雑誌アサヒ クロニクル シュウカン 20 セイキ ニホンジン ノ 100 ネン 100030723

朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 30号(1999年8月)

サブタイトル
1972 昭和47年 決断と実行
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)8月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
40p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/30
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(元朝日新聞「天声人語」筆者・辰濃和男)
特集 決断と実行
高松塚古墳から極彩色「飛鳥美人」 奈良県明日香村の高松塚古墳から、男女群像を描いた極彩色の壁画が見つかり、人々はその美しさに驚き、興奮。古代史ブームを呼ぶ。(奈良大教授・東野治之)
「決断と実行」で突っ走った田中内閣 雪国に育ち、身ひとつで首相に就いた田中角栄を人々は歓迎した。しかし、その開発施策は頓挫。日中国交回復で光彩を放ちはしたが…。(ジャーナリスト・坂本龍彦) 
雪の軽井沢。リンチの果ての銃撃戦 左翼過激派「連合赤軍」は、武装し、金融機関襲撃などへと暴走。警察の追撃の果てに「浅間山荘」の銃撃戦となり、世間は言葉を失う。(ジャーナリスト・坂本龍彦) 
即苦復帰も「基地の島」は変わらず 永らく待たれた沖縄の祖国復帰が実現した。が、平和を願う県民の心は複雑。かつての「戦場の島」は、復帰後も「基地の島」であり続ける。(ジャーナリスト・由井晶子)
「恥ずかしながら生きながらえ…」に国民仰天 グアム島の密林で1月、元日本兵の横井庄一さんが保護された。28年ぶりの生還だった。ルバング島では、元日本兵が非業の死…。(朝日新聞外報部・大野拓司)
ひと
日本軍人から韓国大統領へと激動の時代を生きた 朴正煕(朝日ニュースター・キャスター・猪狩章)
日本人を見つめる〝異邦人〟の眼が多彩な活動の原点 有吉佐和子(演劇評論家・水落潔)
クロニクル1972 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]超党派で北朝鮮訪問/五輪ジャンプ金銀銅を独占
[3-4月]岡山で山陽新幹線が開業/作家の川端康成が自殺
[5-6月]日本赤軍、イスラエルで乱射/インドで日航機墜落
[7-8月]中国・馬王堆で貴婦人発掘/ミューヘン五輪の妖精
[9-10月]血に染まった五輪選手村/流星雨、観測できず
[11-12月]パンダブーム/雪のアンデスに奇跡の生存者
20世紀社会面 朝日新聞社、週刊朝日、アサヒグラフなどの記者に当時の世相を見る
長電話にご注意―市内電話も3分刻みに
ボウリング場が増えすぎ、客が〝王様〟に
狭い家でもシャンデリア・ブーム
8億円脱税で捕まった「熊沢天皇」(ジャーナリスト・東嶋和子)
世紀残像―白い、塩辛い夏(作家・関川夏央)
子ども百景―駐車場と遊び場(子ども調査研究所長・高山英男)
活字の周辺『恍惚の人』(評論家・塩澤実信)
はやり歌「だれかが風の中で」(音楽文化研究家・長田暁二)
食の情景―カップ麺(ジャーナリスト・中居あさこ)
生きもの往来―ヒヌマイトトンボ(「サイアス」編集長・柏原精一)
映画「ゴットファーザー」(映画評論家・宮本治雄)
冥銘録[物故者を追悼する]
柳家金語楼(作家・吉川潮)
東海林太郎(音楽ジャーナリスト・雑喉潤)
鏑木清方(美術評論家・島田康寛) ほか
ふるさと人国記 千葉(下) 〝世の中の役に立ちたい〟という系譜(編集部・永栄潔)
戦後政界の実力者2 大野伴睦 位人臣をきわめた「足して二で割る」妥協の名手(政治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく 「日の丸飛行隊」を育てた大倉山 北海道札幌市(フリーライター・村中季理)
広告と生きた世紀28 週休2日、ニューファミリーへソフト生活提案(広告評論家・中井幸一)
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