雑誌アサヒ クロニクル シュウカン 20 セイキ ニホンジン ノ 100 ネン 100030714

朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 16号(1999年5月)

サブタイトル
1959 昭和34年 しっかりミッチー
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)5月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
40p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/16
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(ジャーナリスト・辰濃和男)
巻頭特集 しっかりネ ミッチー
〝ミッチー〟に日本中が騒然、陶然 皇太子ご成婚。日本中がお祭り騒ぎだ。その熱狂は止まらない。4月10日。美智子さんの清楚な美しさに国民は陶然とした。(元朝日新聞記者・副社長・伊藤牧夫)
伊勢湾台風で名古屋は潰滅状態 台風15号は発達しつつ北上、四国以東を順次暴風雨圏にした。26日午後、紀伊半島に上陸すると、近畿、中部地方を総ナメにする。(元朝日新聞名古屋本社写真部・森健)
通勤列車で創られた週刊誌ブーム サラリーマンを読者対象に、出版社系週刊誌が続々と〝乱入〟。(社会学者・加藤秀俊)
チエミちゃんが高倉健に奪われた! 美智子さんよりひと足先に、若者のアイドルが結婚。(朝日新聞出版局編集委員・山下勝利)
水俣に奇病!脳が溶け全身は硬直 奇病発見から4年目、熊本大医学部は有機水銀説に至る。しかし、工場側は責任を認めないまま、見舞金契約でケリをつける。(朝日新聞記者・西村幹夫)
雪解け・ソ連、謎呼ぶ平和攻勢 ソ連のフルシチョフ首相が訪米、アイゼンハワー大統領に平和共存を呼びかけた。冷戦は緩んだものの、中ソ関係は悪化する。(東京外国語大学長・中島嶺雄)
キューバ革命の主役はヒゲの弁護士 カリブ海の島国キューバは、スペインとアメリカの植民地支配から独立を果たす。その牽引者は青年弁護士カストロらの若者だった。
ひと
痛ましいほどセンシティブな無頼派、放浪の人生貫く 唐牛健太郎(評論家・桐島洋子)
茶の間に〝世界〟を運び、日本人を海外旅行へいざなう 兼高かおる(朝日新聞編集委員・川村二郎)
クロニクル1959 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]パーキングメーター登場/霧島山45年ぶりに噴火
[3-4月]浅沼社会党書記長が訪中/東海道新幹線の起工式
[5-6月]東京五輪決定に乾杯/長嶋、天覧試合本塁打放つ
[7-8月]ミス・ユニバース戴冠/松川事件、上告審判決
[9-10月]「黒い羽根」の街頭募金/月の裏側の撮影に成功
[11-12月]安保反対のデモ隊国会内へ/北朝鮮に帰還始まる
20世紀社会面 朝日新聞社、週刊朝日、アサヒグラフなどの記者に当時の世相を見る
皇太子の机上に飾られた写真
沖縄で旧国宝の復元熱、日本に支援要請
戦後初の国産潜水艦が進水
美人スチュワーデス殺人事件(ジャーナリスト・東嶋和子)
世紀残像―まぶしく映った「団地」住まい(評論家・樋口恵子)
子ども百景―神武景気下の住宅難(子ども調査研究所長・高山英男)
活字の周辺『にあんちゃん』(評論家・塩澤実信)
はやり歌「南国土佐を後にして」(音楽文化研究家・長田暁二)
食の情景―回転寿司が登場(ジャーナリスト・中居あさこ)
生きもの往来―キクザトサワヘビ(「サイアス」編集長・柏原精一)
映画「ギターを持った渡り鳥」(映画評論家・村山匡一郎)
冥銘録[物故者を追悼する]
永井荷風(江戸川大学教授・鳥海宗一郎)
高浜虚子(編集部)
内山完造 ほか
ふるさと人国記 秋田(上) 〝男一匹〟的な粘り強さと不動心(作家・野添憲治)
素顔の宰相15 大平正芳 角栄の助けを借り、怨みも身代わりで(政治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく 「タロ、ジロ」その後 北海道大学農学部博物館(フリーライター・村中季理)
広告と生きた世紀15 中間所得層に「王様」の称号付けた〝消費革命〟(広告評論家・中井幸一)