国民演劇　第２年第１２号（昭和１７年１２月）

演劇雑誌編輯會の発足に際して　
日本演劇の現?を語る　久保田万太郞／新關良三／俵藤丈夫／里見弴／上泉秀信／宮川雅青／岡鬼太郞／高田保／大江良太郞／川面第五部長／不破第五部第二課長／千賀情報局嘱託／日比野文化副部長
第東亞戰争一周年に際して演劇人の決意を披瀝す（はがき回答）
國民演劇參加作品「忠靈」を觀て（渥美淸太郞）
十一月の新劇（「印度」と「彌榮村建設」）（大山功）
芝居随筆4（岡田八千代）
關西劇信　「千本櫻」の通し（大阪國民演劇參加作品）（西尾福三郞）
丹莊村の素人演劇講習會（園池公功）
移動手帖（移動演劇の脚本）（佐久間茂高）
移動演劇の演出に就て（屋島武夫）
或る日の移動演劇隊（田邊若男）
慶?藝文祭（大陸劇信）（野田源六）
「演劇五十年史」（三宅周太郎著）を讀む（壇庄桂輔）
新刊書評
「日本演劇思潮」（演劇論第一回配本）
「洋船事始」（平田弘一著）
「わが家の幸福」（菊田一夫著）
近世劇壇史「新富座」篇の内　文化人守田勘彌（木村錦花）
十二月八日以後の新國劇（座談會追録）（俵藤丈夫）
戯曲
楠氏一族（二幕七場）（郷田悳）
忠靈（舞踊劇）（木村冨子）
船團護送の歌（朗讀詩）（西村皎三）