商店界 第10巻第11号(昭和5年11月)
經費の節約は結局經濟化である(卷頭言)(森永製菓專務・松崎半三郞)
無駄なき處に利益あり □不况時代の切拔け策は無駄を省いて經費節約を計ることである□(商店界社・淸水正巳)
無駄征伐斯くの如し □首切重役の名ある筆者得意の執筆は正に一服の淸涼劑の感がある□(白木屋專務・山田忍三)
社員間店員間 商用文の書き方 □卽ち本社支社間或は本店出張所間などの往復文書の書き方と實例□(壽屋企劃部・本松呉浪)
[商店經營の革命化 不況退治秘傳公開]
開店の苦心を語る ◇店主店員心を併せて開業方針を決定、遂に成功して大儲け◇(花房八郞)
積極的に仕入れて儲ける ◇得意滿面、筆者が語る積極的仕入法は果してどんなものか◇(太田一致)
三百圓で出來る靴下店 ◇僅か三百圓を元金として創業めきめきと賣出した開業案内◇(常長來春)
文科出身で下駄製造業 ◇學門何物ぞ脊廣を捨て前掛姿で奮鬪する筆者の活動を見よ◇(東敬三)
正業は副業か、儲けたい人は入門せよ!!
饒舌の販賣指南所 私設役場 相互賣買會 畫食販賣 内職 職業夜學校 書籍販賣 原價販賣店 商略卽戰術 執れも無料指南(瀨崎淸)
マネキンの使い方とその効果(日本大學講師・大塚政晨)
記帳事務上の能率增進法(千疋屋經營主・齋藤義政)
理想的な飾窓の作り方(伊萬里商業敎師・田中滿三)
風變りな葉書廣告法(編輯部)
經營經驗交換團体設立の急務(大阪商大敎授・村本福)
新時代の商人諸君は如何にして電燈料の無駄を省くか 最低料金制の撤廢 特殊以外の電燈廢止 電燈の淸淨を心掛けよ メーカー使用癈止 電燈と笠の問題 光る飾物 飾窓電燈料の割引 建築化さる可き照明 電燈會社の要求(東洋電氣株式會社・竹内正男)
商賣質疑 饅頭兼業 カフェー從業員心得 副業案内 泥繪具製造法 印刷機と外交法 通信販賣の書 商號行使に就いて 商標の登錄は? 婦人子供服の卸商 履物の訪問販売 ソースの製造法 靴クリームの製造法 チェンストアの參考書 カード收入印紙
地方特信 失業者の新職業(山形) 名古屋のニュース(名古屋) 不況時にも繁昌(濱松) 赤札付き大賣出し(函館) 變裝行列賣出し(戸畑) 除隊兵の商略(龍山) 藥局大繁昌(京都) 子供を優遇せよ(高崎) うまく的中した商略(山形)
[常設記事]
海外ニュース
商品智識
俳壇
柳壇
ブレッティン
メンタルテスト
讀者支店
編輯後記
黄金の國!商業の國!其處に如何なる經營法が存するか アメリカ商賣繁昌記(一回) □使用人本位のレイトン・カフェ・テリアの經營公開の大記事□(新歸朝・吉川基德)
電車廣告の變選を語る(K記者)
おみくじマッチの珍案生ず(友田健二郞)
失業の終點を看る(河田榮)
接客應待の心得に就き(川村得三)
廣告三脉法とは何か(金山永三郞)
商業團体の組織方法(内海源男)
商店税法の話(辻眞)
サクラ物語―好妙なる暗示販賣の適例―(相原壽)
包裝の仕方―實地應用自在・新機軸の名篇―(渡邊哲夫)
接客欵待の技 ▷サーヴィスの根本を講じ、顧客應待の機微に觸れた大文字、店員諸君必讀の書◁(國際觀光局事努官・大坪正)
屋臺店開業案内 ▷支那そば・一品洋食・肉フライ・燒鳥・鍋燒うどん・素人に直ぐ出來る商賣案内◁(石黑岩吉)
山本虎大盡の香爐 ▷埃にまみれた粗末な香爐が世界的珍品であったと云う、思い掛けない金儲け話◁(陸奧木川)
支那珍看板スケッチ ▷世界的エロチズムの集散地上海を持つ支那にして、此の看板は不可思議ならず◁(安藤舜三)
生みの腦み常磐デパート(H生)
廣島新天地便り(平垣保)
生業資金の成績(編輯部)
移動檢眼に就いて(染谷濱七)
新聞配達からコーヒー王(仲原善德)
獨立資金入選の感想(入選者)