雑誌ベッサツ セイロン 100031508

別冊正論 第25号(平成27年11月)

サブタイトル
著者名
出版者
産経新聞社
出版年月
2015年(平成27年)12月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
NDC(分類)
051
請求記号
051/Se17/25
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

ニッポン 領土問題の原点!! 「樺太―カラフト」を知る 侵奪―回復―放棄―不法占拠―そして?
南樺太全図
十六世紀から「日本」でも現在は死語? 「樺太」をめぐる学会からの一視点(樺太研究者・高橋是清)
アジア同様に列強の領土侵奪受けた日本 幕末・維新期の蝦夷地をめぐる日露関係(軍事史学会理事・日本大学教授・淺川道夫)
日露戦争は樺太回復の戦いでもあった―明治の国民世論と国際条約の現実(近現代史研究家・岸本昌也)
赤軍の大規模虐殺と樺太全島回復 尼港事件が現在に投げかける教訓(東京国際大学教授・福井雄三)
移民政策めぐる官と民とのすれ違い 「植民地研究」からみる樺太(北海商科大学教授・竹野学)
「棄景」の語る樺太産業と鉄道の関係誌 未完に終わった開拓・殖産の実像(奈良大学教授・三木理史)
樺太の朝鮮人と抑留帰還裁判のまやかし なぜ「強制連行」が捏造されたのか(元サハリン再会支援会代表・新井佐和子)
〝別天地〟樺太の家庭、くらし、喜怒哀楽 忘れ得ぬ我が故郷の思い出(元樺太住民)
地上戦、占領、抑留、避難―樺太の終戦 40万住民の思いを語る(元全国樺太連盟事務局長・小嶋正吉)
非道な住民虐殺と姑息な洗脳教育 ソ連が樺太で続けた悪行とその影響(全国樺太連盟副会長・金谷哲次郎)
北樺太オハの日本人捕虜収容所―証言とソ連記録から見たその実態(釧路公立大学名誉教授・松井憲明)
シベリア抑留―ロシア国家犯罪の検証を 実数は七十万人・死者十万人だった(抑留問題研究者・翻訳家・長勢了治)
疎開三船殉難の悲劇と樺太最新事情 言い逃れ困難なロシアに遺族ら要望書(全国樺太連盟参事・山名俊介)
ロシアとせめぎ合う北洋漁業の苦悩 北方領土の「母都市」根室の将来(北海道根室市副市長・石垣雅敏)
露の樺太・千島・四島占拠は侵略だ 強硬発言は国際法違反自覚の裏返し(早稲田大学教授・有馬哲夫)
「南樺太返還期成同盟」という運動が存在した 講演と資料「樺太返還問題と国際関係」(南樺太復帰同盟会長・渡辺国武)
南樺太の法的な領有権は? ゆくえは日本国民しだい(全国樺太連盟会監事・阿部寛)
功名心で国家・国民を大きく損ねる 父祖の代から続く「鳩山・河野コンビ」(本誌編集部)
党略で樺太を投げ捨てた日本共産党 おかしな領土解釈はロシアを利するだけ(元日本共産党国会議員秘書・篠原常一郎)
北方領土返還運動―女たちの闘い 全地婦連の半世紀とこれから(全地婦連会長・柿沼トミ子)
サハリンプロジェクトのルーツは戦前 石油天然ガスめぐる日露のつながり(環日本海経済研究所副所長・杉本侃)
ロシアの領土観と日露の安全保障―北方領土問題を俯瞰して考える(防衛研究所地域研究部長・兵頭慎治)
北太平洋沿岸諸民族の歴史―北海道―樺太―千島―カムチャッカ―アリューシャン(北方民族研究家・渡部裕)
日本カラ、フト消えし島 先人の背骨の強さに思い馳せれば(漫画家・黒鉄ヒロシ)
樺太地図と主な地名・ロシア占拠名対照表
あとがき