すばる　第３７巻第９号（平成２７年８月）

小説
冥婚（又吉栄喜）
海の絵（髙橋陽子）
この膜の奥（足立陽）
掌編　盆踊りの夜（瀬戸内寂聴）
特集　戦争を、読む
ロングインタビュー　古井由吉　しぶとく生き残った末裔として（聞き手　富岡幸一郎）
もういいかーい（林京子）
対談　坂口安吾の「巻き込まれなさ」（いとうせいこう／陣野俊史）
死が死として集まる。そういう場所（加藤典洋）
二ダースのうずらをめぐって（堀江敏幸）
対談　福田恆存と読む、戦争、戦後（中島岳志／浜崎洋介）
インタビュー塚本晋也　戦争の〝痛み〟を伝える―映画『野火』を撮って（聞き手・構成　藤田直哉）
原爆の刻印～広島平和記念資料館秘史～（石井光太）
25人に聞く…　戦争を知るための一冊（池澤夏樹／岡田利規／小川洋子／奥泉光／加藤典洋／亀山郁夫／香山リカ／鴻巣友季子／最相葉月／佐川光晴／柴田元幸／想田和弘／髙樹のぶ子／高橋弘希／谷川俊太郎／辻原登／ドナルド・キーン／豊﨑由美／中沢けい／中村安希／中村文則／
三崎亜記／山崎ナオコーラ／山城むつみ／四方田犬彦
対談　谷崎没後五十年―『細雪』に見る昭和（水村美苗／小森陽一）
対談　須賀敦子が見ていたもの（湯川豊／松家仁之）
又吉直樹さん芥川賞受賞記念　緊急レポート
すばる海外作家シリーズ22　海を渡る（韓麗珠／藤井省三　訳・解説）
紀行　世界で一番幸福な場所―モネの愛した風景（原田マハ）
エッセイ　習合ぎりぎりの境界から、私信ふうに、拝啓、笙野頼子様（崎山多美）
最終回　日本―性のタブーのない文化⑥（橋本治）
連載
あるいは修羅の十億年⑧（古川日出男）
光のない海⑭（白石一文）
よはひ(26)（いしいしんじ）
鈍色幻視行(30)（恩田陸）
緋の舟―往復書簡⑨（志村ふくみ／若松英輔）
ことの葉つづり（大久保有加）
グラサン便り（前野健太）
こんな大人になりました（長島有里枝）
パレスチナの朝（マリアム・タマリ）
ひとすくいの時間（小澤征良）
第39回すばる文学賞予選通過作発表
カラーグラビア　こんなことをしてていいのか日記　平野啓一郎編③
プレイヤード
演劇『タンゴ・冬の終わりに』（沢美也子）
美術　ヘレンの黒（金沢百枝）
映画『彼は秘密の女ともだち』（立田敦子）
本　読書日録（松浦寿輝）
古井由吉『雨の裾』（阿部公彦）
羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』（倉本さおり）
赤川次郎『東京零年』（髙橋敏夫）
小野正嗣『水死人の帰還』（宮下遼）
いしいしんじ『悪声』（海猫沢めろん）
青木淳悟『匿名芸術家』（岡和田晃）
上田岳弘『私の恋人』（渡邉大輔）
渡部直己『小説技術論』（福嶋亮大）
第40回すばる文学賞募集要項
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