法律時報 第18巻第12号(昭和21年12月)
[卷頭言]
[法律時評](末弘巖太郞)
憲法改正問題管見
憲法改正隨想
官界刷新の要諦
政治の民主化と民間硏究所
憲法改正案の司法規定について
新高文試驗制度
總選擧雜感
法文の口語體化
公聽會
農地制度改革と農民運動
政府の生産管理對策
政府の社會秩序保持に關する聲明と勞働爭議
更始一新すべし
新憲法と民法改正
法學敎育の革新
政府は勞働問題を輕く見過ぎてはいなかったか
良き勞働協約の普及を圖るべし
議員提出の法律案
團體交渉の精神
[論説]
憲法の民主化―特に人民の民主政治について(平野義太郞)
憲法改正問題の諸側面(佐藤功)
政治的思惟としての天皇制(一-三)(戒能通孝)
憲法改正の根本論點に關する諸説(鈴木安藏)
勞働組合法解説(末弘嚴太郞)
アメリカ勞働の發展(一-二)―勞働運動・勞働立法小史(村田浩譯)
シャーマン法とアメリカの勞働規制(一-三)(吾妻光俊)
爭議行爲としての生産管理―その合法性と限界(末弘嚴太郞)
憲法の根本的改正と國家再建の礎(金森德次郞)
憲法草案の構造とその特質―特に國民の權利義務について(稻田正次)
憲法改正問題の經過(一-八)(佐藤功)
米國選擧法の槪觀(一-六)―特に憲法改正草案を起緣として(内田力藏)
農地調整法の解説(我妻榮/加藤一郞)
鳩山先生を憶ふ(勝本正晃)
司法制度の民主化(中村宗雄)
司法制度の改革(鈴木義男)
司法制度の民主化―とくにその政治的意義について(岡林辰雄)
アメリカ民主政下の集團的協力(村田浩譯)
戰後經濟統制法の推移と現狀―聯合國の管理下に於ける日本の經濟統制法(田中二郞)
アメリカ憲法の二三の問題(鵜飼信成)
英吉利の憲法―憲法、主權、國會、國王、内閣(淺井淸)
ソ聯邦憲法の基本的諸特質(一-二)(山之内一郞)
孫文の憲法思想と中國憲法草案について(稻田正次)
フランスの五月憲法草案とワイマール憲法(中村哲)
同盟罷業乃至生産管理(牧野英一)
生産管理の法理(有泉亨)
ソヴェートにおける一時的勞働不能者の扶助制度(ヴェ・ヴェ・カラヴァーエフ)
家族制度法律論の變遷(上-下)(我妻榮)
リアリズム法學の主要問題(鵜飼信成)
民主主義と法認識―法と正義の矛盾にかんする一考察(山中康雄)
秩序と法(和田小次郞)
比較世界法學の理念について(一-二)―Sull'idea di una scienza del diritto universale comparato(ジョルジオ・デル・ヴェキオ/野田良之譯)
新憲法と民法及び刑法(牧野英一)
新憲法逐條解説(一-二)(美濃部達吉)
罹災都市借地借家臨時處理法(有泉亨)
企業再建整備に關する法的措置(矢澤惇)
第二次農地改革(加藤一郞)
臨時物資需給調整法(高島節男)
第九十議會關係主要經濟法案の意義・特質(木村禧八郞)
[隨錄]
婦人から見た日本の法律(渡邊道子)
裁判制度と官僚主義(戒能通孝)
[急如律令錄](牧野英一)
一一一 忍耐と希望
一一二 いと小さき者
一一三 實證的精神
一一四 國民的自重
一一五 文化と自由
一一六 法律の用語
一一七 自由の神祕性
一一八 客觀的眞實の批判
一一九 法律の新秩序
一二〇 トライアル・アンド・エラー
一二一 條件的且つ相對的
一二二 より美しきもの
[新法令](金澤良雄)
[資料]
最高司令官の日本政府に對する指令第三號
政治警察廢止に關する覺書
農民解放に關する指令
「國敎の分離」に關する指令
望ましからぬ人物の公職よりの罷免排除に關する指令
政黨その他諸團體廢止に關する指令
憲法改正に關する民間の草案要綱
憲法改正草案要綱