軍事史学 第50巻第2号 = 第198号(平成26年9月)
◆特集 新しい軍事史◆
巻頭言 「総合的戦争史と戦争観」(木村靖二)
十九世紀ドイツの兵士―近代移行期における兵士のイメージと実態―(丸畠宏太)
若きクネーゼベックと啓蒙―プロイセン開明将校点描―(鈴木直志)
「ラインの渡河」の表象―戦争イメージの構築をめぐって―(佐々木真)
十八世紀イギリス陸軍兵士のアイデンティティ―一兵士ウイリアム・トッドを事例として―(辻本論)
自由論題
日本開戦前における対露情報収集活動―上海日本総領事館と宮地海軍大尉を中心に―(楠公一)
日本海軍における特別任用士官制度の中止について―機関科問題との関連において―(栗原靖)
戦跡探訪
パレンバン降下作戦(和泉洋一郎)
書評
北岡伸一『官僚制としての日本陸軍』(戸部良一)
黒沢文貴『二つの「開国」と日本』(庄司潤一郎)
文献紹介
鈴木直志『広義の軍事史と近世ドイツ―集権的アリストラクシー・近代転換期―』
伊藤之雄編著『原敬と政党政治の確立』
フォルカー・ベルクハーン著、鍋谷郁太郎訳『第一次世界大戦―1914-1918―』
木村靖二『第一次世界大戦』
秦郁彦『明と暗のノモンハン戦史』
黒沢文貴『大戦間期の宮中と政治家』
クリスティアン・ウォルマー著、平岡緑訳『鉄道と戦争の世界史』
浜井和史『海外戦没者の戦後史―遺骨帰還と慰霊―』
F.J.Bradley『He Gave The Order.The Life and Times of Admiral Osami Nagano』
野嶋剛『ラスト・バタリオン―蒋介石と日本軍人たち―』
E・J・デイロン著、成田富夫訳『ロシアの失墜―届かなかった一知識人の声―』
布施将夫『補給戦と合衆国』
トーマス・ケネディ著、細見和弘訳『中国軍事工業の近代化―太平天国の乱から日清戦争まで―』
広中一成『ニセチャイナ―満州・蒙疆・冀東・維新・南京―』
軍事史関係史料館探訪(77) 平和祈念展示資料館(太田久元)
第四十八回(平成二十六年度)軍事史学会年次大会報告
例会報告
軍事史研究フォーラム報告
会員消息
新入会員氏名
平成二十七年度(第四十九回)軍事史学会年次大会研究発表募集のお知らせ
『軍事史学』原稿募集のお知らせ
『軍事史学』特集号のご案内
軍事史学会会則
『軍事史学』投稿規定
編集後記