話 第4巻第2号(昭和11年2月)
高等師範出のバタ屋と語る
怪教「大本」を脱出して(神岡阿矢夫)
岩倉公爵令妹犬丸四高教授 「相愛十年」の勝利(木暮慎太郎)
「松竹」「日活」景氣はどちらが良いか(須賀治)
儲けた「雅叙園」を解剖する(渡邊清司)
最も費用のかゝる選擧區とかゝらぬ選擧區(荒城照夫)
選擧買収あの手この手物語(雨野雀)
我が姉「殷汝耕夫人」を語る(服部ゆり子)
帝都交通事故物語(車善郎)
根岸記念競馬場評判記(増田高俊)
正倉院の祕寶を語る(杉榮三郎)
冬山遭難物語(刈田嶺夫)
島崎藤村物語(伊東行男)
迷宮入りの香川縣視學夫人殺し(藤田津奈夫)
談話室
先生の棚卸し(市河三祿)
「生蕃」顛末(小林秀雄)
三味線と名人(杵屋榮臧)
帝展改組騒動の樂屋裏(横治軍造)
◆妾の或る日の日記(諸名家)
◆政友と民政はどちらが勝つか(諸名家)
夜明け前の「魚河岸」を觀る記(B記者)
春のほろ醉ひ・待合女將「話」の會(出席者・新橋・分増田/葭町・銀田中/下谷・楓/神樂坂・きみの家/淺草・錦絲/赤坂・榮龍/白山・入船/五反田・美登里/大阪・香織席/京都・笹の家/神戸・富の家/名古屋・しずえ/仙臺・若松)
天理教・中山管長とはどんな男か(音部清一郎)
◆文藝春秋社・和歌山・大阪愛讀者大會記
◆文藝春秋社・四國地方大講演會計畫發表
◇噂特報「政界」の卷
◇噂特報「文壇」の卷
◇噂特報「畫壇」の卷
◇噂特報「映畫」の卷
◇噂特報「學界」の卷
◇噂特報「劇壇」の卷
◇噂特報「ダンサー」の卷
◇噂特報「スキー」の卷
◇噂特報「ラグビー」の卷
◇噂特報「拳鬪」の卷
詰將棋新題(萩原淳)
詰碁新題(瀨越憲作)
聯珠新題(高木樂山)
新春封切名映畫集
◇晩春
◇テンプルちやんおめでたう
◇頑張れギヤグニー
◇白き處女地
◇あきれた連中
◇黑い瞳
◇麻雀千夜一夜物語
◇話の漫畫
◇モダン漫才
◇時事解説(軍縮會議)
各方面内密話
關屋敏子の招待晩餐會(樂壇)(萩原正之)
「樂壇の卷」への抗議(小野秀雄)
大河内横暴の聲上る(映畫)(松前銀之助)
財界人の隱し藝(財界)(來島退臧)
新聞の劇評(劇界)(飛田琴太)
新黨・クラブへの轉落(政界)(永山四郎)
氷上代表權問題始末書(スポーツ)(郷利基)
恨みは深し「サンモリツツ」敗戰記(竹節作太)
エンタツ・アチヤコ世間話の會(司會者・ユーモア作家・辰野九紫)/「吉本」文藝部・秋田實)
續・東京のうまいもの屋を語る(小野賢一郎)
新聞に出ないニユース(新聞内報)(B・P・U)
手切金の契約は有効か無効か(法律百話)(塚崎直義)
廣告料の恐喝事件(法廷傍聴)(西久保巴)
醫學相談(解答・宮田重雄)
投資利殖相談(解答・M・B・M)
當選實話
挺身差押隊始末記(沙羅双樹)
膃胎獸密漁の冒險秘話(林進二)
赤露から歸つたオタス桃太郎(阿部悦郎)
ガイド・ガールと同伴すれば(C記者)
◇實話原稿大募集
◇釣の話(佐藤垢石)
◇愛讀者通信
◇編輯室打明け話
話の塵(菊池寛)
圍碁縱横談(本因坊秀哉)
山田憲と大米龍雲の死刑を見る
扉繪(畫・横山隆一)
表紙(コハク 定價 十本入 四拾銭 五十本罐入 弐圓)(畫・伊藤龍雄)