雑誌アサヒ クロニクル シュウカン 20 セイキ ニホンジン ノ 100 ネン 100030709

朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 7号(1999年3月)

サブタイトル
1951 昭和26年 「12歳」ニッポン独立
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)3月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
40p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/7
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(ジャーナリスト・辰濃和男)
「12歳」ニッポン独立
冷戦のさなか難題かかえ独立回復 9月、日本は48ヵ国と講和条約を締結。さらにアメリカと安全保障条約を結び、独立回復後もアメリカ依存を強めていく。(朝日新聞編集委員・有岡二郎)
「さようなら、マッカーサーさま」 朝鮮戦争のさなか、マッカーサー司令官が突然解任された。あくまで勝利を追求し、中国を叩くことを主張したのが原因だった。(東京女子大名誉教授・猿谷要)
占領日本の暗部を仕切った諜報機関の謎 戦後の謀略事件の鍵を握るといわれるキャノン機関とは?白昼堂々民間人を拉致し、1年以上も監禁したのはなぜか。(ジャーナリスト・伊波新之助)
戦争を経て、日本文学が勝ち得た豊饒 大岡昇平は戦争体験を『野火』に昇華し、野間善衛は私小説を脱し新たな文学への志向を先鋭にした。(朝日新聞記者・由里幸子)
CMソングも登場。ラジオ、茶の間に君臨す テレビが普及するまで、ラジオは希望の光、茶の間の王様だった。この年、日本初の民間放送がスタート。CMも流れはじめた。(コラムニスト・宮本貢)
ひと
帝大教授に妬まれる博覧強記の独学者が文化功労者に 牧野富太郎(東京大教授・石弘之)
グラインドでファンをとりこにした伝説の踊り子 ジプシー・ローズ(風俗史家・下川耿史)
クロニクル1951 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]つくられた「八海事件」/東京・築地で一家4人殺し
[3-4月]ニセ札出回る/田中茂樹、ボストンマラソン優勝
[5-6月]貞明皇太后逝去/千代ノ山、横綱に昇進
[7-8月]アナタハンの女王帰国/講和全権団出発
[9-10月]黒澤「羅生門」にグランプリ/日航の一番機飛ぶ
[11-12月]京大でデモ騒動/三越スト/山口淑子が結婚
20世紀社会面 朝日新聞社、週刊朝日、アサヒグラフなどの記者に当時の世相を見る
ニワトリ受難の1年
サンフランシスコ講和会議余話
名物社長困惑のグランプリ受賞
元校長、元将校らのニセ札偽造団(ジャーナリスト・東嶋和子)
世紀残像配給なければ「しけもく」で(作家・水上勉)
子ども百景「キャッチボール」(子ども調査研究所長・高山英男)
活字の周辺『少年期』(評論家・塩澤実信)
はやり歌「上海帰りのリル」(音楽文化研究家・長田暁二)
食の情景―ダイニングキッチン(ジャーナリスト・中居あさこ)
生きもの往来―タイワンリス(「サイアス」編集長・柏原精一)
映画「サンセット大通り」(映画評論家・宮本治雄)
冥銘録[物故者を追悼する]
永井隆(科学ジャーナリスト・木幡赳士)
仁科芳雄(木幡赳士)
杜月笙(中国研究家・毛里興三郎) ほか
ふるさと人国記7 福島(上) 「ならぬものはならぬ」の筋を通して(ジャーナリスト・広田一彦)
素顔の宰相7 鳩山一郎 碁と同様、わきの甘さに魅力(政治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく 『サザエさん』一家に会える町 長谷川町子美術館(ジャーナリスト・平見睦子)
広告と生きた世紀7 「倹約」を掲げ、百貨店が呉越同舟(広告評論家・中井幸一)