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朝日クロニクル週刊20世紀 日本人の100年 6号(1999年3月)

サブタイトル
1950 昭和25年 朝鮮に戦火
著者名
出版者
朝日新聞社
出版年月
1999年(平成11年)3月
大きさ(縦×横)cm
30×
ページ
40p
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/A82/6
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

フロントページ 100通りのことば(ジャーナリスト・辰濃和男)
巻頭特集 朝鮮に戦火
朝鮮戦争勃発、「極東のスイス」夢と散る 朝鮮半島が突如、戦火に包まれた。北朝鮮をソ連、中国が、韓国をアメリカ中心の国連軍が支援、戦いは3年間続いた。(慶応大教授・小此木政夫)
病身・ニッポンを蘇生させた朝鮮特需 朝鮮戦争で、重工業を中心とした日本企業は沸き立った。戦争特需は、まさに病身・ニッポンの特効薬だった。(編集部・町田敏晴)
哲学青年を自殺に追い込んだひとつの伝聞 シベリアからの帰還の遅れは日本共産党書記長の要請に基づくという憶測に騒然とするなか、ある帰還青年が自殺した。(東海大学教授・元朝日新聞編集委員・白井久也)
全国を吹き荒れた「アカ追放」の嵐 日本を反共の防波堤と位置づけるアメリカは、共産党員とその同調者を次々と職場から追放した。(元朝日新聞論説委員・深津真澄)
道徳なんて糞くらえ!アプレ犯罪相次ぐ 戦後の教育に若者も戸惑ったのか。旧道徳の重石がはずれ、若者たちは軽い気持ちで犯罪に走った。(ジャーナリスト・朝倉喬司)
ひと
女性解放の最前線に立ち「原爆の図」を描き始める 赤松俊子(美術評論家・ヨシダ・ヨシエ)
野獣のような演技で「羅生門」のミフネ、世界に吠える 三船敏郎(映画評論家・佐藤忠男)
クロニクル1950 写真と年表でこの年を振り返る
[1-2月]新千円札登場/田中絹代帰国/中ソ首脳がサイン
[3-4月]旧制一高に幕おりる/湘南型電車走る/プロ柔道
[5-6月]捕鯨船上で参院選の投票/プロ野球初の完全試合
[7-8月]ひばり、米テレビに/金閣寺炎上/湯川氏一時帰国
[9-10月]パン給食/関西にジェーン台風/戦後初の国勢調査
[11-12月]プロ野球日本一に「毎日」/ヴェイニング夫人帰国
20世紀社会面 朝日新聞社、週刊朝日、アサヒグラフなどの記者に当時の世相を見る
チャタレイ夫人の恋に待った
大阪・千日前に「アルサロ」誕生
中学生がピストル強盗の冒険
生きる力も尽きたローマ法学者(ジャーナリスト・東嶋和子)
世紀残像「カンズメ」(作家・水上勉)
子ども百景「ペコちゃん」(子ども調査研究所長・高山英男)
活字の周辺『きけ わだつみのこえ』(評論家・塩澤実信)
はやり歌「ボタンとリボン」(音楽文化研究科・長田暁二)
食の情景「ポテトチップス発売」(ジャーナリスト・中居あさこ)
生きもの往来「カモガヤ」(「サイアス」編集長・柏原精一)
映画「また逢う日まで」(映画評論家・宮本治雄)
冥銘録[物故者を追悼する]
長岡半太郎(朝日新聞論説委員・武部俊一)
吉本せい(評論家・矢野誠一)
池田成彬 ほか
ふるさと人国記6 青森(下) 思想信条を超えて通う情の世界(前「東奥日報」論説委員会・和田満郎)
素顔の宰相6 芦田均 昭電事件でつまずいた自信家(政治評論家・冨森叡児)
歴史をあるく 原点と歴史に釘づけ パチンコ博物館(ジャーナリスト・平見睦子)
広告と生きた世紀6 市場調査から生まれたアイ・キャッチ戦略1号(広告評論家・中井幸一)