女性生活 第7巻第10号(昭和17年10月)
|グラビア|
增産のジャワの秋
大陸峻嶮・進攻の手を緩めず(陸軍少佐・杉本和朗)
南方風俗誌上展(影繪芝居と優人劇)(並木三吉)
傷痍軍人千葉療養所訪問
巻頭言 強大なる女性(永戸俊雄)
★私はまだ若かった
大皿一ぱいの鰻を平げて一等賞(德永直)
恐ろしかったポーランド國境の夜半(三浦環)
支那紀行隨筆 私は支那服を見て來た(豊田正子)
建設的な結婚生活
夫婦間の言葉はよそ行きの言葉ではない(河盛好藏)
「うん」「ううん」と答える花嫁(村岡花子)
「おい、腹ぺこだぞ、早く飯にしろ!」では少しひどい(永戸俊雄)
夫婦は夫婦らしい言葉づかいを(阿部艶子)
身の上相談 「男まさり」と「女らしさ」(永戸俊雄)
女性の生理 女性よ、正しい知識を得よ(高田義一郞)
新しき女性線・南方へ進出せよ! 日本女性よ、行け南方へ!(高橋邦太郞)
☆時事解説 東條内閣のもつ特徴(淸澤洌)
★更生服試案 ラシャのショールから秋の上着ができる(田中千代)
|家庭科學第十講| 物を永もちさせるには?(沼畑金四郞)
☆我が家の子供の育て方
子供が子供らしく(中里恒子)
わが家の子育て方は凡才の修業道(中野重治)
建築 戰時最小住宅の一案(藏田周忠)
★私はこいうう家庭敎育をされた
ああ、若かった母の懷しさ(窪川稻子)
内緒で小遣錢を送つてくれた母(上泉秀信)
「女大學」を巡って(河盛好藏)
新連載長篇小説 若きがゆえに(深田久弥作/中西利雄画)
▼日本の國にはこういういいものがある(その2) 天地間の幽玄を感じさせる日本人の心の豐かさ(阿部艶子)
☆我が家の御自慢(靑野季吉/吉村公三郞/細川武子/龍田菊江)
☆我が家の卽席料理(高田義一郞/早見君子/山本實)
|和服講座第二講| 愉しい冬の支度(宇野千代)
新女性美創造 スポーツの秋です。そのお化粧は(壬生瑛子)
★戰時下に於ける街の道德確立
優美にして可憐な繪紙遊びの流行(三好達治)
「ほんとにお孃さんは好いお子さん」(壬生瑛子)
☆一坪農園 秋の畑の注意(山本實)