雑誌アサヒ クロニクル シュウカン 20 セイキ ニホンジン ノ 100 ネン 100030710

朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 10号(1999年4月)

サブタイトル
1954 昭和29年 映画が恋人
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)4月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
40p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/10
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(ジャーナリスト・辰濃和男)
巻頭特集 映画が恋人
三番館まで追いかけた名画たち 妖精オードリーがほほ笑み、アウトロー三船敏郎が怒り、マドンナ高峰秀子が泣いた。スターとともに名作が生まれた。(映画評論家・佐藤忠男)
まさかの指揮権発動、造船疑獄を闇に 「造船疑獄」は、トップたちの逮捕へと発展。検察はついに与党幹事長の逮捕を決断する。しかし、そこに「宝刀」が…(ジャーナリスト・永沢道雄)
「第五福竜丸」を襲ったビキニの死の灰 ビキニ環礁で操業中のマグロ漁船員が見た怪しい閃光は、水爆実験のものだった。世界は改めて核の恐ろしさを知る。(ジャーナリスト・森暁雄)
106日間「人権スト」暴君社長に反旗 「居住、外出、教育、信教、結婚、通信の自由を認めよ」。この組合要求を経営者が拒否。ストに対して給食を止めた。(ジャーナリスト・大塚栄寿)
愉快、痛快、最強のヒーロー力道山誕生 プロレス・ブームに大きな火がついた。シャープ兄弟を相手に力道山が空手チョップを繰り出す。熱狂は、対木村戦で頂点に。(ジャーナリスト・古川俊実)
ひと
「胸の膨らみ」を過去の魅力にした永遠の妖精 オードリー・ペプバーン(元朝日新聞編集委員・遠藤彰)
吉田内閣と怨念の抗争を仕切った三白眼の謀将 三木武吉(元朝日新聞記者・高三啓輔)
クロニクル1954 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]皇居一般参賀で惨事/モンロー来日/吉葉山が横綱に
[3-4月]日米相互防衛援助協定調印/すしづめ・青空・2部授業
[5-6月]ディエンビエンフー陥落/京都の分裂授業/乱闘国会
[7-8月]黄変米の試食/自衛隊幹部の初会議/京都小御所炎上
[9-10月]中央競馬スタート/洞爺丸が転覆し最悪の大惨事に
[11-12月]中日〝魔球〟で日本一/吉田政権に幕/鳩山内閣誕生
20世紀社会面 朝日新聞社、週刊朝日、アサヒグラフなどの記者に当時の世相を見る
荷風先生の落とし物の中身
やり投げの女子選手、男性に転身
ディオールのHライン登場!
戦後派金融の風雲児(ジャーナリスト・東嶋和子)
世紀残像―失業青年と朝鮮戦争(作家・水上勉)
子ども百景―すしづめ授業(子ども調査研究所長・高山英男)
活字の周辺『女性に関する十二章』(評論家・塩澤実信)
はやり歌「岸壁の母」(音楽文化研究家・長田暁二)
食の情景―魚肉ソーセージ(ジャーナリスト・中居あさこ)
生きもの往来―チョウセンアカシジミ(「サイアス」編集長・柏原精一)
映画「ローマの休日」(映画評論家・宮本治雄)
冥銘録[物故者を追悼する]
尾崎行雄(元朝日新聞編集委員・浜田逸平)
御木本幸吉(ジャーナリスト・大久保元三郎)
本多光太郎(大久保元三郎) ほか
ふるさと人国記 沖縄(下) 葛藤のなかで生まれたチャンプルー文化(ジャーナリスト・安里英子)
祖顔の宰相 池田勇人 信仰心篤く最後まで人間的に成長(治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく 二十四の瞳映画村 香川県・小豆島(ジャーナリスト・平見睦子)
広告と生きた世紀10 乗用車国産の夢を紡ぐ横文字入りポスター(広告評論家・中井幸一)