雑誌アサヒ クロニクル シュウカン 20 セイキ ニホンジン ノ 100 ネン 100030712

朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 13号(1999年5月)

サブタイトル
1958 昭和31年 動乱の季節
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)5月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
40p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/13
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(ジャーナリスト・辰濃和男)
総力編集 動乱の季節
日ソが国交を回復日本の国連加盟も実現 鳩山政権は対ソ交渉に意欲をみせる。しかし、国論は一致せず、北方領土という難問を棚上げしての国交回復だった。(政治評論家・冨森叡児)
「戦後」は終わり、技術革新時代がやってきた 『経済白書』に「もはや戦後ではない」という有名な文句が登場し、日本経済について戦後の復興期は終わったとの判断が示された。(成蹊大教授・竹内靖雄)
「食」満ちて、時代はほんのりピンク色 戦後10年余、「食」の問題が一応解決すると、「色」の時代がやってくる。これが戦後日本の性文化の夜明けだった。(風俗史家・下川耿史)
揺れる鉄のカーテン、次々起こる悲劇 東側の「鉄の団結」に風穴があき、東ドイツ、ポーランド、ハンガリーに改革を求める声が高まり、ソ連は圧殺に回る。(千葉大教授・南塚信吾)
アラブこそ世界の中心。英雄・ナセルが登場 西欧陣営からは「中東のヒトラー」といわれたエジプトのナセル大統領。石油を手中にアラブが世界史の前面に出る。(一橋大教授・加藤博)
ひと
「実感」の文学『太陽の季節』が良識を揺さぶったとき 石原慎太郎(同志社大教授・山口功二)
新しい「愛のかたち」が共感得て、『挽歌』が大ヒット 原田康子(文芸評論家・川西政明)
クロニクル1956 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]猪谷千春が銀/群衆が電車を止める/私立中学受験
[3-4月]昭和天皇が「人間家族」展に/グレース・ケリー結婚
[5-6月]マナスル登頂成功/埋め立て地から小判/モンロー再婚
[7-8月]沖縄問題解決総蹶起大会/マンモスタンカー進水
[9-10月]アメリカ黒人学生差別問題/国産ジェット戦闘機完成
[11-12月]「宗谷」出航/石橋内閣成立/ソ連から最終引き揚げ船
20世紀社会面 朝日新聞社、週刊朝日、アサヒグラフなどの記者に当時の世相を見る
殴られどおしの衛視、怒りの声明書
「ホラ穴学校」が教室の下に2年間も
体内からハリやカミソリがぞろぞろ
給食ミルク横流し事件(ジャーナリスト・東嶋和子)
世紀残像―主婦の交差点(評論家・樋口恵子)
子ども百景―神武景気下の住宅難(子ども調査研究所長・高山英男)
活字の周辺『太陽の季節』(評論家・塩澤実信)
はやり歌「哀愁列車」(音楽文化研究家・長田暁二)
食の情景―醤油がアメリカに(ジャーナリスト・中居あさこ)
生きもの往来―コシヒカリ(「サイアス」編集長・柏原精一)
映画「太陽の季節」(映画評論家・村山匡一郎)
冥銘録[物故者を追悼する]
溝口健二(映画評論家・佐藤忠男)
高村光太郎
宮城道雄 ほか
ふるさと人国記 高知(下) 博愛精神こそ〝はちきん〟真骨頂(フリー編集者・国則三雄志)
素顔の宰相12 田中角栄 望郷ものを歌ったコンピューターつきブルトーザー(政治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく 原子炉第1号が記念館に 茨城県東海村(ジャーナリスト・平見睦子)
広告と生きた世紀12 力道山のスター性を分析、テレビ販売の前面に(広告評論家・中井幸一)