織物之日本 第6巻第57号(昭和7年1月)
◇卷頭言 卷頭に序す
◆鈍り易き正月決心(農学博士・法學博士・新渡戸稻造)
◆白木屋甦生への努力(白木屋専務・山田忍三)
◆人生の到達點(京都商工議員・細田榮輔)
◇經濟解説(本社編輯部編)
◇金の再禁止は國民の生活脅威(井上準之助)
◇蹶然國難に膺れ(總理大臣・犬養毅)
◇金輸出再禁止は時局救濟の根本(大藏大臣・高橋是淸)
◇金輸出禁止とその影響
◇金本体制の話(織日經濟講話)(本社編輯部編)
◆經營上の參考となる商業調査(前商工次官・田島勝太郞)
◆消費者の立場より見たる デパート管見(商工省商政課長・橋本芳雄)
◆小賣商を脅かす 百貨店以上の大敵(松坂屋商事課・服部知祥)
◆小賣商繁榮の要訣(白木屋専務・山田忍三)
◆店内裝飾より見たる 東西商人氣質(宮入保弌)
◆デパートの經營は將來如何にすべきか(京都高島屋宣傳部長・八木政太郞)
◆商品宣傳の意義(書上商店・書上金次郞)
◆建國世直しの私案(外山商店・外山達三郞)
◇金輸再禁止と織物小賣界(三越専務・小田久太郞/松坂屋常務・小林八百吉/淺草松屋・小松視次)
◇東西小賣界展望
金輸再禁止後の好景氣は一時的か(三越呉服部長・山口篤三郞)
景氣は出たが變態でないことを希望(松屋仕入部・渡邊森之助)
人氣好轉とは思われぬ(京都大丸・長谷川支配人)
金輸再禁と織物界(新宿三越・岩崎延治)
購買力は向上(丹神マート・木下支配人)
モスリンの旺盛時代を再現せん(京屋モリスン店主・辰巳國太郞)
◇京都で賣れた銘仙は秩父が首位で次は伊勢崎・足利の順
◇東京西廓 新商業地新宿大觀(新宿三越・岩崎延治/ほてい屋・藤田嘉四郞/新宿驛長・堀尾利信)
◇新春の京都百貨店
◇郡山の小賣店を訪ねて(一記者)
◆東西集散市場より觀た七年度の織物界(久保田東京店・伊藤音吉/稻村源助商店・濱中吾介/市田東京店・若林部長/丸紅東京店・栗林部長/外與京都店・猪田松太郞/吉田忠商店・廣田常務/長野淸一郞商店・大塚副支配人/澤村商店・澤村實/增田商店・杉村虎三郞/丸紅商店・
三木謙吉/白石商店・高橋部長/伊吹商店・伊吹傳四郞/市田京都店・山川乙次郞/丸紅京店・鈴木孝次郞/稻西合名會社・逆水彌平/谷利商店・谷利健一/安藤商店支配人・圓城留二郞)
◇機業地より觀たる七年度の織物界(八王子織物組合長・小林吉之助/足利織物組合長・川島藤左衛門/桐生組合第二部長・新井鷲五郞/西陣組合代議員長・岡本吉之助/米澤信組合長・高橋廣吉/西陣組合理事・小西辨次郞/西陣織物業・村田永次郞/足利銘仙會長・大島利太郞)
◇新に組織された丹後縮緬工業組合に就て(西陣組合組長・津原武)
◇好景氣を叫ぶは政黨者流のみ(桐生組合長・彦部駒雄)
◆織物原料としての蠶糸と人絹の躍進(横濱通商主社幹・菊池草田)
◆人絹時代は過去、生糸は前途益々好望(京都原料商中井商店・吉澤氏)
◇纖維の鑑別法
◇紋章の話(一)(紋章上繪師・武田昌美)
◇服飾圖案の話(圖案家・瀧澤邦行)
◇衣服の物理學的硏究(工學博士・松島一)
◇年寄の無駄話(田村屋主・中山半兵衞)
◇對照的に關聯する 女性美と服飾美(日本畫家・伊東深水)
◇私の目に映った近頃の織物(女優・栗島すみ子)
◇美しくなった近頃の婦人(小寺菊子)
◆緬羊の飼育と其の將來(農林省畜産局・渡會隆藏)
◆國産羅紗に就て(京濱羅紗同盟會前會長・垣内幸太郞/東京羅紗既製品卸組合長・大内元三郞)
◆羅紗の知識(本間安藏)
◆最近メキメキ擡頭した高田精練工場を觀る(一記者)
◆汚點拔きの話
◆編輯者の手帖より
◆和歌
◆編輯後記
◆呉服店と萬引
◆正月の緣起
◆俳句
◆春の流行主張◆
◇春夏銘仙の意匠と藝術調和派の新樣式(菱山相互會)
◇新御國調を主張す(丸紅呉羽會)
◇百選會の春の主張(高島屋百選會)
◇新裝飾畫模様と新歌謠調(白木屋)
◇時局を反映した新春の流行(京都丸物・井上泰輔)
◇春の流行色と需要層(ほてい屋・藤田嘉四郞)
◇桃山室町の裝飾色(ほてい屋・松屋)
◇中形浴衣地の趨向(圖案家・富岡南海)
◇春の更生新日本圖案(圖案家・瀧澤邦行)
◇花の春の服飾衣装(圖案家・佐々木倉太)
◇工藝的匂いの高い紋様・優雅な色(圖案家・島田多薫)
◇服飾流行漫談(圖案家・下村秀治郞)
◇世界的になった日本の服飾流行(白木屋・山田舜一)