正論 第448号(平成21年7月)
総力特集
NHKよ、そんなに日本が憎いのか 真の狙いは皇室否定 祖国を貶める公共放送の哀れ 暗示的に繰り返された天皇の戦争責任。「ジャパンデビュー」に歴史を語る資格はあるか(立命館大学教授・加地伸行)
Nスペが躍起になった帝国憲法悪玉論を排す まるで出来損ないの学生論文。旧皇族と新鋭の憲法学者が矛盾だらけの番組編集を徹底検証する(旧皇族・慶応大学講師・竹田恒泰/国士舘大学講師・倉山満)
Jデビューが触れなかったもう一つの「天皇と憲法」(高崎経済大学教授・八木秀次)
視聴者センターに殺到した抗議―二転三転する〝仰天〟言い訳集(台湾研究フォーラム会長・永山英樹)
折節の記 〝本物の価値〟とは(俳優・津川雅彦)/美しいということ(東京都教育委員・高坂節三)/テレビに突っ込む(シアターテレビジョン社長・浜田マキ子)/アフリカにサムライ援助を(神奈川工科大学特任教授・千葉科学大学教授・ムウェテ・ムルアカ)
民主・鳩山由紀夫新代表に申す 国家観不在の「友愛」ではこの国を守れない 主権すら「移譲」するというその発想。日本列島は日本人のものではないのか。(ジャーナリスト・櫻井よし子)
「捨て身」演じて小沢一郎は死なず 代表選挙の裏側から見る力の源泉。党の顔が鳩山になっても対自民の主役は変らない(政治ジャーナリスト・拓殖大学大学院教授・花岡信昭)
嘆きの天安門、二十年目の真実 あの時、学生たちは何を求めて戦ったのか。中国共産党よ、この鎮魂歌に耳を傾けよ(評論家・石平)
オバマ政権は金正日の狡猾に勝てるか(福井県立大學教授・島田洋一)
プーチンの微笑には騙されない 根本を問う!日露友好とは日本が譲歩することか 千島列島全島の潜在主権がわが国にあることを堂々と主張しよう(評論家・西尾幹二)
内村剛介が語ったシベリア抑留者の無念(評論家・陶山幾朗)
なぜかくも英霊の思いは忘れられ、踏み躙られるのか(大東亜戦争全戦没者慰霊団体協議会会長・山本卓眞/参議院議員・衛藤晟一/アルピニスト・野口健)
WHO復帰に寄せて―世界の衛生問題に貢献する台湾の決意(台湾行政院衛生署署長(保健大臣)・葉金川)
この事実を不問にしてはならない 最高裁は裁判員を憲法違反としていた 司法トップの朝令暮改は誰がどう判断したのか。国民への説明なくスタートした裁判員制度に重ねて警鐘を鳴らす(新潟大学教授(元判事)・西野喜一)
回帰と再生と―日本哲学の考究 第10回 国民文化(作家・起訴休職外務事務官・佐藤優)
冷戦後インビジブルに変容した〝悪魔の思想〟を斬る リベラルな俗物たち
第9回 渡邉恒雄 「第四の権力」を私物化するドン 江戸の知識人と「自由」(上)―禅家と朱子学者(東京大学名誉教授・小堀桂一郎)
<追悼企画>己の信ずるままに、おもねらず、なびかず―忘れてはならない日本人の肖像(ノンフィクション作家・上坂冬子)
自然を取り入れ健やかに生きる「岡田式健康法」の提案(奥熱海療院健康法部門チーフ・三宅由展/エムオーエー奥熱海クリニック院長・佐久間哲也)
漂流か、溶解か…ことばと実存の乖離の中で― 「論壇」は歴史的限定を超えられるか 戦後の言語空間を閉ざそうとした側も、打ち破ろうとした側も倒れていく… 雑誌の相次ぐ休刊が意味するものは何か(民俗学者・札幌国際大学教授・大月隆寛)
やっぱり「日教組王国」ほど異常な教育が行われている 「早寝早起き」を教えることが憲法違反だって!?実証データで示す支離滅裂な現場と子供たちへの悪影響(参議院議員・義家弘介)
カルデロン一家「お可哀相に」報道の欺瞞(本誌・安藤慶太)
世はこともなし? 第49回 ふるさとには「形」がある(コラムニスト・元産経新聞論説委員・石井英夫)
福田恒存と三島由紀夫の「戦後」 第34回 「思想」と「芸術」の間で(評論家・拓殖大学日本文化研究所教授・遠藤浩一)
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李朝=インカ帝国説(高崎経済大学教授・八木秀次)
暗闇に溶ける自分を感じて(シナリオライター・武田樹里)
続・NHKの暴走(評論家・潮匡人)
総務省が招く日本の危機(軍学者・兵頭二十八)
[好評連載]
寸鉄一閃(東谷暁)
マスコミ走査線 第14回(石川水穂)
NHKウオッチング 第145回(中村粲)
祖国よ! 第102回(福島泰樹)
映画「南京の真実」製作日誌(水島総)
コラム「不肖・宮嶋の現場」(宮嶋茂樹)
表紙のひと(宮崎美子)(内海陽子)
セイコの「朝ナマ」を見た朝は
本日は仰天なり 第183回(西村晃一)
主婦の眼・ママの声
悲しき原子力(長辻象平)
BOOK・LESSON
読書の時間
嘆息書房(清洲橋三郎)
西村宗のステージ98
名無しの品格 第23回
読者のプロムナード
編集者へ・編集者から
フロム ケータイサイト
「正論」懇話会掲示板
操舵室から
[グラビヤ]
カラー絵物語 富岡鉄斎「四暢図」
「私の写真館」 鍵山秀三郎(イエローハット創業者)
「フォトギャラリー」 海を越えた気品
「不肖・宮嶋の現場」 ほんま、「軍艦」や