東京人 第21巻第10号 = 第231号(平成18年9月)
特集 占領下の東京 1945-1952
座談会 戦後日本の骨格作った7年間 前編/後編(半藤一利/井上ひさし/五百旗頭真/写真・薈田純一)
時代の証言 接収 米軍は「聖路加は爆撃しない」というビラを撒いていました(日野原重明/文・森まゆみ)
財閥解体 疎開先の金谷ホテルから帰京すると、屋敷が接収され・・・・・・(古河幸子/古河潤之助/文・まゆみ)
ファッション 映画とアメリカが洋服の文化を教えてくれた(森英恵/文・中島渉)
ジャズ 進駐軍クラブで演奏し、コカ・コーラに涙したあの日(谷啓/文・小倉エージ)
占領軍専用バスが走っていた銀座 占領下の銀座マップ(文・佐藤洋一/絵・岡本仁見)
アメリカは映画に乗ってやってきた!(文・谷川健司)
占領下のアーニー・パイルで写真を撮っていた頃 GHQ専属カメラマンだった私(談、写真・大竹省二)
「肉体の防波堤」売春婦たちの、知られざる真の姿(文・松沢呉一)
「武道」の名のもと翻弄された日本柔道(文・松原隆一郎)
封印された廿七噺 もうひとつの禁演落語、新資料公開(文・矢野誠一)
竹前栄治氏に聞く、占領史研究の60年(文・竹内修司)
米軍ハウスが残る町、福生、立川、横田基地探訪(文・池上司)
一九四五年八月の昭和天皇 ロシア映画『太陽』をめぐって(対談・アレクサンドル・ソクローフ/篠田正浩)
小特集 情深き人形浄瑠璃の小宇宙 文楽への招待(写真・青木信二)
浄瑠璃で伝える、情の深さ (対談・竹本大夫/山川静夫/写真・川上尚見)
「仮名手本忠臣蔵 第一部」読者特別鑑賞教室ご案内
三味線 鶴澤寛治 人間国宝が語る芸(文・前島純子)
人形遣い(吉田文雀)
新世代インタビュー(大夫・豊竹咲甫大夫)
文楽と私 解けない謎に魅せられて(文・有吉玉青)
文楽の歴史
はじめての文楽 おすすめの演目(選、文・高木秀樹)
人形床山室を拝見(談・国立文楽劇場首係・村尾愉/写真・渋谷正明)
季語・奇語・綺語27 九月 新内流し(文・小沢昭一/絵・矢吹申彦)
随筆「明大前」ヒルズ(文・窪島誠一郎)
桃源郷と悪夢(文・今野勉)
真珠湾の白菊(文・田草川弘)
この人に聞く東京28 まちづくりルールは誰が決めるべきものか? 銀座、下北沢の例に見る(都市プランナー・蓑原敬)
「ナオミの家」の行方 移築保存される谷崎潤一郎が「白痴の愛」を書いた家(文・内田青蔵)
吉増剛造の東京を、古川日出男が追いかける(詩、写真・吉増剛造/文、詩・古川日出男)
東京日記64 「勝ったな」(文・川上弘美/絵・門馬則雄)
望郷酒場を行く 25長野県「なゝ樹」(文・森まゆみ/写真・中川道夫)
東京LOHAS生活8 ごみの行方に見る、私たちの暮らし(文・辰巳渚/写真・小林キユウ)
街[ニューオープン、ニューサイト](川上典李子)
本[書評同人](青山南/猪口邦子/鹿島茂/川本三郎/黒岩徹/五味文彦/松岡和子/結城信孝)
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