女性生活 第7巻第9号(昭和17年9月)
|グラビア|
俘虜收容所にこのなごやかさ
南方風俗誌上展(南方の踊り)
國土の守りは固し
古せるの寝間着から働き着
巻頭言 產婦は勇敢に(永戸俊雄)
★我が家の子供の育て方
子供は食用蛙ではない(中村篤九)
臭いものに蓋をしない主義(美川きよ)
日本の國にはこんな好いものがある 生きている人形の世界(宇野千代)
建設的な結婚生活
生活は人生の長期戰である(河盛好藏)
詩を愛し自然を愛する心を持つことこそ望ましい(村岡花子)
生活の潤いは全部細君の受持か?(永戸俊雄)
潤いをつくる、つくらぬは心の持ちよう(阿部艶子)
新しき女性線。南方へ進出せよ 民族解放運動の陰に咲く二人の女性(橋本欽太郞)
☆戰時下に於ける街の道德確立 心構え一つで和やかな雰圍氣もつくれるもの(壺井榮)
街を彩どる若い女性の覺悟も戀つて來た(窪川鶴次郞)
家庭科學第九講 秋が來る!燈火は(沼畑金四郞)
★私はまだ若かった 夜逃げの朝は美しい星空(小山内龍)
瓦斯のある家がこわかった(壺井榮)
英語科廢止と振假名改正案(鶴見祐輔)
こんなうれしい配給があった
阿部艶子
三浦環
藤川榮子
佐藤美子
小寺菊子
中里恒子
職業戰線に立つ若い女性の毎朝の身嗜みは一分間で
早見君子
大田洋子
壬生瑛子
阿部艶子
宇野千代
中支現地報告 戰場に見出す人情の美しさ(窪川稻子)
☆私はこういう家庭敎育をされた
人間は働かねばならない(德永直)
教育方針は自由で箱入娘だった(圓地文子)
身の上相談 戀愛は精神的なものか肉體的なものか(永戸俊雄)
馬來語夫婦 馬來語夫婦(繪と文・杉浦幸雄)
新連載長篇小説 若きがゆえに(深田久弥作/中西利雄画)
☆我が家の御自慢集(德永直/新居格/貝谷八百子/佐藤美子)
☆我が家の卽席料理(川上喜久子/淸水崑/龍田菊江)
女性の生理その十六 戰爭は子供を丈夫にする(高田義一郞)
更生服試案 古い洋服と殘り布からできる秋のチョッキ(田中千代)
建築 最小限度の居間本位の家(藏田周忠)
一坪農園 秋の厄日と季節替りに畑の對策も考へませう(山本寛)