雑誌リガク カイ 100031115

理學界 第38巻第4号(昭和15年4月)

サブタイトル
著者名
出版者
中興館
出版年月
1940年(昭和15年)4月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
96p
NDC(分類)
400
請求記号
400/C64/38-4
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

竹の形態と分類と生理を語る(理學博士・竹内叔雄)
氣象と疾患(中央氣象臺・東大物療敎室 理學士・增山元三郞)
水の常識(東京電機高等工業學校敎授・池谷武雄)
北洋漁業の主要鮭鱒類の生態(水?講習?習船白鷹丸生物主任・松井魁)
動物學の學語の解釋と構成〔六〕(前東京帝大理學部敎授理學博士・田中茂穗)
新研究の抄?
岩手縣田老鑛山の地質及び鑛床(今井秀喜氏)
馬の一地方病に關する植物學的調査(富樫浩吾氏)
雪の結晶の初期?態の研究(中谷宇吉郞氏/花島政人氏)
黑燒の化學的研究(藤田穆氏)
古代日本の植物に就て(直良信夫氏)
アルカリ纖維素の研究(?父江寛氏)
液態酸素爆藥の偉力(口繪の説明)(編輯局)
實驗勸察『キリ』(慶應義塾大學動植物學敎室・渡部正雄)
理科知能の?成指導〔四〕(東京市赤松小學校訓導・川西良吉)
發明ニュース〔六七〕(編輯局)
春及び初夏の植物の花粉勸察(東北帝大理學部生物學敎室理學士・中山包)
山櫻の花瓣竝に西洋實櫻の双生雌蕋(秋田縣能代渟城第一小學校訓導・工藤茂美)
サクラの花の異形(秋田縣大館中學校敎諭・松田孫治)
タンポポの舌?花數(布施市小阪小學校訓導・佐古義弘)
通俗科學物語〔一四〕―新合成纖維ナイロン(編輯局)
敎材研究
尋一、五月の理科指導『コヒ』と『カメ』(東京高等師範學校敎官・橋本爲次)
尋二・三年理科 水棲動物の勸察(成蹊學園訓導・栗山重)
『きりの木』を敎へるには(尋四年五月敎材)(廣島高等師範學校敎官・桑原理助)
『雀』の學習指導(尋五年五月敎材)(神戸市諏訪山小學校校長・大浦茂樹)
『硫酸』の學習指導(尋六年五月敎材)(奈良女子高等師範學校敎官・横山誠司)
『兩棲類』の學習指導(高一年五月敎材)(東京高等師範學校講師・水野彌作)
『脂肪』の學習指導(高二年五月敎材)(東京高等師範學校敎諭・山口俊策)
昭和十四年第七十囘 文檢豫備試驗『動物科』問題解義〔下〕(慶應義塾大學敎授理學博士・岡村周諦)
本誌特設第二百十八囘 文檢模擬試驗成績及び模範答案
生理科(和歌山縣 OO生)/植物科(群馬縣 三よ志學人)/物理科(栃木縣 栃木閑人)/物理科(京都府 凡鹿生)
昭和十四年第七十囘 文檢動物科受驗の跡(京都府合格者・靑池太郞)
圖版
吉野山の櫻 表紙畫
竹の生態 口繪
液態酸素爆藥による爆破採鑛の?況 口繪
磯採集の收穫 理科畫報
雙頭雙尾の蛇 同上
泥炭の利用 同上
卵を盗むスカンク 同上
鳥は體?が高い 同上
最新科學月報
磯採集の用意
絹の可塑性と其の應用製品(鈴木藤五郞氏)
雙頭雙尾の蛇
人體害蟲としての蚊(隨其氏)
泥炭が世に出る時が來た
石?から脂肪の合成(瀧澤勝義氏)
スカンクの奇習
日本建築への活眼、景を劃る(藤島亥治郞氏)
鳥は體?が高い 
ナチスの新しい理科敎授(佐藤和韓鵄氏)
隨問隨答
カイニンサウの成分
牛と胃と反芻
蛙が變態する理由
鑛物と岩石との區別
グライダーの離陸・着陸の仕方、航續時間・高度・飛行距離の記?、滑空の原理
所謂「人魂」と稱し、夜間尾を引いた圓い光るものが飛び、暫くの後消滅する。如何なる現象か
汽車の煙は何か
蓚酸を過マンガン酸カリの硫酸溶液に加へる場合、色が消える。この際の化學變化如何
雜報
榮ある帝國學士院受賞者
輝く朝日賞の受賞者
蠶の?高病病原體野發見
一萬倍の國?顕微鏡
廢抗となった油井の復活
無水酒精の純日本式製法
癩病菌の家鶏接種に成功