新若人　第２巻第１０号（昭和１７年１月）

（卷頭言）民族興隆の秋
戰爭と道德（本位田祥男）
戰爭と民族（大熊武雄）
帝國米英に宣戰
緒戰の赫々たる戰果（匝瑳胤次）
太平洋攪亂の武器（齋藤忠）
日米開戰と米國の交戰經濟力（金子鷹之助）
世界觀の轉換期に立つ日本學生（鈴木庫三）
宣戰のこえ（詩）（福田正夫）
彼の戰略を粉碎せよ（中野正剛）
日本の飛躍と學徒靑年
有事卽應の構え（船田中）
靑年の世界認識（伏見猛彌）
國家の頭腦たれ（大室貞一郞）
飛躍日本と學徒靑年（濱勇治）
極東ソ聯の軍備と經濟力（中島鈆三）
タイ・ビルマの白禍（室賀信夫）
學問と國家　座談會（出席者・柳沼七郞／阿部仁三／齋藤晌／城戸幡太郞／赤尾好夫）
地理學維新（新世界地誌1）（小牧實繁）
陽をあびて（詩）（大江滿雄）
初凪（俳句）（高濱虛子）
國文學書の傾向（書評）（藤田德太郞）
事變と我が生活（懸賞當選論文）
學徒としての生活（大川俊二）
人間的生活の再建（石澤啓二）
國民としての自覺へ（藁谷達）
日露戰爭の前後（橋爪檳榔子）
（黎明期の偉人）大久保甲東（海音寺潮五郞）
（我が修業時代）立志と努力（木村義雄）
電氣砲の驚異（三田洋二）
有機硝子と無機硝子（鵜野太郞）
動物の威嚇（平岩米吉）
先ず國防に徹せよ（體育時評）（小島六郞）
日本人と音樂（音樂時評）（高野瀏）
日本映畫は丙類である（映畫時評）（袋一平）
赤恥をかいた赤軍（大井英雄）
世界の馬術の現狀と日本への示唆（城戸俊三）
若人の叫び（懸賞當選小論）
虛榮心を去れ（松崎淸士）
授業そのものの改革（稻員豐）
靑年と情熱（後藤安男）
早起興國論（田村秀策）
國防能力檢定を提唱す（桑原豐）
厚生金庫設置論（岡庭秀夫）
[小説]
一週間（火野葦平）
時養館（懸賞當選小説）（鮎文彦）
懸賞小説選評（木村毅）
懸賞詩『地圖』（藏原伸二郞選）
懸賞短歌『汽車』（松村英一選）
懸賞俳句『鎭守社』（加藤楸邨選）
新若人文藝選者のことば
☆新刊展望
☆漫畫
☆時局新語
☆科學新語
☆筆者紹介
編輯を終えて
第四回「新若人寫眞コンクール」規定
若人常識テスト「それは何か」
若人常識テスト「彼は誰か」解答及入賞者
「新若人」短篇小説・戯曲募集
「新若人」原稿募集
「若人の叫び」原稿募集
「ウソ?ホント?」解答及入賞者