雑誌リツメイカン ダイガク ブンガクブ ガクゲイイン カテイ ケンキュウ ホウコク
100031301
立命館大学文学部学芸員課程研究報告 第12冊(2006年3月)
サブタイトル
陶器製手榴弾弾体の考古学的研究
著者名
出版者
立命館大学文学部学芸員課程 立命館大学21世紀COE京都アート・エンタテインメント創成研究
出版年月
2006年(平成18年)3月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
37p
NDC(分類)
069
請求記号
069/R48/12
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次
はじめに
Ⅰ 戦跡考古学の歩みと陶器製手榴弾
Ⅱ 陶器製手榴弾弾体の種類と出土遺跡
1 陶器製手榴弾弾体の形式分類
2 出土遺跡と分布
Ⅲ 陶器製手榴弾弾体Ⅰ類―京都と備前―
1 京都の陶器製手榴弾弾体―藤平陶芸出土品―
2 備前の陶器製手榴弾弾体
3 京都と備前の比較
Ⅳ 陶器製手榴弾弾体Ⅱ類―有田・信楽・瀬戸―
1 佐賀県有田町出土弾体
2 信楽・信楽町窯業技術研究所所蔵弾体
3 瀬戸・瀬戸市歴史民俗資料館所蔵弾体
4 有田・信楽・瀬戸の比較
Ⅴ 陶器製手榴弾弾体Ⅲ類―美濃―
Ⅵ 火薬工場から出土した陶器製手榴弾弾体―埼玉県川越市・浅野カーリット工場―
1 杉浦公昭氏採集弾体―完形品の検討―
2 破片資料の検討
Ⅶ 戦場から出土した陶器製手榴弾―硫黄島と沖縄島―
1 硫黄島
2 沖縄島
3 その他の戦場
4 小結
Ⅷ まとめ
1 形の違いと不良品
2 開発・製造時期の違い
3 相模海軍工廠と陶器製手榴弾
4 「大坂の陸軍」と陶器製手榴弾
5 海軍・陸軍の分業体制
Ⅸ 窯業考古学からみた陶器製手榴弾弾体―京焼を中心にして―
1 窯業地の歴史性と陶器製手榴弾弾体―陶磁器の大量生産と弾体製造―
2 窯業産地の歴史的つながりと断絶―京都と信楽―
3 統制番号の有無とあり方―京都・備前と信楽・有田―
4 二宮金次郎像の製造から陶器製手榴弾弾体製へ―代用陶器から兵器へ―
5 科学陶器と共存した京焼
おわりに