛乳配達の昔を忘れぬ 川原田政太郎博士(海野十三)
海外雄飛の日本人達(菊池寛)
開拓の先駆者は語る 大南洋座談會
國策協力の實例
節米する節米町會(中村篤九)
共同炊事班の活動(木村よね子)
國防一錢貯金(石井惠美)
冨士漫畫館
日本民族の大抱負(吉野弓亮)
世界平和へ導く者(岡田晟)
最後の祈り(西塔子郎)
スパイは何處にでもゐる(永井保)
新體制日本(杉征夫)
この恥辱(せんば太郎)
日本人なら(松下井知夫)
僕の提案(三光マンガ合作)
外國漫畫
評判の長篇小説
現代小説 拓士の妻(竹田敏彦)
明治小説 時代の尖兵(大林清)
時代小説 德川家康(鷲尾雨工)
探偵小説 亞細亞の鬼(大下宇陀兒)
現代小説 春告ぐる嵐(川口松太郎)
時代小説 鶴龜武士道(白井喬二)