上方 第81号(昭和12年9月)
□大阪文化史より見たる日淸戰爭(大林宗嗣)
□天覽を賜うた大勝利の名畫(渡邊虹衣)
□三角湧激戰の勇兵田中石松(東光治)
□當時の大阪朝日新聞從軍記者と某記事(大江素天)
□本願寺の從軍憎(禿氏祐祥)
□日淸戰爭時代の從軍記者(福良竹亭)
□日淸戰爭當時の追憶(江崎政忠)
□日淸戰爭の詩歌(森繁夫)
□大阪人の詠める日淸戰爭當時に狂歌(平野桐丸)
□當時の詩吟と俗謠(木村濤華)
□御堂さんにいた捕虜(秋草生)
□武運長久祈願の消長(藤里好古)
□日淸役回顧(島道素石)
□氾濫した日淸役の軍歌(東田淸三郞)
□日淸戰爭時代の軍歌槪觀(澱江畔人)
□日淸戰爭と軍歌(井上吉次郞)
□戰爭劇の思出(高安月郊)
□日淸戰爭と芝居(食滿南北)
□其頃中學と寄席(高安吸江)
□日淸戰役と筝曲界(藤田斗南)
□堀江藝妓の献金(太田米次郞)
□日淸戰役のポンチ繪(人魚洞生)
□北濱街のその頃(落武者述)
□日本大勝栗(花月亭九里丸)
□日淸戰爭と出版界(南久太郞)
□日淸戰爭當時の思出(長谷川貞信)
□その頃の大阪(中村松花)
□其時分記憶(尾上二平)
□日淸戰爭の頃(平泉豊彦)
□見世物と流行歌(石川靜水)
□日淸戰爭と川口(高原護郞)
□當時京都の軍國風景(川崎紫明)
□日淸戰爭時代を回顧して(高須芳次郞/靑木月斗/鈴木重雅/大脇正一/中井浩水/田村半雨/龜田喜一/大西利夫/松阪靑渓/筒井嘉兵術/博多久吉/田中主水/岸本彩星/林春隆/木村旦水/吉井吉秀/鷲尾正久)
□宣戰當時に於ける大阪市中諸相(船本茂兵衞)
□三角湧の軍歌□道は六百八十里と日淸談判□敵は幾萬、勇敢なる水兵の軍歌□廣告霞字の話□子規の從軍俳句□戰爭言葉の流行□現存せる原田重吉翁□サビタパイプの流行□三都の新派日淸劇□ヱライ奴ジャ帝國萬歳□月琴の流行杜絶□梅干□我がものの替唄□勝利膳□戰役と流行髷
□赤貧の家族金五圓を献ず
本誌の特色挿畫とカット 日淸役ポンチ繪、現在の田中石松氏、三角湧奮戰直後の田中石松氏、京都最初の電車、支那ポンチ繪、サンライス・ヒーローの廣告、日淸戰爭繪報、三國交渉朝鮮繪報、日淸劇角座の番附(二種)朝日座の番附、ポンチ繪百撰百笑、東西屋九里丸、國旗、行燈
、張子人形、人夫、京都上演の新派戰爭劇番附、立版古、當時の川口、第四回博覽會の正門、朝鮮事件實寫大幻燈ビラ、花茨胡蝶色彩の番附