軍事史学　第４７巻第４号　＝　第１８８号（平成２４年３月）

◆特集　諸外国の軍事史◆
巻頭言　「外国の軍事史研究の意義と課題」（吉本隆昭）
ドイツ啓蒙主義の〈軍隊〉―フリードリヒ二世とカントの軍隊観から―（馬原潤二）
アメリカ陸軍参謀部の創設と「戦争の進化」への対応（草野貴彦）
研究ノート
ナチス・ドイツ軍事費の信用リスク移転―事前金融とクレジット・デフォルト・スワップ―（原信芳）
マダガスカルにおける日露戦争中のバルチック艦隊調査（稲葉千晴）
研究余滴
フランス革命研究と軍隊・戦争―『フランス革命史年報』（一九二四～二〇一〇年）を中心に―（竹村厚士）
〝バルバロッサ〟作戦に関する神話（守屋純）
史料紹介　
珊瑚海海戦での空母「翔鶴」の損傷状況調査に関する稲川造船中佐メモ（稲川健太郎）
戦史史話
高橋八郎氏戦時回想録　上―南機関員から新生ビルマ国軍顧問へ―（高橋八郎／太田弘毅）
書評
ラルフ・プレーヴェ著、阪口修平監訳、丸畠宏太・鈴木直志訳『一九世紀ドイツの軍隊・国家・社会』（原信芳）
A・R・ミレット、P・マスロウスキー著、防衛大学校戦争史研究会訳『アメリカ社会と戦争の歴史―連邦防衛のために―』（池田直隆）
文献紹介　
三宅正樹・石津朋之・新谷卓・中島浩貴編著『ドイツ史と戦争―「軍事史」と「戦争史」―』
村田晃嗣『レーガン―いかにして「アメリカの偶像」となったか―』
白須淨眞編『大谷光瑞と国際政治社会―チベット・探検隊・辛亥革命―』
小林茂編『近代日本の地図作製とアジア太平洋地域―「外邦図」へのアプローチ―』
黒澤文貴、イアン・ニッシュ編『歴史と和解』
山崎志郎『戦時経済総動員体制の研究』
原暉之編著『日露戦争とサハリン島』
広中一成著・梶野渡語り『「華中特務工作」秘蔵写真帖―陸軍曹長梶野渡の日中戦争―』
軍事史関係史料館探訪(64)　アメリカ国立航空宇宙博物館（源田孝）
例会報告
会員消息
新入会員氏名
平成二十四年度（第四十六回）軍事史学会年次大会のお知らせ
「特集号」原稿募集のお知らせ
『軍事史学』特集号のご案内
軍事史学会会則　
『軍事史学』投稿規定
第四十七巻総目次　
編集後記