雑誌ベッサツ セイロン 100031087

別冊正論 第4号(平成18年10月)

サブタイトル
大東亜戦争 日本の主張
著者名
出版者
産経新聞社
出版年月
2006年(平成18年)10月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
258p
NDC(分類)
051
請求記号
051/Se19/4
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

INTRODUCTION なぜ「大東亜戦争」なのか(上島嘉郎)
大東亜戦争未だ終わらず それは真実を抱えたまゝ凍りついている。わが国の「精神史」をもう一度歩み始めさせつために(長谷川三千子)
本格対談 内なる矜持として 日本人にとって大東亜戦争は何であったのか。孤独の中で噛み締める栄光苦悩(渡部昇一/日下公人)
思想戦としての大東亜戦争 なぜ戦わねばならなかったのか。正しいけれど敗れた―という現実の再認識を(佐藤優)
大東亜戦争の「義」とは何か 自分たちの戦いとして、自分たちの父祖の戦いとして―「解釈」よりも大切なものがある(富岡幸一郎)
自らを省みる行為はあかにあるべきか 単なる失敗ではなく、過誤でもない―正真正銘の「悲劇」として(潮匡人)
それぞれの歴史観 国際間の戦争の如き複雑な問題については、それぞれの当事国にその国固有の歴史解釈があってよい。日本また然り(小堀桂一郎)
月刊「正論」誌上で3年にわたってかわされた白熱論争 侵略か、自衛か思想と論拠250枚
一九八九年を忘れるな 戦後50年。共産主義に対し対極的な二つの勢力が反米主義で一致するのはなぜか(林健太郎)
林健太郎氏の批判に応えて なぜ大東亜戦争肯定=反米と考え(中村粲)
教科書で書くべき歴史 自己の誤りを認めることを「自虐」たどど言ってはならない(林健太郎)
林健太郎の戦争史観を論評す 大東亜戦争の開戦理由は「自在自衛」(中村粲)
中村粲氏の批判に答える アジアの解放は結果論である(林健太郎)
再び林健太郎氏の歴史認識を問う 誤算は悪意。失敗は不誠実なのか(中村粲)
中村粲氏の問いに答える 大東亜戦争の経過は「異国支配の維持と拡大」であった(林健太郎)
なぜ語らぬアジアの歴史責任 我国の置かれた国際環境の違いを捨象してはならない(中村粲)
通説は正しいか 大東亜戦争、失敗の教訓(日下公人/高原知生/牧野弘道)
異色対談 なぜ原爆は投下されたのか 無警告、降伏前にこだわったトルーマンの真意とは何か(鳥居民/櫻井よしこ)
日米戦争 敗者の無念と勝者の教訓 日米歴史認識の共有は可能か(遠藤浩一)
将軍・参謀たちの「責任」論 歴史認識の理非曲直を明らかにする秋(とき)。何を糺し、何を甘受すべきなのか(牧野弘道)
裁く側も、裁かれた側も「自衛戦争だった」と言ったあの戦争(東條由布子/聞き手・牛田久美)
近代日本の戦争と帰化人の貢献 日本対アジア、日本対連合国という二項対立であの戦争は括れない(浅川晃広)
発掘対談 「堂々男児は死んでもよい」という思い われらが抱く戦後日本への憤怒と哀しみ(前田日明/福田和也)
世界が見た、語った大東亜戦争 たった一度の敗戦でなぜ大切な目的を忘れてしまったのか(「正義」編集部)
〈史料〉米国及英国二対スル宣戦の詔書(全文)
執筆者略歴・操舵室から