正論 臨時増刊 第525号(平成27年7月)
「正論」傑作選 戦後70年 大東亜戦争―民族の記憶として
書き下ろし 永遠なる紐帯の中で 昭和の三詔書から今上天皇の戦地御巡拝まで(前衆議院議員・西村眞悟)
大東亜戦争が教える国家生存戦略と民族の心(京都大学名誉教授・中西輝政)
開戦前後 「わたしの昭和史」から(評論家・西尾幹二)
真珠湾攻撃実戦記 「トラトラトラ」に全身が震えた日(元空母「赤城」艦上爆撃機隊中隊長・阿部善次)
〝炎の提督〟山口多聞とミッドウェー海戦(伝記作家・片岡紀明)
レイテに朽ち果てた八万の英霊と父、そして大本営の罪(戦史作家・牧野弘道)
「なぶり殺し」されるだけの戦い 体験者の実感として(京都大学名誉教授・会田雄次)
〝慈母観音〟鳥浜トメさんと特攻隊員(作家・石原慎太郎)
一挙50ページ! 知覧なでしこ隊の涙―女学生の見た特攻隊員たち 人間魚雷「回天」特攻の真実(伝記作家・片岡紀明)
近衛連隊と玉音放送阻止事件 「日本のいちばん長い日」、一当事者の証言(元近衛歩兵第一連隊第一中隊長・小田敏生)
日本を分割占領から救った占守島の戦い(文明史家・原田実)
書き下ろし110枚! ソ連軍の侵攻で地獄と化した満洲。命を賭して同胞救難に立ち上がった女性がいた 満洲の墓標―「お町は日本の女でございます」(ノンフィクション作家・加藤康男)
連合国の戦争犯罪 日本人捕虜虐殺とジェノサイド(公益社団法人国際経済交流協会会長・米田建三)
【対談】撃墜王と近衛歩兵連隊上官が語る あの戦争の意味、今日の平和の意味(著述家・坂井三郎/評論家・村上兵衛)
随想集 昭和の戦争と私(作家・石原慎太郎/作家・早坂暁/元学習院大学教授・坂本多加雄/評論家・元拓殖大学日本文化研究所長・遠藤浩一)
半世紀後の顕彰―インドネシア独立を戦った残留日本人たち(ノンフィクション作家・上坂冬子)
東京裁判批判の理論的枠組みを提示した先駆的論文 昭和史と東京裁判(評論家・竹山道雄)
昭和天皇論 所謂「戦争責任」に就いて(東京大学名誉教授・小堀桂一郎)
日本人よ、英霊に対して恥ずかしくないのか(脚本家・倉本聰)
【対談】昭和二十年八月十五日正午、一体日本人は何を体験したのか 精神史からの再生 いつかノスタルジイが共有される日(評論家・桶谷秀昭/埼玉大学名誉教授・長谷川三千子)
英霊への鎮魂と現代の若者たちへのエール 最後のサムライたちの大いなる遺産に思いを(漫画家・松本零士)