富士 第13巻第11号(昭和15年10月)
▲表紙 〇希望(着色・松下正)
▲多色口繪 〇慰問袋(畫・今村嘉吉)〇時代の尖兵(畫・玉井德太郎)
(グラビヤ寫眞)
◇航空日本
◇南洋風物
冨士グラフ
◇建設は進む
◇高原開發畫報
◇鍛練時局色
◇航空寫眞の出來るまで
◇情の皇軍
◇伊勢大廟に額く(松岡洋右)
◇戰爭と體位向上(下村宏)
歐米心醉の夢から醒めよ、新東亞建設の理想小説 時代の尖兵(新連載)(大林清)
血の記録、宜昌大作戰の從軍報告! 戰生少尉奮闘記(木村毅)
見よ、科學精神を生かした獨逸の軍人魂 挺身第五列(木村小松)
跳梁する某國スパイをあばく、防諜小説 花の露臺(北林透馬)
◎ぜいたくは國家の敵!
◎節食しても榮養は大丈夫(糧友會主事・外岡和雄)
◎スパイの手に乘るな(藤倉常三)
銃後物語 任侠鶴嘴部隊(安倍季雄)
時代小説 傑物奇物(大倉桃郎)
明朗小説 若奥さん大出來(南達彦)
映畫小説 鬪ふ男(朝倉貞夫)
講談 長英と三次(大島伯鶴)
新作落語 箱根山(柳家金語樓)
▲國家の雜誌と皆様
▲藝界噂話
▲笑話倶樂部
▲陣中和歌
▲人體に關する豆知識
將棋と碁
勘所の摑み方(八段・花田)
筋の發見(七段・瀨越)
◎日滿支連絡航空路繪圖(畫・澤井一三郎)
銃後に人あり
シミツタレナ旦那樣(上野料一)
東京驛頭の感激(木島博)
片假名便り(池上三十三)
傑作コント集
◇指輪(北林透馬)
◇如何なる星の下に(葵龍之介)
◇青眼鏡の男(松浦泉三郎)
◇樽中有仙(鯱城一郎)
海の荒鷲 奇蹟の生還(湊邦三)
陸の荒鷲 飛行靴通信(山村邦利)
滿洲事變十周年!尊き建設の思ひ出物語 東宮公館(木蘭良二)
◎爆彈を飲む日本兵(馬島俊積)
國策協力の實例
▲坊主頭から出發(上野驛長・富田政助)
▲惰眠を醒ます板鐘(宮崎縣小學校長・白川馨)
◎朝の精神(詩)(佐藤惣之助)
◎節米日(詩)(サトウ・ハチロー)
◎日本勤勞の歌
◎南を想ふ(詩)(西條八十)
◎頑張り音頭(内田つとむ)
◎感激の輸送機(感話)(井口靜波)
冨士漫畫館
日本人なら出來ぬ筈(田村辰三)
贅澤品禁止(志村つね平)
もがく蔣介石(岡けんぢ)
防諜報國(吉野弓亮)
害虫驅除(白路うらら)
戰線銃後一體(をぎ原賢次)
東亞共榮(白路うらら)
時局早わかり 新體制になつて世の中はどう變るか(丸山幹治)
銃後よ頑張れ 在米日本人は叫ぶ(遊佐敬三)
科學界の誇り 無線界の父横山英太郎氏(海野十三)
評判の長篇小説
時代小説 鶴龜武士道(白井喬二)
時代小説 德川家康(鷲尾雨工)
探偵小説 亞細亞の鬼(大下宇陀兒)
現代小説 春告ぐる嵐(川口松太郎)
現代小説 拓士の妻(竹田敏彦)
漫畫
△お勝手天下(川原久仁於)
△陣中川柳(小野佐世男)
△川柳漫畫(谷脇素文)
△冨士漫畫會場