新若人 第2巻第1号(昭和16年4月)
(卷頭言)知識の跛行
日本精神と科學振興(吉田熊次)
新時代の敎養(淺野晃)
少壯評論家座談會 日本革新の方向と學徒の動向(出席者 穂積七郞/中島健藏/秋澤修二/安達巖/木下半治/鈴木庫三/赤尾好夫)
荒れなんとする太平洋(大宅由耿)
米國參戰と極東の危機(木下半治)
北阿近東作戰の新段階(鈴木東民)
資源的に見た大東亞共榮圏(布利秋)
私の生活標語(各界識者回答)
日本史上に於けるイギリス〔新日本史〕(吉田三郞)
ウランの分裂〔最新科學〕(仁科芳雄)
自己の意味〔生活倫理〕(淸水幾太郞)
(短歌)非常時局にうたう(吉植庄亮)
日本と將來の世界文化(坂田德男)
日本の民謠(小寺融吉)
ひとりゆく芭蕉(保坂弘司)
學徒の立場から大政翼賛會に望む(懸賞當選論文)
より高度の思想性を(一等)(手塚顯一)
具體的方策を示せ(二等)(村山鶯兒)
僕の日記抄(三等)(散木靚)
強力なる指導力をもて(三等)(伏見良夫)
學生のスポーツと國防力(野口源三郞)
美術界の雜感(木村莊八)
日本映畫の理想(新關良三)
乘物の歷史(渥見淸太郞)
[友情を語る]
芳しい友情(金子薫園)
味ひの極致としての友情(石丸梧平)
友情と氣質(中河與一)
友情サラになし(辰野九紫)
(歐米名文鑑賞)若人禮讃(選譯・平田禿木)
中支・北支見聞記(黑田米子)
▲沈默の英雄・戰線農夫(トウテンハウプト)
(書評)「歐羅巴の七つの謎」その他(新居格)
俳句について(熊谷哲彦)
學徒の叫び(懸賞當選小論)
野性を尊重せよ(野川山鷹)
學徒よ!反省せよ(谷村忠敬)
若き同志に呈す(高野寛)
象牙の塔を出よ(谷口修平)
實用・學術兩度量衡案の設置を望む(佐瀧三好)
日本國民に訴う(大久保勇吉)
☆時事點描(加藤悦郞)
飛んでもない話・硬化した手
たのもしからぬ若人・「戰陣訓」は軍人のみのものではない
建設への道・新體制は畵寝の枕にあらず
☆科學新話
ドイツ兵の「神仙食糧丸」の正體と大豆の偉力
カムフラージの看破に色盲飛行家大歡迎
魚は衰弱すると目方が増える
ヴィタミンAと工業
☆漫畫『春の學窓』(石川義夫/橫井福次郞/石川進介/村山しげる)
(小説)
柳屋敷(丹羽文雄)
楠正成(佐藤一英)
錦旗の歌(懸賞當選小説)(守屋六郞)
懸賞詩『海原』
懸賞和歌『舊師』
懸賞俳句『風』
新若人文藝選者のことば
☆内外時事日記(編輯部)
☆スポーツニュース(編輯部)
☆新刊紹介(編輯部)
筆者紹介
第一回新若人主催「學徒寫眞コンクール」規定
懸賞募集・學徒の叫び
第四回「新若人」懸賞當選者發表
第五回「新若人」懸賞原稿募集
「ウソ?ホント?」二月號解答及入賞者發表
次號豫告
編輯を終えて