新若人 第1巻第6号(昭和16年2月)
(卷頭言)若人よ、失望するな
新文化建設と科學の意義(浦本政三郞)
日本科學の振興と學徒(宮本武之輔)
日支條約と極東の新情勢(田中幸利)
樞軸外交の成果とその後(蠟山芳郞)
大英帝國の實相と自治領(百々巳の助)
日・滿・支學生座談會(東亞諸民族の提携を語る)
新體制と「光榮ある國難」(本領信治郞)
〔世界情報〕世界戰爭への底流(後藤勇)
何故獨逸は英國上陸作戰を延期したか(デマリー・ベス)
(時局常識)大政翼贊會の話(阿部眞之助)
(新日本史)日米交渉百年史(吉田三郞)
(日常科學)電氣による災害(福本喜繁)
(生活倫理)學を行ずるもの(小尾範治)
我々は大政翼賛運動に斯く協力する(學徒回答)
獨逸スポーツ精神(弘田親輔
ハンガリーの思い出(淺井治平)
北滿旅日記抄(別枝篤彦)
我が正倉院(中村亮平)
萬葉魂の復活「金槐集」(保坂弘司)
我が校の誇り(懸賞當選讀物)
(京都帝大を語る)古き自然と新しき文化と(散木靚)
(滑川商業の勤勞)敬天寮の一日(酒井利正)
(興亞學院今昔)「北京官話」の都(荒木修平)
日本國民音樂の樹立と靑年(太田太郞)
學生と映畫(筈見恒夫)
多子多産の褒賞(伊福部敬子)
[冬山の快味]
雪の八幡平(深田久彌)
スキーの冬山(袋一平)
冬山の魅力(田部重治)
冬の山々(黑田米子)
洞窟の首都―空襲下のロンドン生活(クエンチン・レイノルズ)
歸還兵學生の感想(佐藤正二)
新春新刊評(木村毅)
學徒の叫び(懸賞當選小論)
國民並に政府に訴う(前田正淸)
滿洲國の學生として(林田達雄)
敎育者たらんとして愬う(櫻木武)
故國の學徒に向いて叫ぶ(淸原正肇)
靑年に感激を與えよ(福原太一)
宗敎改革の發足を切望す(大西祥治)
☆時事點描(加藤悦郞)
光に餓ゆる者・誘惑
斷然頑張れ・新しい乳牛
山へ!・山へ!・歩け!
☆科學新話
ドイツの人造ゴム『ブナ』
何故魚は群をなすか
光合成と日光の恩惠
☆世界の話題 獨逸潜水艦の猛威
☆漫畫『學窓つれづれ草』(横山隆一)
(小説)
楠正成(二)(佐藤一英)
若きアルプスの勇者(六)(サルヴァトール・ゴツタ作/柏熊達生譯)
稻妻(懸賞當選小説)(石川隆子)
懸賞詩『美しき日本』
懸賞和歌『訓練』
懸賞俳句『夕餉』
新若人文藝選者のことば
☆内外時事日記(編輯部)
☆スポーツニュース(編輯部)
☆新刊紹介(編輯部)
讀者通信
筆者紹介
懸賞募集・學徒の叫び
第三回「新若人」懸賞當選者發表
第四回「新若人」懸賞原稿募集
「ウソ?ホント?」十二月號解答及入賞者發表
次號豫告
編輯を終えて