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朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 31号(1999年9月)

サブタイトル
1973 昭和48年 石油が来ない!?パニック日本
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)9月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
40p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/31
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(元朝日新聞「天声人語」筆者・辰濃和男)
特集 石油が来ない!?パニック日本
「施灸危機」にあぶり出されたひ弱な日本 第4次中東戦争が勃発。アラブ産油国は敵陣営への供給削減を決める。日本は急遽アラブ支持に回るが、石油不安で国内はパニック状態に。(専修大教授・正村公宏)
江川、輪島、ハイセイコー〝3匹の怪物〟たち 地方競馬出身のハイセイコー、高校野球の江川卓、大相撲の輪島。高度経済成長が息切れしはじめ、人々は<怪物>に夢を託した。(コラムニスト・宮本貢)
物価高・公害…労働運動はスト全盛 スト権奪還スト、順法闘争、年金統一スト、交通ゼネスト…。新たな高揚期を迎えた労働運動は、「狂乱物価」後さらに激化する。(朝日新聞編集委員・中野隆宣)
勝訴といえど水俣病患者たち笑顔も見せず 3月、熊本地裁は患者側の主張を認める判決を言い渡し、チッソに対し、総額9億円の慰謝料を命じた。しかし…。(朝日新聞記者・西村幹夫)
ブルース・リーに日本の若者も燃えた ブルース・リーの「燃えよドラゴン」が日本の若者をとらえた。この作品の影響で香港映画に目が向けられるようになる。(映画評論家・宮本治雄)
ひと
応用物理から理論物理まで在野で貢献 江崎玲於奈(国際基督教大教授・村上陽一郎)
ボストン響音楽監督就任 持てる才能を全開にして栄冠 小澤征爾(音楽ジャーナリスト・雑喉潤)
クロニクル1973 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]ベトナム和平協定仮調印/浅間山「中の大」噴火
[3-4月]インディアンへの差別に抗議/「尊属殺人」に新判例
[5-6月]ウォーターゲート事件/米ソ首脳が諸協定に調印
[7-8月]オランダで日航機乗っ取り/金大中氏拉致事件
[9-10月]日本でヘビー級世界戦/化学工場の爆発相次ぐ
[11-12月]ジャイアンツV9達成/豊川信金でとりつけ騒ぎ
20世紀社会面 朝日新聞社、週刊朝日、アサヒグラフなどの記者に当時の世相を見る
ポスターの「日本」を「発見」してみると…
振り替え休日のスタート
光化学スモッグ被害が全国へ
商社マンを射殺した元子爵令嬢(ジャーナリスト・東嶋和子)
世紀残像―自分以外すべて沈没(作家・関川夏央)
子ども百景―ユックリズム(子ども調査研究所長・高山英男)
活字の周辺『日本沈没』(評論家・塩澤実信)
はやり歌「神田川」(音楽文化研究家・長田暁二)
食の情景―コピー食品の傑作(ジャーナリスト・中居あさこ)
生きもの往来―キタタキ(「サイアス」編集長・柏原精一)
映画「仁義なき戦い」(映画評論家・宮本治雄)
冥銘録[物故者を追悼する]
パブロ・ピカソ(武庫川女子大教授・高田公理)
パブロ・カザルス(音楽ジャーナリスト・雑喉潤)
ふるさと人国記 奈良(上) 〝青丹よし〟の古都を蘇らせた人々(朝日新聞奈良支局・沖真治)
戦後政界の実力者3 松村謙三 日中関係の打開に情熱を注いだ「二枚腰のじいさん」(政治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく 歴代名馬の歴史がずらり 東京都府中市(元朝日新聞編集委員・浜田逸平)
広告と生きた世紀29 時代のしらけムードを大口あけて笑い飛ばす(広告評論家・中井幸一)
はじめてモノがたり26 肥満症や糖尿病患者に福音 シュガーカット